ネトウヨというか政治に没入しすぎるヤツらに対してワイはずっと考えてた
ヤツらは「アイデンティティを求めて政治に没入する」っていうのが定説だけど、それが本当なのかってのがずっと疑問でな

思想対立という意味ではマンハイム的に「科学的な意味での政治学は条件付きでしかありえない故に、何が正しいユートピアかを論じる事は原理的に不可能であるからだ」ってなるけど
どうも過激な政治思想を持ってるヤツらはそういう所以前の問題な気がするねんな
そういう事をすればマンハイムが言ったように他者からの批判を通じて懐疑するようになって、自己が囚われている社会的存在拘束性からいずれ開放されると思うねん
でもあいつらってどれだけ批判を受けても同じところをぐるぐる回っとるやん、懐疑を持つ事がないねん
だから思想の違いっていうカテゴライズでネトウヨやらパヨクやらっていうのは片付けられないと思うねんな

じゃあやっぱりアイデンティティについて色々考えるのが正しいのかなあと思ってたらふとニーチェの国家論を思い出して
ざっと振り返って見てみたら……
「英雄たちと尊敬すべきものたちを取り巻きにしたがるのだ、この偶像、国家は」
「見よ、国家があまりに多すぎる人間たちをどんなにおびき寄せているかを」(ツァラトゥストラ)
「およそこの世に存在する最も反文化的な病気と背理ともいうべきナショナリズム」(この人を見よ)
この辺を見るとニーチェは末人的人間をおびき寄せる物としてのナショナリズムを既に指摘してたんだなと

でも、いくらなんでもあそこまで極まってしまうのにはまた別の要因があるような気がしてならないンゴ……
戦時でもないのにあの下品すぎる動画に罵倒、暖かい所から決して動こうとしない姿勢
あれは最早、ナショナリストとかそういう次元で考えられるもんなんやろか?
なんかもっとグチャグチャな何かな気がして仕方がない
なんかこのモヤモヤした気持ち悪さを埋めてくれるような思想や学説あったら教えてクレメンス