彡(゚)(゚) ハンJ マルクス経済学部
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
彡(゚)(゚) マルクスの『資本論』は、左翼の永遠のバイブルであると同時に、戦前戦後右翼の思想的支柱でもあったんや
彡(゚)(゚) 「パヨク」「ネトウヨ」と言う前にマルクスの思想に触れておくことは大切や
◆入門書
・池上彰『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』
寝っ転がっても読める入門書。資本論全3部のうち第1部のみを解説。
・デヴィッド・ハーヴェイ『〈資本論〉入門』、『〈資本論〉第2巻・第3巻入門』
池上著と違い資本論全3部をカバー。くだらない抽象論を全てカットし、具体的に話をするので読みやすい。
・伊藤誠『「資本論」を読む』
東大名誉教授による入門書。上記2著に比べて難解だが、薄いのでまとめに役立つ。 大月書店の国民文庫で翻訳担当してるマルクス=レーニン主義研究所って具体的なメンバー誰なんやろ
日本共産党系の団体みたいやけど… >>23
「労働量に応じて受け取る」は社会主義で「必要に応じて受け取る」が共産ちゃうんか? >>198
ああそういう区別なのか
調べたらレーニンの『国家と革命』の説明なのね
でもそうするといよいよ共産主義ってのは夢物語だなぁ 神を地上に下ろしたのはフォイエルバッハやね
>>186
どうでもいいが『空想から科学へ』は『反デューリング論』のパンフレットverだから初出ではないはずやで 資本論以外の著作ってなに読めばエエんや?
マルエン全集は数が多すぎて選別できないんやが 野呂の『日本資本主義発達史』の初版本が実家の倉庫にあるんだが売れるのかな? >>197
あそこ、今は社会科学研究所とかという名前になってるはずや >>202
古書価格は高くないけど勿体ないからとっておくとええで
野呂が師匠の小泉信三に匿ってもらうとしてエピソードすき
非合法共産党時代では宮本顕治よりスケールの大きい理論家やったな野呂栄太郎
第二次共産党なら福本和夫で非合法共産党なら野呂栄太郎 伊藤誠さん、今年出した新書読んでみたけどダメダメだな
マルクス関係なく経済史をだらだら書いてる部分が多い上に、共産圏の評価が甘々すぎる
シュトレークやハーヴェイのほうが断然いいわ エンゲルス亡きあとのドイツ社会民主党
右派ベルンシュタイン・中間派カウツキー・左派ローザ=ルクセンブルクの関係について書いた本ないやろか
とりあえず図書館で>>85の河合栄治郎「ドイツ社会民主党史論」の入った全集と山本佐門著『ドイツ社会民主党とカウツキー』(北大図書刊行会)という本は見つけたけど三者の関係がまだよくわからん…
そこにレーニンも関わってくるからややこしいンゴ >>206
twitterで若手研究者に聞いてみたら?
素人だとローザすら読めてないってのが大半だろうし >>207
ローザ読めない若手研究者なんかいるのか・・・(驚愕) 誤読してる
「読めてない」のは研究者じゃなくて、「素人」 岩波文庫に入ってる『賃労働と資本』あたりはモスクワのマルクス・エンゲルス・レーニン研究所のテキスト使ってるから
序文でやたらとドイツ社会民主党を攻撃しとるね
1933年のナチ党政権誕生間もないから危機感も強かったんやとは思うが 伊藤誠と聞くと脊髄反射でnice boatを連想してしまうんやが 伊藤誠は宇野弘蔵―鈴木鴻一郎ラインの後継者に当たるけど
芥川賞作家でポルノ小説家の宇能鴻一郎は宇野と鈴木の名前を拝借してペンネームにしたそうや 宇野の書く文章は難解すぎるわ。マルクス本人よりムズいやろあれ
その上マルクスみたいに統計資料とか引っ張ってこないから、何を根拠にそれ言ってんの?ってなる geocitiesに国民文庫の電子データを乗っけてる奴がいるんだが著作権大丈夫なんか?
http://www.geocities.jp/mlismtxt001/ ジオシティーズ自体来年閉鎖するからそのまま消えるだろうな
しかしすごい労力だ Youtuberって「生産手段から自由」だった労働者が、PCと撮影機材だけで商品を生産できるようになった結果だよなぁ
Youtuberや芸能人が信者囲ってサロン開いて金集めてるのもこれと同じ
生産した価値をほとんど搾取されずに自分のものにできちゃうから一般労働者より断然稼ぎがいい
さすがにすぐにこれが一般化することはないだろうが、国民のほとんどが何らかのチャンネルで副収入得るようになったら資本主義の性質もちょっと変わるかな マルクス理論的にはどうなんだろうな
生産手段を独占する資本家と無産階級という立て方は生産手段が高額で資本家や国家しか持ち得ない事が前提になると思うが
生産手段の低額化が起きてしまったので誰でも持てるようになった
こうなると階級闘争というものの解釈にコペルニクス的展開が必要になると思うが 生産手段の所有者って観点からはYoutuberも従来の文筆家なんかもさほど変わらへんのと違うか?
文筆家は紙とペンだけで原稿書けても大量に流通させるために大抵は出版社に頼って利益の一部を印税として貰うわけや
同様にYoutuberはカメラとPCだけで動画を作れても視聴者に見せて収益化するためyoutubeに投稿すると
動画はgoogleのデータセンターつこうて配信されてgoogleの利益の一部がYoutuberのアフィ報酬になるわけやろ?
違いがあるとすれば極少数の読者や視聴者しかいないニッチな商品を流通させられるかいう点やろな 出版業界の実情とか著作権法について勉強したことないんで印象論だけど、作家の印税の割合が6%〜12%って聞いちゃうと労働者と大して変わらんのではって思ってしまう
生産手段の有無だけでなく、生産した価値のうちどれくらいの割合が自分のポケットに入るか(≒商品の所有権・著作権をどれだけ領有しているか)も考慮しないと、実情に合った考察にならんかもな そう考えると本部にとんでもないロイヤリティ取られてるコンビニとか、ひどい扱いされてる下請け企業みたいに、資本家間においても搾取は生じてるわけで、この辺をどう捉えたらいいのかって話にも広がっていくんかね ごちゃごちゃしてしまったが「生産手段を所有してるかどうか」って観点だけだとあまり社会の実情を説明できないってのは間違いなさそうね これはもっと細分化して考えないといけないと思うんだが
作家の場合は原稿を書いた後それを出版するのは出版社で印刷するのは印刷所、流通するのは運輸会社、販売するのは店舗と
数々の仕事が関わりその大元で経費を支払うのが出版社
作家が自分で製本して自分で売ってるのでは無いので各々の仕事に自分の取り分を主張する権利がある
印刷会社、運輸会社は売上に関わらず自分らが動いた分だけの金額を請求し、作家、出版社、店舗は作品の売上に比例した金額を得る
売上がいくらであったとしても出版社は印刷会社運輸会社に請求された金額を払わないといけないので赤字が出るリスクは出版社のみが背負う
もっと言えばこれに道路の保全費などが関わるのだがこれは公共資産として公共で賄われるので除外
各々の仕事の分量や人件費から考えれば作家の印税が6%〜12%というのが一概にひどい搾取の結果だとは言えない 今のIT系って生産手段ってどこからどこまでなのやろ
Googleとかの検索サービスなんかは社会的所有のように見えながら本質的にはGoogleの私的所有や たしかにIT系って未整理だね
GoogleもYoutubeも、サービスはユーザーに無料で利用させるけど、金払うのは広告主というモデル(テレビもそうだけど)
そういう意味ではここでの商品は「広告の場を提供すること」なのかね。その価値を労働価値で測るのは難しそうだなぁ
広告主の多くはメーカーなどの生産資本なわけで、剰余価値の分け取りが(商業資本におけるのと同様)ここでも起きている。
広告資本とでも言うべきものを独立して認めるべきなような気がする ソシャゲ、動画配信サービス、Facebookなんかも考えないとなぁ マル経と接続できるかよう分からへんが、その手のいわゆるプラットフォーマーは産業組織論なんかやと二面市場て言われとるな
例えばGoogleなら広告主に広告の場を提供する市場とユーザーに検索サービスを提供する市場の両方で競争しとると考えるんや
このモデルはITに限らずクレジットカード(カードホルダーと加盟店)やJASRAC(楽曲の利用者と著作権者)など広く見られるもので
カードホルダーから年会費を取るクレジットカードがあるように必ずしも一方のサービスが無料とは限らないで >>226
おもしろい。いい入門書とかある?
Amazonだとアルマが評判いいみたいだが >>227
二面市場(両面市場)は比較的新しいトピックなせいか入門書やとなかなか触れてない印象があるな
とりあえず"Two-Sided Markets"でググって出てくる大学の講義資料や研究機関の調査レポートを見るだけでも
問題をどのように捉えてるかっていう定性的な部分を大ざっぱに把握することはできると思うで
今適当にググって見つけた日本語の入門的資料やとこんなんとか
https://rp.kddi-research.jp/download/report/RA2009023
http://www.tku.ac.jp/~kuroda/20100423_NI.pdf
より詳細な議論を知ろう思うたら論文にあたるしかないんやないかな >>228
わざわざサンクス
近経にもこういう分析あるんやな。さすがにミクロぐらいはちょっとやっておくか・・・
ぐぐったらビジネス本の中に平易な解説書あるみたいだからまずそれ読んでみるわ 民青の方なんか?
毛沢東とかゲバリスタとかはどうなんや マルクス経済学は労働価値説という根本的に間違った学説に基づいているので、まったく役に立たない
インフレデフレについてもまったく説明できないし、貨幣数量説や貨幣中立説も取り入れていない。
まったくの役立たず。ただの宗教の教義に成り果てている。 結局、この役に立たないマルクス経済学に基づく共産主義を目指す社会主義国家建設をしたソ連は崩壊した。
これに対する真摯な検証や反省なしに共産主義者たちは尚も理想は共産主義国家と言っている。まあ、それをやったら共産主義自体が成り立たないことが判明してしまうため、やらないのも無理はないがw マルクス経済学のうち、労働価値説を採らなくても成り立つ言説についてはどう思う?
たとえば企業者利得論や創業者利得論なんかは現代的なトピックで、労働価値説を否定しても成り立ちうるものだけどこれをどう評価する? >>232
>>233
「共産主義国家」はアホかどうかのバロメーターやね
それ言った時点で共産主義に対する態度が不誠実であることが分かる マルエンが語る共産主義のユートピアに飛躍があるとは感じる
労働価値説や階級闘争は一面の真実を語っているとは思うが
その思考を突き詰めてもたどり着くのはあくまで従前の強者が弱者を搾取する世界の繰り返しでは無かろうか
「より多くの賃金を寄越せ」と賃金をバネに立ち上がる群衆が「貨幣の無い世界」に至る科学的根拠が弱いと感じる 構わんでいい。スレが荒れる
マルクススレは荒れやすいから尚更 何を理想として現実問題に対処するか、その方向性に影響を与えることはあっても問題を解決しようとすることには変わりないしね
労働価値説をとったら役に立つ場面も存在するわけで、功利主義的に考えればいいんじゃない 若手研究者が最近言及してる本
◆斎藤幸平
◇ポール・メイソン『ポストキャピタリズム―資本主義以後の世界』
◇ナオミ・クライン『これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動』
◇アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート『“帝国”―グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』
◇デヴィッド・グレーバー『負債論 貨幣と暴力の5000年』 ◆隅田聡一郎
◇ヴォフガング・シュトレーク『時間かせぎの資本主義』
◇同上『資本主義はどう終わるのか』
◇ケヴィン・B・アンダーソン『周縁のマルクス』
◇マルチェロ・ムスト 『アナザー・マルクス』
◇ウッド『資本主義に抗する民主主義』
◇アドルノ『不協和音』
◇グレーバー『官僚制のユートピア』
◇ジェイ『マルクス主義と全体性』 ◆佐々木隆治
◇久留間鮫造『マルクス経済学レキシコン 全8巻』
◇大谷禎之介
◇渋谷正
◇ジョン・ベラミー・フォスター『独占資本主義の理論』
◇同上『マルクスのエコロジー』
◇ポール・バーケット そこに挙がっている人らは
ハーヴェイの資本論理解をかなり叩いていたけど
そこら辺素人にはさっぱり分からんな 遠山茂樹の『明治維新』(初版1951)がまだ読まれてると知って驚くと同時に
戦後歴史学が講座派マルクス主義から受けた影響って大きいんやな…と コミンフォルム批判に関しての声明で宮本顕治たち国際派が
徳田や野坂たちの所感派を「チトー主義者」って批判してたのが気になったんやけど
1950年代には「トロツキスト」以外にも「チトー主義者」ってレッテル攻撃があったんやね…
チトーって現代からすると非同盟諸国のスターって感じがするンゴ チトーってはじめて知ったけどWikipedia読むと面白いな。カリスマという感じ マルクス主義を標榜していた人はマルクスにそれほど傾倒していたやろか?
どちらかというと平和についての布告を出したレーニンの民族自決論が当時の発展途上国にウケたというのがあるのではないやろうか?
ベネディクトアンダーソンか誰かが社会主義はソ連→中国→カンボジアというようになるにつれて劣化コピーみたいになったというふうに言っていたが
結局は後世の社会主義者はマルクスの考えた思想よりレーニンやスターリンの築いた社会主義体制のほうを「社会主義である」と認識したんやろうな マルクスの業績は専ら資本主義分析だし、実際の国家建設になるとレーニンに依らざるを得ないってことはあるかもしれない
資本論しか読んでないけど、マルクスの共産主義のビジョンは経済活動を素朴な協同組合で行うってものみたいやし それこそチトーの旧ユーゴを始めとした非同盟諸国ってどこも社会主義国だったような
民族主義と社会主義を並立させたような国
ネルーのインド
ナセルのエジプト
スカルノのインドネシア
こうした流れにあったジンバブエのムガベが去年の今頃まで政権にいたんだから凄いやね 映画の「アンダーグラウンド」見て初めて、チトーってカリスマだったんやなあって思ったわ チトー主義者なんて言葉使ってたミヤケンが後には自主独立言い出すんだからいい加減なもんだわ
冷戦の頃はユーゴは開かれた社会主義国って言われてたンゴ
チトーは社会主義国の指導者では数少ない名君て印象
労働者自主管理はとても良いシステムに感じるが実現を阻むどういった問題点があるのか 宮崎駿の紅の豚はイタリアを舞台にしてると見せかけて、実際はユーゴスラビアがモデルみたいやね
いろんな出自の空中海賊が仲良くやってるのはチトーの下でうまくやってきた多民族国家を表してるとか
アメリカ人へのヘイトが何度も繰り返されるのもその表れ >>253
共産党は過去の否定された路線は全て切り捨てちゃうから勿体ないンゴ
五全協の武装闘争路線
上田兄弟の構造改革論
部分的核実験停止条約の批准に賛成した志賀義雄や中野重治
転向した人間たちは別にしても今の党から否定された路線もなかなか面白いんやけどなあ アンダーグラウンドは明らかにブラックジョーク狙っていたりして
どういう態度で観ればいいのか分からん作品だったな 『仁義なき戦い』の深作欣二と脚本の笠原和夫は渡辺政之輔と丹野セツを主人公に
『実録・日本共産党』って政治アクション映画を撮ろうとしたけど
ギリギリで代々木の許可が得られず断念した…ってエピソードがあるやね
実際に脚本だけが残ってるンゴ 代々木の許可と言うか社長の岡田茂が代々木の組織動員で大儲けを狙ったらNo食らったんでこりゃダメだ撤収て事らしい
その随分あとにあれの政治部分抜いて作ったのが「いつかギラギラする日」だ 『実録日本共産党』のシナリオ持ってるで🙋
『en-taxi』って扶桑社が出してた文芸誌の付録についてた🙆
水野成夫がいたフジサンケイグループの扶桑社から出たのもまた面白い😅 佐藤金三郎『マルクス遺稿物語』(岩波新書)おもろいな
遺されたエンゲルスやカウツキーたちが『資本論』二〜三巻や『剰余学説史』の出版に奮闘する話
のちにカウツキー版は恣意的に編集されたと批判されてしまうけど… 遺した原稿が汚かったからエンゲルスがカウツキーたち助手にマルクスの字の特徴を教えたってエピソード面白かった(こなみ)
ちなみに著者の佐藤金三郎も執筆途中に急逝したので友人が仕上げたというオチまでついとる… アマチュアで勉強してると資本論以降の資本主義分析で何読んだらいいのか分からんな
最近出てるハーヴェイやシュトレークなんかは読みやすいけど、新しく興ってるビジネスなんかの分析は抜け落ちちゃってるし サービス業へマル経を適用した本を読みたいんだけどオススメある? 古い論文ならネット上にPDFであるけどロクなもんがない>サービス
サービスも商品に含めるとすると、商業資本や運輸資本なんかも生産資本に含まれてくると思うんやが、そうだとすると資本論の体系がかなり変わってくるな(個人的にはそっちの方が分かりやすいと思うんだけど) https://www.trier-info.de/english/karl-marx-house-info
ドイツのトリーアにある生家跡かつ博物館のカール・マルクス・ハウスが生誕200周年でリニューアルしたそうやね
中国共産党から送られた巨大なマルクス像があるらしい
あとおみやげで0ユーロ(!)札が売ってるらしいンゴ…行ってみたいわ マルクスとエンゲルスの映画観たい。早くどっかで配信してくれんかな 自分で自分のやる事を決め、欲求に応じて品物が手に入る世界が破綻しない条件は 月並みだけど個々人に高潔さとか自制心があることやろなぁ
今みたいに消費主義の価値観を無自覚に抱いたまま共産主義社会をやるのは無理やろうな
その意味では、共産主義の根底にはキリスト教の価値観があると思うわ 図書館でマルクスの伝記探したら色々あったわ
大内兵衛『マルクス・エンゲルス小伝』(岩波新書)
向坂逸郎『マルクス伝』(新潮社)
ピエール・デュラン『人間マルクス―その愛の生涯』(岩波新書)
木原武一『ぼくたちのマルクス』(ちくまプリマーブックス)
フランツ・メーリング『マルクス伝』(国民文庫)
土屋保男『マルクスエンゲルスの青年時代』(新日本新書)
土屋保男『革命家マルクス』(新日本新書)
ジョン・スパルゴ『マルクス伝』(大鐙閣)
大内兵衛に曰く戦前によく読まれていたのは山川均と堺利彦が訳したスパルゴの『マルクス伝』らしいで
ドイツ社会民主党左派に属したメーリングの『マルクス伝』はほとんど同時代を生きた人間の証言として名高いそうや >>271
条件として倫理観の醸成を求めるとなるとどうも違う気がするなあ
科学的社会主義の観点で言えば成り行きとして当然そういう社会になって行くはずで
別途人格の訓練とかは要らないはずだと思うが マルクスが後の妻となるイェニーに贈った詩は情熱的😍
ライン新聞の記者になるまでは大学教員や詩人目指したりといろいろ進路考えてたんよな🤔 Karl Marx's great-great-grandson backflips for money while sleeping rough on Kingston's streets
https://www.yourlocalguardian.co.uk/news/13924611.Karl_Marx_s_great_great_grandson_backflips_for_money_while_sleeping_rough_on_Kingston_s_streets/
「カール・マルクスの子孫のスケートボーダーがホームレスのために慈善活動してる」って記事があったんで
マルクスって直系子孫おらんかったような…と思って調べたらやっぱりこのボーダーニキが勝手に名乗ってるだけやった
マルクスの子供で天寿を全うして子を成したのってシャルル・ロンゲと結婚した長女ジェニーと隠し子のフレデリック・デムートしかおらんもんな
ポール・ラファルグに嫁いだ次女ラウラは夫婦で自殺するし
三女エリノアは恋人のエドワード・エイブリングに殺されてまうし
割と不幸が多い家庭や >>2-275
資本論とそれに続く共産主義を知るのは結構な話だが「どうしてこうなった?」を
前提条件とする事をお勧めする。
資本論関係で学ぶという意味で読む価値があるのはマルクスの資本論1部とピケティの
21世紀の資本だけ。
他の資本論絡みの共産思想は「失敗した思想」なんだよ。
何故失敗したかというと、マルクスの資本論。マルクス本人が実際に書いたのは1部だけで
後の2〜5部はマルクス本人が書き散らした遺稿をシンパや弟子達が勝手に「こう言いたかっ
たんじゃね?」と当て推量で勝手に編集改変した物を「マルクスの資本論です(ドヤァ・・」
と言ってるだけなんだよ。
で、マルクス自身どこまで資本論を公式に語ってたかと言うと、ざっくり説明すると
・世の中金である。
・金は世の中を旅するものだが資本家はその性質上金を貯め続ける。
・金がどこか一か所で滞留すると自ずと経済は破綻する
・その破綻した先に資本主義に変わる新しい経済が始まる
そこまでは語っているけど、そこから先は具体的に何なのかは全く語ってない。
マルクス本人もまだ調べてる途中に死んだのもあるけどね。 遺稿をエンゲルスやカウツキーが整理したことを知った上で皆承知で読んでるのでは?🤔 いま会計を学んでるんだけど、資本論の体系と似てるところが多くて驚いてる
と思ったら、やはりマルクス自身もエンゲルスから複式簿記について熱心に学んでいたらしくて得心がいった
会計学とマルクス経済学の接続はぐぐっても古い本しか出てこないけど、そんなに熱心に研究されてないのかな? >>277
21世紀の資本論は共産主義が崩壊した後で、改めて書かれた本だから読む価値がある
>>278
マニアは知って当然だけど普通は知らないよ。それに「稿をエンゲルスやカウツキーが
整理した」というのは隠したい事実のひとつだよ。何故というなら弟子達の手にかかって
更には正式にマルクスが語った事ではないしね。 頼むからスルーしてくれよな皆
マルクススレはとにかく荒れやすい いやマニアどころか資本論の基礎知識やろそれ…
未整理の遺構を最初は第四巻のつもりで編集したけど結局は『剰余価値学説史』って書名でカウツキー名義で出したり 同時代人ならヴィルヘルム・リープクネヒトもマルクスの伝記書いてるな🤔
スパルタクス団蜂起で死んだカールの父😑 ここでおすすめ文献挙げてもらうのほんと助かるわ
アマチュアで勉強してると何読んだら良いか分からんところがある >>284
資本論以外は読む必要はない。
それ以外を読むと「赤いネトウヨ」になって世間に迷惑かけるだけだから止めなさい。 ほとんどの人は最初はアンチョコ本を通して理解してるからな(そこで終わってる人も多数)
そうした本を通して全三部の概要をつかんだ上で、改めて資本論を読んで、「やっぱりここは分からん」、「こんなことも書いていたのか!」と学びとっていくしかない
他の経済学・哲学の古典に比べて解説書の類いがたくさんあるから勉強はしやすいが、全三部を人に説明できるようになるだけでも数年はどうしてもかかってしまう >>289
そのアンチョコ本から入るのがダメなんだよ。昔ならそれも許されただろうけど、今は共産主義自体が
失敗した学問だから、まず共産主義が生まれた背景から勉強していかないと「良くて勘違い最悪洗脳」と
いう事になる。今どき天文学を学ぶのに地動説から学ぶ奴いる?今、共産主義を学ぶというのはそういう危
険性をはらんでる。それを理解しないでいきなり勉強すると、しばき隊やハンJ民みたいなどうしようもな
い人間が大量発生するのだよ。 現代の経済学を知りたい場合ならクルーグマンとかマンキューの書いてる
恐ろしく分かりやすい本があって、初学者から一般学徒までカバーしてるじゃん
逆に哲学の場合だと解説書を先に読まないと訳分からんで終わるのがあるよな?
例えば「全体性と無限」とか突然読んで理解出来たら、苦労しないよ。
マルクス経済学ってどっちに近いのかな? 最近書店で見かけるけど猪木正道の『共産主義の系譜』読んだ人おる?
立ち読みしたら面白そうだった 的場昭弘が文献リストで薦めてたんでデリダ『マルクスの息子たち』(岩波書店)を図書館で借りてみたら
デリダにしては意外と読みやすかったんやけどそもそもこれ『マルクスの亡霊たち』(藤原書店)って前著への批判に対する再批判の著やったわ
『マルクスの亡霊たち』の方を先に読めば良かったンゴ 後期デリダは意外と読みやすいんや
初期はガチガチの哲学研究者
中期は文学にも対象を広げてパフォーマティブな書き方を模索してるから読みにくい(このへんを問題にしたのが東浩紀の『存在論的、郵便的』)
後期はわりとハッキリした「文化左翼」みたいに立ち位置が決まってきて、そのうえでお得意の脱構築をやってみせるからわかりやすいんよね >>294
はぇ〜後期デリダは読みやすかったんすねぇ
その中期?にあたる『グラマトロジーについて』は「差延」とかあの辺の概念がクソ難しかった記憶があるゾ
『マルクスと息子たち』は確かにデリダにしては無難な主張が多かったわ
「共産主義運動の担い手は国家でも前衛党でもない新しい担い手を設定すべき」とか… >>292
いま立ち読みしてみたんやがこれ面白いな。買ってきたから今から読む ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています