>假名遣は語源に本づいてゐる。

仮名遣いは語源とまったく関係がない。
「ものをくふ」(ものを食べる)という場合、
「も」は「毛」から出たもの。
「の」は「之」から。
「を」は「遠」から。
「く」は「久」から。
「ふ」は「不」から。
どの漢字の語源とも全く関係ない。

仮名遣いはあくまで表音表記。
それぞれの仮名は意味を持たない。

ゐるといるは、当初発音が違っていただけの話。

「わ ゐ ゑ を」の発音は「うぁ うぃ うぇ うぉ」といった発音だった。
音が違うからその文字なのであって、語源とはまったく関係がない。