>>341
ケンペル 「江戸参府旅行日記」

一般庶民のトイレはどうだったのでしょう。ケンペルは、
そういった庶民のトイレも百姓たちが自費でつくっていたと言います。
それも競って、自分のつくったトイレを旅人に使ってもらおうと
しました。
特に女性用のトイレを小綺麗につくり、女性が安心して入れる
トイレづくりを目指しました。女性が安心して使えるような
トイレは、利用者が増えるのです。
当時の旅人の糞尿は、大切な肥料になります。旅人たちは、
少なくとも自分たち百姓よりうまいものを食っている。ということは
肥料としても価値が高いと言うことになるわけ。この糞尿を少しでも
多く集め、灰などと混ぜ合わせて肥料にするという次第です。
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