ハンJ読書部☆2
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アホなネトウヨにならないためにも読書して知性を磨きましょう。 現代思想2018年4月号 特集=現代思想の316冊-ブックガイド2018-
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3147
最近これ買ったけど色々なディシプリンの最新事情が載っててたのC
『享楽社会論』『日本神道史』とか前スレで話題になってた本もちょくちょく載ってるンゴ >>3
外国語に関するやつどんなのがあった?
言語学に限らず 逆に考えるんだ
博識な数人のなんJ民に学んで自分も博識になるんだ ロールズもノージックも読みたいやけど
手元置こうとすると鬼高くて草生えるンゴねえ カロリン・エムケ『憎しみに抗って-不純なものへの賛歌』みすず書房
https://www.msz.co.jp/book/detail/08670.html
これドイツでベストセラーになった本らしいやね 柄谷行人 岡崎乾二郎, 島田雅彦, 渡部直己浅田彰, 奥泉光,スガ秀実『必読書150』太田出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4872336569
前スレで柄谷・渡部・スガとかの近大文藝学部と『批評空間』の名前が出てたけどこのブックリスト出た当時そこそこ話題になっとったな
「ニューアカの連中が教養主義やカノン主義を押しつけるのっておかしいやろ」って批判も多かったけど
時枝誠記とかジジェクあたりの変化球が必読書扱いされてたんで妙に記憶に残っとるわ ワイこの本読んで文学部入ったから渡部の件はショックやわ
一回生で見てみたかったわ絶滅危惧種の文芸評論家やし
まあこのブックリストも全然読めてへんけど
難しすぎるねん日本語やのに 今まで読んだなかで一番よく分からなかったのは『人間の建設』ですかね
小林秀雄も岡潔も知識量おかしい… 知識良おかしいと言えば淀川長治・山田宏一・蓮實重彦の「映画千夜一夜」
まず出てくる映画で今手軽に見れるものの少なさよ ワイも『必読書150』にやられた口やな
批評空間ブランドと「これを読まなければサルである」って煽りは影響力あった 中身はまたちゃうやね
どっちも「どう考えても若いうちに全部は無理」とか
「そもそもレベル高すぎて段階踏んでない」
というのを無視したら名著リストとしてはかなり有益や 小林秀雄の文体はそこまで好きではないけど小林秀雄の講演はすごいすこ
軽妙洒脱で落語みたいや
小林秀雄「魂の存在について」
https://www.youtube.com/watch?v=bfhqqi9gkPo ロボットはなぜ生き物に似てしまうのかって新書読んだけど面白かったわ
如何にロボットが発展途上で生物に似ざるを得ないのかが微妙に分かった気がする
中卒でもわかるくらい図が入ってて平素な文体で良かったけど文庫本と比べるとちょっと物足りんかったな
ただあれ以上突っ込んだ話をされると理解できんかったやろうけど
工学的と言うより進化論や生物学に近くておもろかった とはいえ自分が楽しいだけで突き進んで
ネトウヨさん化は不味いかもしれんな
積極的にいろんなものを読んで中和や >>15
日本映画も国立映画アーカイブ(旧国立近代美術館フィルムセンター)行かないと見られないような作品やしなあ >>24
じゃあ読む価値ないかというとぐうおもろい
ぐうおもろいから出てくる映画が見られへんことに狂いそうになる 小林秀雄は戦時中のアレっぷりがね……
『近代の超克』で同席した下村寅太郎が小林たち「文學界」グループの発言のひどさに辟易して以後ひどく嫌っとった話も実際の文面を見てみるとわかるで
小林秀雄や河上徹太郎より圧倒的にアレなんは左翼から転向して極右になって戦後ものうのうと生き延びた林房雄やが 『近代の超克』は中村光夫の「「近代」への懐疑」だけはまともに感じたで
たしかに座談会は小林をはじめ文學界グループが戦争の高揚感でなんか陶酔しとるな
一日目は下村寅太郎の科学の議論に対して小林や林が無茶な言いがかりをつけてるし
二日目は西谷啓治の歴史観の議論に小林が噛み合わない議論してるンゴ 高見順の敗戦日記に敗戦翌日に鎌倉文庫で会った人達の名前がずらずら並べてあるんやけど
「林房雄、小林秀雄(両名酔っている)」と書かかれとったのがちょっと草やった >>4
言語学の項目がなかったからなんか少なかったンゴ
W.G. ライカン『言語哲学』
飯田隆『言語哲学大全』
くらいやね
「人間以後の人間論」に載ってるポストヒューマン論の本の数々が面白かったわ
シャナハンの『シンギュラリティ』読んでみるで >>20
あの文体一回書いてからバラバラにして切り貼りしてるからなガチで
それ知るといきなり腑に落ちるで小林文体 >>27
小林と中村の違いは歴史意識の有無やろなあ
小林秀雄の歴史意識の欠如は『ドストエフスキイの生活』序章の「歴史とは母親が死んだ子供のことを思うようなもの」発言なんかが有名やけど
小林はボードレールからランボーに行ったからロマン主義的な天才観を引きずったまま、さっさと近代という時代に「歌のわかれ」をぶつけてしまえる
それが中村光夫になるとモーパッサンからフローベールに遡ったから、ロマン主義から切り離されてリアリズムが出てくる歴史的経緯みたいなもんを体感的につかんどる
中村は日本文学にしても二葉亭四迷まで遡るところから始めとるから「近代」に対して冷静な目を向けられたんやろなあ
まあそのせいで異端扱いされてまったく話を振ってもらえなかったわけやが
下村寅太郎も数理哲学から出発しつつ、西田幾多郎から「歴史のほうが向いてるんじゃないか」と言われたように『近代の超克』あたりでは科学史に向かっとるし、下村と中村やったら相通じるものもあったと思うんやけどな http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016386/
前スレでも名前出てた日文研の鈴木貞美が『『文藝春秋』の戦争-戦前期リベラリズムの帰趨』って本を筑摩選書から出しとるね
日中戦争〜太平洋戦争の小林・林・三好・横光・川端たち『文學界』グループの分析に全体の3分の1くらいを割いとったわ
くだんの『近代の超克』や京都学派の「世界史的立場と日本」なんかの話も出てくるで
一番面白かったのはオールドリベラリストでありながらも戦争にコミットして戦後はパージされてしまう菊池寛の話やったけど 中村光夫が岩波新書で出してた『日本の近代文学』には大学受験の現代文用の勉強でお世話になったわ ネットに蔓延る価値相対主義や善悪ニヒリズムを克服するために読むべき本あるか?
ラートブルフ、ポパー、ハイエクは読んでるんやけどな
相対主義とファシズムの関連性について論じてる本が他にあれば教えてクレメンス >>35
中期プラトンのイデア論なんかどうや
「パイドン」「クリトーン」「弁明」「国家篇」当たりを続けて読むと中々ドラマチックで面白いで
特に「国家篇」の最後の方では民主主義がファシズムに至る仮定を説明してたで >>36
サンガツやで
しかしポパーも指摘しているようにプラトン自身が全体主義的傾向あるんやなぁ 政治学で元東大総長の佐々木毅が『プラトンの呪縛-二十世紀の哲学と政治』でファシズムがプラトンを悪用した例を紹介しとったな
講談社学術文庫に入ってる ファシズム関係ないけど相対主義については入不二基義の「相対主義の極北」がぐうおもろかった
相対主義自体を延々と相対化したら実は実在論に近づくいう話や
相対主義系やけどリベラルなんとしてはリチャード・ローティも外せんな
あとデリダが「脱構築とは正義である」みたいに
ただの相対化と脱構築に一線引いてたのも見逃せんところや 「アメリカの黒人演説集」良かったンゴねぇ
新映像の世紀とかに出てくるマルコムXとかキング牧師以外にも色んな人の演説が載ってて、黒人というコミュニティのなかでも色んな視点があるんやなあ(コナミ)って思った
日本だとアイヌ、琉球民族、在日朝鮮人とかにも通じる話じゃないかな 思想や哲学にあんま興味持てないわ
結局お前がそう思ってるだけだろって気がしちゃう
科学哲学は面白かったし、思考実験的な小話系は好きだけど >>15
淀川長治、怪物級の映画評論家だわ
蓮実山田を掌の上で転がしてる >>43
たまに「淀川長治みたいなのは好きなものを面白いというだけの評論」
みたいなん言うとるやつおるけどわかってへんわ
淀川長治は何を語るかに限らず「評論家」いうもんの一つの究極やと思う 俺は淀川は好きになれんなぁ
あいつが好きな女優の話に興味わかんってのもあるし
逆に俺が知りたい映画の演出論とかあまりしないから
おまけに案の定というか女性差別主義者だしな >>40
入不二基義の本面白そう
読んでみるわサンガツ 全然分かっていないんだけど、
実在論ってその実在するもの自体は知覚できるって立場なの?
できないつってんならカントと変わらないよな
じゃあ、「人間が知覚したとおりに事物は実在しています」が実在論? >>42
本には唯一絶対の正解が書いてあると思っちゃうタイプか
誰がどう思ってるか知るのも楽しいで
著者とお喋りしてるみたいなもんや >>42
ワイがそうなんやけど、批判的に読むのもおもろいで
「こいつ、教科書に載るレベルの奴やのにここの議論ガバガバやんwww」みたいな
で十中八九そういった突っ込みは既にされててそれについてまた読んでくみたいな 表現の仕方が違うだけで人間の内面の多様性なんてほとんどないと思っとるからどんな内容の本でも気にならんなあ
主観のなかでできるかぎり客観性にこだわることは大事 ネトウヨが相対主義大好きなんはやっぱり漫画やアニメで「正義の反対はまた別の正義」みたいな陳腐なメッセージが溢れてるからなんやろか なんらかの勢力と自分を同一視しとるからやない?
その場合その何らかの勢力にはそりゃ絶対主義的に言えば批判される面が1つくらいはあるやろうから
相対主義化することで心の安定を保つって言う オタク系のネトウヨは相対主義的
精神世界系のネトウヨは絶対主義的やと思う
リベラルもそうやから排外主義と相対主義に絶対の関係はないと思う >>32
せやなあ
小林は「故郷を失った文学」(1933)あたりでは近代化は西洋化と同義なんだから
「日本精神」や「東洋精神」で対抗しても意味がないって単純な欧化主義をとってたから
それが右旋回するとコロッと変わってまうんやな
戸坂潤が批判してた「科学」抜きの「文学主義」の陥穽ちゅうか
たしかに中村は『二葉亭論』でデビューしとるから文学史や歴史的経緯に目配せできとるね
戦争中の小林たち『文學界』グループの歴史意識の欠如ってなんなんやろなあ
保田与重郎たちの日本浪漫派ともまたちょっと違う感じやね (自称)リベラルの相対主義者がいわゆる冷笑系やろ
人権という普遍的価値を相対化した時点でそれは正統なリベラリズムの定義からは外れるからな
ウヨ名乗ってようとリベラル名乗ってようと相対主義掲げた時点でファシズムに接近するんや
「真のリベラルなら寛容の敵にも寛容であるべきだ!」なんて冷笑系の口癖やん?
相対主義がナチスを生んだなんてのはラートブルフ以来の通説やで 冷笑系はともかくネトウヨ全体が相対主義だとするにしては攻撃対象にも何か言い分や正当性があるはずだという視点が欠けてる気がする 「表現の自由」に関してはこれ割と面白かったで
ナカニシヤ出版の倫理学シリーズの一冊やけど
05年にもう「ヘイトスピーチ」って単語があったんやね
藤野寛・齋藤純一編『表現の〈リミット〉』ナカニシヤ出版、2005
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b134301.html
目次
I 他者と表現の〈リミット〉
1章 現われの消去――憎悪表現とフィルタリング――
2章 傷つける表現
3章 憎悪の再生産――ヘイト・スピーチとメディア空間――
II 芸術と表現の〈リミット〉
4章 アドルノとエンツェンスベルガー――〈アウシュヴィッツ〉以降の表現をめぐって――
5章 文学的表現と応答性――柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」――
6章 〔ヘテロ〕セクシズムと表現のリミット
7章 戦争報道写真――惨劇を再現することの困難性――
III メディアと表現の〈リミット〉
8章 パロール・エクリチュール・メール――デジタル・メディア時代における言語――
9章 「顔」をめぐる倫理と政治――顔認識における四つのイメージ――
10章 表現の自由と人格権と――『週刊文春』事件の衝撃――
11章 大衆の欲望と表現の〈リミット〉――『ビッグ・ブラザー』考―― >>56
新興宗教とかカルトからネトウヨに入った層やな
幸福の科学とか 表現の自由戦士寄りやがジョナサン・ローチの「表現の自由を擁護する」もわいはすこ >>61
ああいうのは一般に「ネトウヨ」と言われる時に想定される大衆型のネトウヨとはちょっと違う気もするが
どっちかと言うと従来の右翼に近くないか? >>63
どうやろな
テキサス親父のバックに幸福の科学も関わってるらしいし
無縁ではない気がするし
古いタイプの右翼運動とも一緒にしてええのか 保田与重郎をしっかり読んでみたいんやけど「日本の橋」ですらワアには難しかったゾ
なんかいい解説書ないですかね…? 幸福の科学が従来の右翼ってのは何が理由?
ネオリベ型右翼は、少なくとも日本では最近の現象かと
ついでにいえば、ネオリベ型右翼は冷笑系とかなり被る >>66
従来の右翼や保守というのは宗教的信仰というか何かしらの絶対的価値観に根差してるやん?
ネトウヨはそういうのがなくて宗教的信仰であれ人権のような普遍的価値であれ「絶対的価値観を信じる」ということを徹底的に冷笑するやろ https://www.amazon.co.jp/dp/0299148742
スタンリー・G・ペインっていうファシズム研究の大家が『A History of Fascism, 1914-1945』って本で
90年代当時の日本のファシストとして挙げてたのが幸福の科学と笹川良一やったな ネトウヨが相対主義ってのが納得いかんわ
具体的にどこが? >>66
> ついでにいえば、ネオリベ型右翼は冷笑系とかなり被る
慧眼
「ネオリベ型」保守って、宮台なんか典型だと思うな
宮台の「南京事件」への論評酷かったなあ >>69
人権とかの普遍的価値を頑なに認めたがらないとことか
宗教をカルト呼ばわりして敵視したり弄りの対象にするとことか
「リベラルは寛容を説くなら差別的言説にも寛容でいろ!」みたいな主張とか
DD論大好きなとことか
アニメや漫画でありがちな「正義の反対はまた別の正義」とかいう安っぽい正義ニヒリズムが大好きなとことかやな 相対主義的な言いがかりは、あくまで「的」なだけであって、自分たちの行いや主張を含めて相対化しようとはしない
要するに小中学生が言うような屁理屈であって相対主義ではないと思う ネトウヨは宗教ではない。むしろその逆張り
あいつらは宗教のように何かを信仰したり、何かしらの絶対的価値を認めることを徹底的に冷笑するやろ
ネトウヨの本質は(宗教とは正反対の)ニヒリズムというのは散々指摘されてきたことや
ネトウヨの出発点にあるのは客観的正義に対する懐疑や
だから人権とかの普遍的価値に対して反発するんや
保守主義は普遍的価値としての人権を認めないけど慣習や道徳という客観的正義を設定するからこれまたネトウヨとは相容れないんや
故にネトウヨは従来の保守とも違うんやな
ネトウヨの根底にあるのは客観的正義に対するニヒリズム、すなわち価値相対主義や
で、そういう「客観的正義を無意味と見なすニヒリズム」ってどこで熟成されてきたのかと言えば漫画やアニメなどのオタク文化なんやな
「正義の反対はまた別の正義」的なアレや
これがネトウヨとオタクは親和性高いと言われる所以や ネトウヨやオタクって普遍的価値や客観的正義を認めることを異常に嫌うからね
「正義の反対はまた別の正義!(キリッ」で何でもかんでも相対化して悦に浸ってるようないい歳した中二病患者が多い
よく勘違いされるけど自由主義と相対主義は本質的には相容れないんだよね
保守主義的自由主義にしても自然権的自由主義にしても正義の原理を絶対化するからこそ自由を維持できるというのが根幹の思想
相対主義は自由の敵をも許容するからむしろファシズムと相性が良い
「この世に絶対的な正義なんてない!」「絶対的な正義なんて掲げる奴は多様性の敵!」と喚くオタクや自称リベラルほどネトウヨ思想に陥りやすいのはそういう理由
俺は何度も指摘してるんだけどネトウヨって保守主義よりも功利主義と親和性高いんだよね 相対主義嫌いおじちゃんよ
コピペ演説も別にええけど
せっかくやからおすすめの本の話もしていくんやで 多元主義と相対主義は全く別どころか対立する
ネトウヨは相対主義を盲信し多元主義を憎んでいる、とするのが正しい
ネトウヨのいう「普通」というのは「最大多数の」という程度の意味しかないよ
あくまで全てを相対化した上での多数決の意見が正しい、自分はその多数派だと言いたいだけ
あいつら民主主義=多数決と思ってる節あるやん?
保守主義においては自然法、リベラリズムにおいては人権などの客観的原理を設定してそれは覆してはならないとするのが自由主義の基本だけど
その根本的な原理を多数決や人定法でいとも簡単に覆せると思ってるのがネトウヨ 法学者か誰かが今の日本を見て「日本には民主主義は早すぎたのかもしれない」って言ってたのが印象深いンゴねぇ
他国みたいに血を流して手にいれた民主主義と価値がやはり違うんやろうか 相対主義とまで言うかはともかく
最低限自分の思考や常識を
絶えず相対化していくのは健全な知性やろ
苅谷剛彦の「知的複眼思考法」とか小田中直樹の「歴史学とはなにか」
はここら辺がより実践的にわかる >>76
相対主義批判なら
ラートブルフ『実定法と自然法』
ポパー『よりよき世界を求めて』
このあたりは鉄板やね
それと俺が一番薦めたい本はベタやけどオルテガの『大衆の反逆』やな >>81
ラートブルフはおっちゃんがよく出してるが初耳やな
今度読んでみるわ
アイザイア・バーリンとかは好かんのか? >>82
多元主義と相対主義の違いやね
バーリンは多元主義擁護で相対主義には批判的やったはずやで
今度熟読してみるわ 状況分析したところで「正しさ」をどう担保するのかまで踏み込めてない時点で片手落ちだわ それに一神教嫌いなのはネトウヨとかの問題じゃなくて日本全体の問題なんじゃないのか イアン・ハッキングの『知の歴史学』読んでるけど現代版フーコーって感じで面白いゾ >>86
ファッ!?5000円!?高すぎますよお。君らお金持ちなんけ? >>87
勿論図書館で借りたゾね
ハッキングなら『表現と介入-科学哲学入門』はちくま学芸文庫に入ってるからお手頃価格ゾ〜 >>88
これなら買えそうや、詳しくありがとナス! >>77
ネトウヨとニヒリズムや相対主義に関する考察とか誰か書いてないんやろか
記事でもいいからあったら教えて ネトウヨがニヒリズムなんじゃなくて
共同体が崩壊して個人がアトム化した結果、ニヒリズムが蔓延して
意味を求める孤独な個人がネトウヨ的なナショナリズムと結びついたっていうほうが正しいのでは
なんでネトウヨ=ニヒリズムという単純な考察になってしまうのか そこら辺が詳しいのはジグムント・バウマンとかやろか? >>91
そういった点ではオウム真理教の考察がそのまま流用できるかもしれんな
あれなんてまさしく共同体≒既存の宗教の崩壊と現代社会の中での個人の孤立化と意味を求める個人が新興宗教にって典型やん 個人個人の関係がある人はそこに意味を求められるけど
意味が持てるぐらい密接した関係は互いのエゴのぶつかり合いにもなるんだよなあ >>91
だから俺は何度も言ってるんだよね。ネトウヨは宗教ではなく宗教が崩壊した結果だと
53マンセー名無しさん2018/06/25(月) 06:55:32.95ID:CHPiwNZf
>>51
それは違う
宗教という中間コミュニティが解体された結果、人は国家にしか帰属できなくなるんや
原子に解体された人間が自分と国家と直接結びつけるようになって生まれたのが国家主義 多元主義:異なる意見がいくつあってもいい。その中に真理が複数あることもある。
相対主義:客観的真理は存在しない。全ての意見は等しく無価値。
真の保守や真のリベラルなら多元主義を目指すべきなのに、ネトウヨやパヨクは相対主義を多元主義と混同している
それが今の日本の問題点だと俺はずっと考えている 前スレでガリレオの指勧められたから読んでるけど内容あんまり理解できない
自分の頭の悪さと学の無さに涙が出、出ますよ >>97
何回も読み直してるうちに理解できるようになるからヘーキヘーキ >>65
桶谷秀昭や福田和也みたいに同じく文芸評論家がやってる保田論はわかりにくいからキャンセルだ(アンニュイ)
やっぱり橋川文三の『日本浪漫派批判序説』は鉄板だと思うゾ
http://www.perikansha.co.jp/Search.cgi?mode=SHOW&code=1000001031
あとは『保田與重郎研究―九三〇年代思想史の構想』って本がありますねえ!
思想史学からのアプローチだからわかりやすくていいゾ〜コレ >>96
確かにいろんな意見を聞いて理解することは大事だ
カウンターヘイトではなにも解決しないどころか
心の卑しさをまる出しにし対立が深まるだけ
しかし現状をシビアに考えた結果保守的になってしまう
左翼もそうとう胡散臭いからね
その考えを表明するとネトウヨとひとくくりにされる
ただの愉快犯と思われているナンJ民を見にきたけど
こういう考えを持ってる人もいるんだね >>100
まぁ多元主義の文脈で言うなら「寛容の敵に寛容を許してはいけない」というのが真理やね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています