>>347
江戸時代、人糞が肥料として使われ、有料で取引されていた。
江戸では、大と小はきっちりと分けられ、小は、肥料として
利用されなかった。大小混じっているのは、「混じりもの」
として引き取り拒否されることもあった。

しかし、京都や上方にあっては、小も有料で取引されていた。
特に、京都では、通りに面した店先にいくつも桶 (おけ) が
置いてあり、尿意を覚えた人々は男女問わず、その桶の中に放尿した。

女性も、人目を憚ることなく、桶めがけ、放尿した。
被(かぶ)りものをするような高貴な女人も、白いお尻をさらして
普通に放尿した。立小便は、恥ずべき行為ではなかった。

桶に入った尿は月6回程度、尿集め屋が引き取りに来る。尿代を
桶を置いた店に支払う。
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