そのPD-1陽性リンパ球についての認識が
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2009/090908_1.htm
「免疫老化のメカニズムを解明しました」湊教授

オプジーボについての効果説明とで乖離してるように見えます。
https://www.nippon.com/ja/column/g00268/
たとえばここにある「抗PD-1抗体の仕組み」の図やその類似の図は諸所で見られます。

湊教授はPD-1発現している免疫細胞は働かないむしろオステオポンチンを大量放出する危険物だと言う立場であり
オプジーボを開発したグループ(京大の別のグループだったと思う)はPD-1発現しているT細胞にPD-L1が結合することにより
無力化してしまうという立場だと思います。

どちらが本当なんでしょう?
PD-1がなくても(若年者では存在しない?)差し支えないなら

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/2/146_106/_pdf
「新規免疫チェックポイント阻害剤」
オプジーボはIgG4という抗体らしいが
これはhttps://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/kogen/about/disease/kanja02_27.html
IgG4関連疾患
もともとヒト免疫グロブリンIgGには4つのサブクラスが存在するが、その中でIgG4の占める割合は最も少なく、
通常3〜5%とされている。IgG4が他のサブクラスと比較して異なる点として、補体との結合能を有しないこと、
Fcγ受容体結合性を有しないこと、H鎖が容易に分離し別のH鎖と会合することで二重特異性のIgG分子を形成することが挙げられるが、
IgG4は通常IgGが機能的に働く免疫複合体形成などの作用を有さず、他のIgG の補体結合やIgG受容体への結合を阻害することによる抗炎症作用を示すと考えられており、
現時点ではIgG4が免疫応答において果たす役割は限定的なものとされている。」

ちゃんと補体結合部位を持った抗PD-1抗体をクローニングして投入すればPD-1陽性細胞は減らせるのではないでしょうか。
ただ、「新規免疫チェックポイント阻害剤」の方のPDF見てオプジーボの説明見る限りまともに働けるはずの免疫細胞を
破壊してしまう結果になりかねない懸念がありますが。。
(だからIgG4なんて問題ありそうなサブクラスIgGつけってるんじゃないかと)