彡(゚)(゚) ハンJ マルクス経済学部
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彡(゚)(゚) マルクスの『資本論』は、左翼の永遠のバイブルであると同時に、戦前戦後右翼の思想的支柱でもあったんや
彡(゚)(゚) 「パヨク」「ネトウヨ」と言う前にマルクスの思想に触れておくことは大切や
◆入門書
・池上彰『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』
寝っ転がっても読める入門書。資本論全3部のうち第1部のみを解説。
・デヴィッド・ハーヴェイ『〈資本論〉入門』、『〈資本論〉第2巻・第3巻入門』
池上著と違い資本論全3部をカバー。くだらない抽象論を全てカットし、具体的に話をするので読みやすい。
・伊藤誠『「資本論」を読む』
東大名誉教授による入門書。上記2著に比べて難解だが、薄いのでまとめに役立つ。 岩波茂雄が河上肇に資本論の翻訳依頼しようとした時に
小泉信三は「河上は独文翻訳が苦手だし何より熱しやすく冷めやすい性格だからやめとけ」って忠告したみたいやな
河上の生来の飽きやすさに加えて作業中に地下活動に関わり出したから結局上手く行かなかったンゴ
日本で最初に翻訳した高畠素之と改造社の山本実彦は河上訳資本論が出ると決まった時に衝撃を受けたらしい
結局途中で終わってもうたが
五社連盟版『マルクス・エンゲルス全集』の失敗といい戦前の岩波はマルクスの翻訳に苦労させられたな
そのせいで蓑田胸喜や三井甲之の原理日本社に脅迫されるし 哲板のマルクススレに投下したら全く反応なかった文章やが、寂しいのでこっちにも投下しておく
話題の『負債論』読んだわ。めちゃくちゃ長いからまだ斜め読みだけど
結論から言えば『資本論』や『プロ倫』をアップデートする良書だと思う
内容を要約すると、古代においてはお互いがお互いにツケを負い合う素朴な人間関係だったのが、
貨幣の導入・奴隷制などの影響で、数量化可能で冷血な債権債務関係(≒負債)に変化していき、
それが現代人の抱くモラルに対しても影響を与え、ひいては資本主義社会につながる過程を描いた、というもの。
この本において貨幣は、人間同士をつなぎ合うツケを負債に変化させるものとして扱われていて、
逆に言えば負債の発生と同時に貨幣が誕生したとする。 個人的に注目したのは「反資本主義的な思想であるキリスト教の支配するヨーロッパ圏でなぜ資本主義が成立したのか」という
ヴェーバー以来の問題提起に、「負債」をキーワードに明快な説明を与えた点。
『プロ倫』の論理に納得がいかない人は面白く読めると思う。
『資本論』との関係では、『資本論』の中で断片的にしか言及されていない、国家・債権債務・税を体系的に位置づけ、
これと貨幣・市場出現との関係を明快に説明するのが素晴らしい。
ニクソンショック以降の不換紙幣体制下で資本論をどう読むかっていう指針になると思う。
受け容れるかどうかは別として良い本だと思う(値段が高すぎるが)。 資本論との対比であまり語られることはないが「国富論」においても結構資本論と重複する内容が多くてアプローチの仕方が違うというだけ
国富論は労働集約型産業から資本集約型産業への移行が一番楽に稼げて安定する方法と説く >>47-48を投下した後で網野善彦が書いた日本の貨幣史についての文章を読んだんやが、『負債論』と共通する部分があったりして驚いた
「日本でどうして資本主義が早期に発達したのか」ということの一つのヒントにもなってて非常に示唆的だった
やっぱ網野さんは本物やな ワオは素人だからマル経に自信ニキたちの書き込みやブックガイドはありがたいんだ😆 網野は異形の王権くらいしか読んでなかったが、そこまで手を出してたのか。
すごいな 石母田正
網野善彦
黒田俊雄
永原慶二
安楽城盛昭
戦後の日本中世史学者ってマルクス主義歴史学多いしな🤔
日本の歴史学界とマルクス主義については
永原慶二編『講座マルクス主義研究入門4 歴史学』(青木書店)
磯前順一+ハリー・ハルトゥーニアン編『マルクス主義という経験-1930-40年代日本の歴史学』(青木書店)
あたりが詳しいな🙋
青木書店は去年まで半世紀以上歴史学研究会の『歴史学研究』出してたんやけど
色々あって績文堂出版に版元変えられてもうた😭 ◆【上場企業社長 出身大学ランキング】『週刊ダイヤモンド』2016年5月28日号
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□■社会的評価□■ 《ビジネスパーソンの大学イメージ調査》<関東編>/日経リサーチ
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《上位5校》
@ 東京大学 早稲田大 慶應義塾 一橋大学 明治大学 ワイは>>53に載ってる学者さんたちの本で勉強すること多いから、この前日本史やってる大学院生の子に「いまマルクス読む人はほとんど居ないです」って言われて驚いたわ
論文読むときに「商品」、「資本」、「使用価値」、「交換価値」とかマル経用語がポンポン出てくるんだけど、その辺は雰囲気で読むのかな ヒルファディングの『金融資本論』読んでるわ
資本論第3部の擬制資本の話を一般化した内容で、資本論以後の金融資本主義を説明してて非常に面白い
「株式が会社の所有権ってのはウソです」とか、「株価はどのようにして決まるのか」とか、「株式会社は赤字でもなぜ存続できるのか」とか、この辺に興味ある人は楽しく読めるはず
オーストリアの財務大臣やってただけあって、具体例が豊富で分かりやすい
資本論を3部まで読んだ人はぜひおすすめ (俺がお勧めするまでもなくマル経の基本文献だが・・・) >>55
今の院生は忙しいってのもあるかもな🤔
とはいえ服部之総なんてマルクスの基礎知識程度ないと読みにくそうやけどな😅
唯物史観や下部構造についての話多いし😔 宮仕えの者としての武士の歴史だったらマル経はいらんのかな。
でも百姓の歴史となると先行研究にマル経で分析してあるのが結構あるしなあ。 クロカン読んだニキいる?
時代背景もあるとはいえ、あれほどの組織にまで成長した革マルの理論部門をほぼ一人で担ってた「教祖」の理論を知りたい ヘーゲルやフォイエルバッハとマルクスの関係を論じたものなら
黒田寛一のもいいかもしれないけど(読んだことないけど)、
レーヴィットと、武市健人、生松敬三、城塚登とか岩崎允胤
いろいろ選択肢はあると思う。
革マルの巨頭っていったい何やねんということならクロカン読むしかないだろうな。
クロカン論なら現代の眼が編集した『戦後思想家論』に、
小野田襄二と最首悟が対談したものが載っている。 ちなみに戦後思想家論には、
岩田弘と大内秀明が論じた宇野弘蔵論も載っている。 10年前参加した歴史学会はマルクス排除な雰囲気だったけどな
でも、マルクスの内容を知った上で批判するんと知らんのに批判するのは全然違うんや アルチュセールの「マルクスの為に(Pour Marx)」とかいう割とやっかいな本
ああいう初期マルクスの切り捨て方は当時斬新やったやろうけど果たして… アルチュセールは気になるんだけど難解すぎて手が出せない 9月に岩波新書からアルチュセールの哲学を扱った本が出るぞ。 哲学者がマルクスを論じたものってどうも性に合わないわ
マルクス自身は政府統計や具体例を駆使して分かりやすく論を進めてるのに、これを難解な抽象論にしちゃうのがどうも
哲学者だけじゃなくて宇野弘蔵(とそのフォロワー)もなんだけど 資本論を読み残している者としては、
具体的な社会問題の箇所を読み落としてたらあかんなあという自覚はある。 ただ、資本論には初版と現行版に違いがあるというような文献学的な問題もあるから、
『経済学批判』を読む方が先決なのかなという気もしないでもない。
資本論に経済学批判からの引用もあるぐらいだし。 資本論読んだ後って何読めば良いんや?上で上がってる金融資本論とか?
マルクス以後の資本主義の発展を平易にまとめた本とかないやろか >>70
ワイはある程度読んだらアダム・スミス読んだゾ
マルクスとアダム・スミスの労働価値説の捉え方や経済の見方の違いがわかって面白い
あとは上に上がっているハーヴェイは現代に自然にアップデートされていて面白い 古本で安く手に入る割には硬派な
菅孝行『マルクスと現代』(未来社、1983年)とか。
クメールルージュとかソ連の収容所とか文化大革命の惨状が明らかになる中で
それでもマルクスを読む意味を探った本。 マルクス以後の資本主義をマル経の体系の中で論じた本って意外とないよね
・ヒルファディング『金融資本論』
・ルクセンブルグ『資本蓄積論』
・レーニン『帝国主義論』
が黄金ルートというか、これ以降どう発展したのかが門外漢にはさっぱり分からん
数理マルクス経済学もあるけどワイには資本論の記述を無理やり数学で置き換えただけにしか見えん
有能な人はほとんど近経に行ってるから、発展が止まってしまってるのかな シュンペーターもマルクスの影響を受けているからな。
帝国主義と社会階級、資本主義は行きのびるか、
資本主義・社会主義・民主主義
とかも重要な文献。
2番目しか読んでないけど。 学者は独自性を出さないといけないから、
あえて誤読とも言えるような強引な解釈をする必要もあると思うが、
一般人にとってはリスクが高い。
1、ヒルファーディングは価値形態を分析せず交換論から貨幣論を導き出していたり
2、ローザは再生産表式を理解していなかったり
3、恐慌論において過少消費説を採ったりする
あたりがまずい。
これらは慶應で使われていた『経済原論』(有斐閣ブックス)で
1:飯田裕康、2:井村喜代子、3:北原勇のように指摘されている。
何やかんや言って、レーニンが最強なんだと思う。 シュンペーターは新訳でも難解でワイには理解できんが、ビジネスマンとかにやたらと人気だよな 経済学の知り合いは全然マルクス読まないンゴねえ…
読んでるって言っただけでアカ扱いンゴ…… 誰かローザルクセンブルクを語ってくれ
ロックバンドじゃない方 ローザルクセンブルクは新訳が分かりやすいらしいが値段が高くて手が出ないンゴねぇ・・・
東京都民は図書館で読めるらしいから羨ましいんじゃ 初期の白井聡がやってたレーニン論って読んだことないけどどう?🤔
中沢新一『はじまりのレーニン』みたいなアレな本け?😒 丸山真男が『回顧談』で河合栄治郎のドイツ社会民主党についての講義を褒めとった記憶があるな
調べたら河合栄治郎全集に入ってるみたいや、当然ローザ・ルクセンブルクのことも触れとるはずやし読んでみたいわ
あとは竹本やったっけ?新左翼の黒幕と目されて逮捕状出たまま潜伏してた京大助手もローザ・ルクセンブルク研究者やったな
その論文がいくつか載ってる『ローザ・ルクセンブルグ論集』持っとるけど手に余る内容やった
詳しい人おったら教えてクレイトンカーショウ まー、20世紀にはマルクスの思想は非常な影響力を持ってて、歴史の発展法則を解明した真実の科学的理論と思われてたもんだが
現在では、歴史上の多くの思想家のうちのひとりとして読むことができるねw マルクス主義を色濃く受け継いで発展させたのはある意味経済人類学かもなぁ このスレ見て資本論読み始めた
解説書の類は昔読んでて概要は知ってるつもりだったけど、資本論自体を読むのは初
1カ月かかって今日やっと第一部(大月書店の赤いやつで第3巻まで)読み終わった
さすがに知ってることばっかりだったけどちょこちょこ発見があったりした
疑問に思ったのが以下の記述
>相対的に多くの不変資本と少ない可変資本とを充用する紡績業者は、だからといって、
>相対的に多くの可変資本と少ない不変資本とを運転する製パン業者よりも小さい利益または剰余価値を手に入れるわけではない(第2巻142頁)。
この理由は注に「『剰余価値学説史』で述べる」とあるんだけど、答えあんのかな? あ、というかこれが有名な転形問題なのか。やっと意味が分かった 転形問題懐かしスギィ!
資本論では価値と価格ってかなり意図的に使い分けられているけど、その定義がぼかされながら書いていたな、確か マルクスもやべぇ・・・分かんねぇ・・・って思いながら書いてたんやろなぁ
労働価値説って「そう仮定すると@商品に含まれる剰余価値が統一的に説明しやすいしA何より直感的に理解しやすいよね」ってもんやから、別に矛盾があったところで良いと思うんやが 慶應のマル経の講義で挙げられていた推薦図書
レーニン『帝国主義論』(大月書店,文庫版):帝国主義段階の資本主義論の古典
北原勇『独占資本主義の理論』(有斐閣):独占資本主義段階の理論
同上『現代資本主義における所有と決定』(岩波書店):現代における資本家とは?
北原・伊藤・山田『現代資本主義をどう視るか』(青木書店):立場の異なる3人のディベート
井村喜代子『現代日本経済論』(有斐閣):本文で述べたような戦後日本経済の構造と性格
平子友長『社会主義と現代世界』(青木書店):現代社会主義の問題点
重田澄男『社会主義システムの挫折』(大月書店):ソ連・東欧の崩壊の意味
延近 充『薄氷の帝国 アメリカ― 戦後資本主義世界体制とその危機の構造』(御茶の水書房,2012年) 北原勇は微妙だと思う。『経済原論』で、
労働強度の増大と相対的剰余価値を関係づけるべきなのに
絶対的剰余価値と結び付けている辺りが。 一応大西広と延近充が授業持ってるのかな?必修ではないだろうけど 慶応とマルクスで思い出したんだけど、阿川佐和子が慶応の学生だった頃、慶応にも学生運動の波が来たんだと。そしてある友達が言うには「ここにすごい美人闘士がいるから」と。
それでキャンパスを歩いていると友達が「あの人あの人!」と小声で言うからそっちを見ると、それはあの元日テレ社長の故・氏家齊一郎の娘だったんだとさ。
それから氏家がらみでもう一話。ジブリのスポンサーに読売新聞があるから鈴木やら宮崎やら高畑やらで読売本社へ行くと、いつも氏家が待ってましたとばかりに高畑と話をしたがったんだと。それも仕事の話でなくて文学とかの話。
で、鈴木がなんで氏家さんはそんなに高畑のことが好きなのか聞くと「高畑さんからはマルキストの匂いがするから」と。
氏家も東大時代には共産党員だったから青春を思い起こさせる人が高畑だったということかも知れないけど、保守の牙城読売グループの大幹部がそんなこと言ってたというお話。
2つの話両方ともジブリのポッドキャストで聞いたわ。 まあ、マルクスの言っていた通りの世の中になっちまったのはたしかやな
一部の資本家だけが肥え太って逆に経済がまわらなくなるという
新自由主義の今のほうがよほど一部の権力者だけが偉くてあとは平民貧民というソビエト式の共産主義にちかいんじゃねーの?
考えてみりゃ、安保を反対していた左翼というのはアメリカ様に日本国内に基地を置いてもらって予算までつけちゃうとういう話であって反アメリカと意味で右翼なんじゃねーのって思のやがねえ >>103
そもそも読売のドンナベツネが元共産党だし。 >>105
氏家はナベツネに誘われて共産党に入ったんだよ ナベツネ然り西部邁然り伊藤隆然り
このメンツに入れて良いか分からんが池田信夫然り小林よしのり然り
年寄り世代は若い頃は周りに流されて左翼活動に傾倒してたのに、途中で諸々の事実上の矛盾を直視した結果、今度は極端に右に偏ってしまった輩おるよな
まるで初めは恥ずかしくもなく朝鮮人やら左翼やら民主党やら馬鹿にしとったのに、ネトウヨガイジさんらの余りのアホさ加減やら大量の矛盾やらに気づいて脱ネトウヨ化したワイのようや
今ネトウヨやっとるような輩はもし50年以上前に生まれとったら左翼活動に参加しとったやもしれんし、ワイはそいつらのアホさ加減見て右翼になってたのやもしれん 直視したというか気づいてしまった矛盾を一人で抱えきれずに別の宗教に走ったというか 富と貧困の存在を問題視した思想家は昔からいたのだが、古代ギリシャが
奴隷制を克服できなかったのは、機械文明の発達がなかった、生産力の
発達段階が奴隷制を克服できる段階にまでまで達していなかった、時代的
限界があったとマルクスはいうんだけどね。マルクスの時代には産業革命に
はじまる機械文明が十分発達して、共産主義社会を実現できるだけの
生産力は十分あるとというんだが、現在からみれば、マルクスの時代の技術的
科学的生産力はとても十分とはいえないわけで、そこを十分な生産力が既に
存在すると思ってしまったのが、マルクスの時代的限界であり、ソ連などが
失敗した理由といえようw 必ずしも体系的理論的とは限らないが、富と
貧困の問題を論じた思想家は古来よりいたわけで、時代的限界というのを
取り払えば、富と貧困を論じた古来よりの多くの思想家もまた参照するに
足りるといえようw >>110
縦読みはしこんでないぜ。
>>111
ちゃお〜 ま、歴史的必然と言えるのは、ヘーゲルのいう自由精神の発展でもなく
マルクスのいうプロレタリアの支配でもなく、日本によるアジア解放が明らかになる
ことであるといえようw ここの兄貴たちは資本論はどこの出版社の読んでる?
ワイは新日本と国民文庫のや
岩波の向坂は読みにくい 新日本
輪読会にて。共産党のお抱えのセンセやったからな 俺も新日本出版社のを持ってるけど、
最近限界を感じて岩波文庫から出てる『経済学批判』からやり直そうとしている。 「経済学は社会科学の女王」って言葉、よく考えたらマルクス経済学を指して言ってたのかな?
近経はそんなに女王として君臨してる感じではないよね グランドセオリーとして何でも分析できるってのがあったやねマルクス主義は
代々木系の評論家だった蔵原惟人の評論なんか読んでるとカルチュラル・スタディーズもない時代に
マルクス主義だけでよう文化論の話拡げられるなあと感心する
戸坂潤の思想史研究もそうやけど >>119
マルクス主義でなんでも説明しようと思えば説明できるから広がりまくったよね
経済学から歴史学、社会学、心理学… マルクス主義の名残をあちこちで見かけるのはそれだけ汎用的だったからかあ 悪名高い例になっちゃうけどミチューリン・ルイセンコ農法みたいに農学や生物学にまで応用されとったからね 20世紀の俳優はスタニスラフスキーやブレヒトの演劇理論の影響下にあったから
「俳優の演技」までマルクス主義で指導できたとも言えるしな 文学のバフチン
演劇のスタニスラフスキー
美術のカンディンスキー
映画のエイゼンシュテイン
パッと思いつくだけでも芸術のジャンルにこれだけ理論家おるな 今第二部読んでるんやが、第二部の資本の流通過程ってどういう立ち位置なんや?
第一部の内容を新しい視点からとらえ、もっとマクロ的に解釈し直しながら今までになかった見地も扱うっていう感じでええんか? >>25
「解放の神学」のお勧めの書籍を教えていただけますか 市川正一『日本共産党闘争小史』(国民文庫) を読んでみたら六全協以前の徳田球一体制の頃に出版された党史なんで
武装闘争論戦は評価が高いしのちに除名される徳田や志賀義雄が評価されてて面白いわ
台湾でピストル自決した渡辺政之輔には惜しみない賛辞が寄せられてるで
不破哲三が出してるような現在の公式党史って敗北者への言及が少ないのが勿体ないと思うンゴ
山川均・福本和夫・鍋山貞親・佐野学・田中清玄・風間丈吉・徳田球一・志賀義雄・野坂参三 >>127
第2部は、
生産資本─[A]→商業資本─[B]→消費者(≒労働者)
という商品の流れのうち、主として[B]を扱ったものやな。要はその辺のコンビニやスーパーのお話を扱っている
第1部では生産資本が生産した商品が売れるかどうかは考察の外に置いているが、
第2部では商品を売ることの困難さ/そのスピードの重要性が自覚されて、それを克服・改善するための諸方策が考察される
ついでに商業資本が非資本主義国の資本主義化を進めるって話も第2部だったかな? >>128
岩波現代選書から出とるG.グティエレス『解放の神学』が非常に読みやすい
ただこの本では徹頭徹尾聖書の解釈という形で話が進むので、ある程度聖書の予備知識がないとキツいかも
聖書の注釈書は高かったり極端に古かったりしてあんまり良いのが無いのよな・・・
このスレの人なら田川健三が出してる入門書なんかをあらかじめ読んでおくと良いのかも(自信なし) 解放の神学自体はカトリシズム内部の話やからね
日本でもあいりん地区で解放の神学を実践してる本田哲郎神父がおるで
本田神父の『釜ケ崎と福音』は岩波現代文庫に入ったので解放の神学に興味があれば… 本田さんって解放の神学だったのか。これは読んでみなければ >>130
ありがとナス!
130兄貴の説明本当にわかりやすいわ
学生時代第一部読んだがやはり本質に迫るには第二部も必要やな >>131
ありがとう。
自分はクリスチャンなんで聖書の予備知識あります。
アマゾンで買ってみます。 >山川均・福本和夫・鍋山貞親・佐野学・田中清玄・風間丈吉・徳田球一・志賀義雄・野坂参三
転向者や政争で敗れた人間が多い中でも野坂参三の経歴だけちょっと異色やな
風間や"スパイM"飯塚と同じく数少ないクートヴェ留学組
戦中は獄中組と異なり中国大陸で毛沢東と共に過ごして凱旋帰国
戦後は徳田らの所感派に属して再び中国に渡るも結局帰国して六全協の宮本体制に合流
ソ連崩壊後にスパイであったことが判明して100歳にして除名
すごい人生や… 資本論は読むけど共産主義の文献は読まないから共産主義運動のことを一つも知らない 総連の活動をバリバリやっていた人間(しかもマルクス主義者)に申請が下りた中では、最短記録ではないだろうか。
オヤジは何をしたのか?簡単だ。民団の幹部に賄賂を払ったのだ。多くの、本当に多くのお金を。こうしてオヤジは見事な手際でみっつ目の国籍を手にした。
http://www.books-ruhe.co.jp/kako/2000/200007/go.htm 私はその反対。
しかし最近は馬淵睦夫さん動画によって共産主義者の仮面がばれ始めてきたようだ。
というかマル経自体が共産党思想に利用さただけだったようだ。
>>138 マンセー名無しさん2018/09/29(土) 12:54:58.04ID:w1KJg1uU
資本論は読むけど共産主義の文献は読まないから共産主義運動のことを一つも知らない 第一インターにマルクスが参加して第二インターにエンゲルスが参加してたから
どうしても運動史も関わってくるやね 代々木の出版社である新日本出版は意外と掘り出し物があるんやけど
ほとんど品切れなんだよなあ…オンデマンド出版とか始めたらええのに ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています