生後3か月の赤ちゃんが“脳死状態”に…26歳母親に懲役5年求刑 検察側「揺さぶりしか考えられない」
06月16日 17:35

4年前、岐阜県大垣市で生後3か月の長男を激しく揺さぶり、脳死状態などにした罪に問われている母親に対し、
16日の裁判で、検察側が懲役5年を求刑しました。

大垣市の浅野明音被告(26)は4年前、自宅アパートで当時生後3か月の長男の体を激しく揺さぶり、
脳死状態などにした傷害の罪に問われています。

これまでの裁判で浅野被告は「揺さぶっていない」などと、起訴内容を全面的に否認していました。

16日の裁判で検察側は、「長男の急性硬膜下血腫の症状は転落では起こりにくく、揺さぶりしか考えられない」
と主張したうえで、「被告はすぐに119番通報せず、虐待の発覚を免れようとした」などとして、懲役5年を求刑しました。

一方、弁護側は「長男はソファーから落下したことで急性硬膜下血腫になった」などとして、無罪を主張しました。

https://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=130224&;date=20200616