近刊
【極秘公文書と慰安婦強制連行 ― 外交史料館等からの発見資料】
今田真人(著) 三一書房 2018/2/1

2014年8月の「朝日新聞」の吉田証言検証記事以来、「慰安婦」強制連行
そのものを「虚偽」だとする言説が一挙に広められ、いまや日本政府の公式
見解にさえなった感がある。

朝鮮人「慰安婦」強制連行が本当にウソなら、当時の公文書を調べれば、
いろいろな証拠が出てくるはずである。

この問題意識こそ、私がいまだに「慰安婦」関連の公文書を探し続けている
最大の動機である。

・・・公文書を所蔵する全国のさまざまな図書館や文書館を訪ね歩いてきた
が、もっとも多くの関連公文書を発見できたのは、外務省の外交史料館だっ
た。

同館は私にとって「宝の山」なのである。

そこで発見した公文書はどれも吉田証言と矛盾せず、その正しさをさらに裏
づけるものとなっている。

■著者紹介
今田真人(いまだ・まさと)
1955年生まれ。名古屋大学文学部史学科卒業。元「しんぶん赤旗」記者。
2011年6月からフリー・ジャーナリスト。