高句麗語といわれている日本語類似地名は稲作遺跡が朝鮮半島にあったとされる忠清道やそれ以南ではなく
京畿道や黄海道の沿岸部に集中している
楽浪郡まで航海して通商した倭人の付けた高句麗語とは無関係の日本語地名だろう

日本語の均質性というが、それを言い出したらギリシャ語やヘブライ語にしても紀元前からあるにも関わらず非常に均質である
並行変化によって何千年も同じ言語が小さな方言差を保ち続けることは珍しくはない

弥生土器は大陸の土器とは異質であり間違いなく西日本が発祥
それどころか朝鮮半島南部に「上陸」してすらいる

そもそももし日本人が日本列島の外部から移動してきたエベンキマン系民族だとしたら
その文化・言語・家屋の形式・葬制・什器などがまるごと移入されてこなければおかしいが
実際には弥生文化は大陸の各地の文化を取捨選択して採り入れている
これは縄文人が大陸に航海して優れたヒト・カネ・モノを選んで持ち帰って使用したり自分たちの集団に加えていったからだ