>>391の続き

第T部
およそ、30分遅れて、7時過ぎの開演、「これで本日のコンサートは終了しました」という
アナウンサーのモップスにふさわしいあいさつでいよいよ幕開け。いきなり会場
われんばかりのモップス・サウンドがひびく、“スペル・オン・ユー”等、彼らがまだ
デビュー前に唄っていた、ロックナンバーが続く。曲の間、ヒロミツの巧妙な話が
ファンをわかせる。“ラブ・サンバディ”を最後にゲストの陽水にタッチ。

第U部
まだ、お互いプロになれなかった頃から、つきあいの深い井上陽水。モップス、最後の
シングル盤となる“あかずの踏み切り”も彼の作品。この日は、モップス解散の為、本当に
メズらしく礼装でステージに登場。ジャズ喫茶で出演していたころの思い出話などを
タンタンとしゃべってくれた。「彼らを普通、一般の定規では測れない、何か宇宙の定規で
なければ測れないと思いました」陽水のことばである。「この曲でモップスとお別れします」
“人生が二度あれば”を唄って第二部を終る。