1965年 東京都世田谷区にて生まれる。
1983年 アルバム『17歳の地図』リリース。「街の風景」「15の夜」「I LOVE YOU」「OH MY lITTLE
GIRL」「僕が僕であるために」。1985年 アルバム『回帰線』リリース。「scrambling rockin
roll」「存在」「ダンスホール」「群衆の中の猫」「シェリー」「卒業」。アルバム『壊れた扉から』リリー
ス。「路上のルール」「なくした1/2」「forget-me-not」「米軍キャンプ」「draiving all night
」「freeze moon」1988年 アルバム『街路樹』リリース。「核 CORE」「LIFE」「街路樹」。シングル
「太陽の破片」リリース。1990年 アルバム『誕生』リリース。「love way」「ロザーナ」「永遠の胸」
「誕生」
1992年4月25日 早朝泥酔状態で発見され、救急車で病院に収容される。意識が戻り、帰宅したが
容体が急変。午後12時6分、死亡、死因、肺水腫。東京都文京区護国寺にて追悼式。4万人が訪れる。
アルバム『放熱への証』リリース。
1993年 『放熱の行方』(吉岡忍 講談社)全共闘世代からの批評。後期の作風に他者との関係を失
ったことによる衰退を指摘。1994年 『弟尾崎豊の愛と死と』(尾崎康 講談社)実兄の回想。夫人の
繁美を「豊を支えたただ一人の女性」と評している。死の間際の様子についても克明に記している
。幻想の敵と格闘しているように暴れる尾崎を押さえ続けたことが書かれている。
1995年 オウム事件。幹部の中に尾崎ファンがいたことが明らかになる。1998年 『親愛なる遥(とお)いあ
なたへ』(尾崎繁美 東京書籍)妻が自分を裏切っているのではないかと疑り、不恰好にするために
大食いさせ、太らせる、異常な独占欲。尾崎の知られざる実像が明らかにされた。2004年 『BLUE
〜tribute to YUTAKA OZAKI』リリース。「I lOVE YOU」(宇多田ヒカル)、「太陽の破片」(岡
村靖幸)、「ダンスホール」(Cocco)、「闇の告白」(斉藤和義)、「forget-me-not」(槇原敬之)、「僕
が僕であるため に」(Mr.Children)

ー尾崎豊について、虚像と実像の彼方で今、何が語れるか