近刊
【海峡に立つ ─ 泥と血の我が半生】
許永中(著) 小学館 2019/8/28

「闇社会の帝王」と言われた戦後最大のフィクサー・許永中の自叙伝。

イトマン事件、石橋産業事件で逮捕されるなど、数多くの経済事件でその名が取り沙汰
されてきた許が、自身の半生を初めて綴った。

日本と韓国を股にかけ、極道から巨大商社、銀行、テレビ局まで、縦横無尽に駆け抜け
た許は、そのとき何と戦い、何を願っていたのか。

大阪・大淀区の朝鮮部落で過ごした幼少期の原風景、日本が狂乱したバブル時代に自
ら関わった事件の表と裏、政財界から暴力団までを貫くその人脈、2年間の逃走生活、
そして日韓の未来への願い・・・その全てをここに明かす。