自民党の穴見陽一衆院議員(大分1区)が衆院厚生労働委員会で、
参考人のがん患者の意見陳述中に「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしていたことが分かった。
穴見氏は21日、「心からの反省とともにおわび申し上げる」と謝罪するコメントを発表。
高鳥修一委員長(自民)は同日、穴見氏に口頭で厳重注意した上で、
参考人に書面でおわびする意向を記者団に明らかにした。

穴見氏は、「魔の3回生」と呼ばれる2012年衆院選の初当選組。
15日の厚労委で、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案の参考人質疑の際、
立憲民主党が推薦した日本肺がん患者連絡会の長谷川一男理事長にやじを飛ばした。
コメントでは「参考人の発言を妨害する意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」
と釈明した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062100979