>>393の続き

ここで、メンバー紹介。初めて、各メンバーがヒロミツの後に自らあいさつ。
中でも星勝の角栄バリのまるで政見放送の様なアイサツは、客席を笑いの渦とした。
このあと、深町純を加えて、新曲、“わらのことば”を発表。メロトロン、ピアノを使って、
モップス・サウンドのいよいよ頂点といった感じ。流れる様な、バックのメロディに
タローのベース・ワーク、ミキハルのドラミングがさえる。これからのロック界を
暗示するかの様なすばらしい曲だ。

続いて、“月光仮面”“ふるえてうらむように”“Nobody care”。拍手の中、
ステージを降りるモップス。アンコールの手拍子の中、正装した、メンバーが現われ、
あのデビュー曲、“朝まで待てない”を最後に消えていった、モップス。

最初に書いた様に、サヨナラ・コンサートではなく、これから彼ら一人一人の
旅立ちを祝う様なそんな明るいふんいきの3時間であった。