いわゆる宇治十帖は本編とは全然雰囲気違うし始まりも終わりも唐突
「雲隠」の前の「幻」巻の和歌は冒頭の「桐壺」の巻と呼応していて物語のクライマックスとして秀逸。もし本来はここで終わりだったと考えれば辻褄が合う
それ以降の巻は別人が書き足したんだと考えれば「雲隠」が欠けている理由も説明できる