ソロモン72柱統合スレ4
フランス式だとルじゃなくてリュになってしまいそうな気もするが…… ゴエティアもラテン式にウァサゴとか読むべきじゃないかと思ってたりしたが クロウリーはヘブライ気取りだったわけだし、V音価もありなのか? >>98 自分的には「チ」と「キ」と「シ」の間(?)のような発音に聞こえる。 「ティ」に近いような気がする。 ベレトって72柱の首座って言われてるのに地獄の辞典でも挿絵ないんだよね。 どうせなら72人全員のイラスト描いておいてほしいわ。 まぁ容姿が丸かぶりしてる人たちも結構いるから差別化が難しいか? beleth ベレト、ビレス、ビュレト、ベレスと呼ばれている72柱の悪魔のリーダー。 副リーダーのベリアル、アマイモン配下のアスモデウス[アスモダイ]、ガープら とともに72柱を率いていたとされる。 ……悪魔の偽王国とかレメゲトン以外ではあんま名前聞かないけど、 他にはどんな書物に顔を出しているのだろうか。 http://www.amazon.com/Forbidden-Rites-Necromancers-Fifteenth-Century/dp/0271017511 少し上でも書いたが Forbidden Rites では Lylet か Bylet か 読めない名前が出てきているらしい。 >>104 そもそもプランシーの参考文献は偽王国なので、72とか無理です 今更なツッコミだが、ハルパスとかバエルって剣術の達人らしいけど、 どうやって剣を持つのだろうか つ「悪魔は召喚された時の姿以外にも変身できる」 つ「地獄の辞典のカイム」 つ「というかその設定初耳なのでソースプリーズ」 >>109 設定というか、バエルが剣の達人っていうのは地獄の辞典に普通に書かれている。 ただハルパスについては真偽は不明。少なくとも地獄の辞典には書かれてない。 地獄の辞典まじ? 一応手元の床鍋訳とDeliriumsRealmの英訳転載で確認したけど 載ってなかったから版によって内容にゆらぎがあるのかね 地獄の辞典といえば、アガレスとザエボス項目があって、 サロスの項目がないことから、ザエボスはてっきりサロスの別名だと思ってたら、 何とアガレスの別名なんだと。 ならアガレスとザエボスで項を分ける意味が解らないし、挿絵をそれぞれに作る理由が解らない。 そして自分がザエボス=サロスという勘違いをする元となったザエボスの挿絵がなぜ、 サロスの挿絵として広まっているのだろうか。 まずザエボスがアガレスの別名という情報が正しいかどうかから考えようぜ というか地獄の辞典のザエボスの説明は偽王国のサレオスのまんまだから たぶん高確率でその情報を書いた人が間違ってる ちょっと知恵を貸してくれ ゲティングズ事典のシュトリの項目にある「さまざまな野生動物の頭部を備えた」 この部分の出典わかる人いる? これはゲティングズの原文を確認したほうがいいな 俺はもってないが…… 英語でググってもそれらしき情報はないので、大瀧啓祐の誤訳の 可能性もある。 Lewis Spenceがこんな感じ。 >But when he adopted a human appearance for the nonce >it was invariably one of great beauty. どこかで invariably → variable beauty → beast と誤読した人がいたんじゃないかと予想はされるんだが なるほど、確かにあの本は「人間の姿だと大変美しい」という設定が欠落しているし訳者の誤訳はありそうね very beautifulがvary beastfulみたいな感じか そんな感じではないかなと思う 昔は verie とか綴ってたからこれを varied と読んだ人が 誰かいたんじゃないかねえ ゲティングズの原文を見ないとなんとも言えないが…… 項目名がSytryなのがちょっと気になる。 スコットおよびゴエティアだとSitriなんだが。 ゴエティア原理主義のゲティングスが偽王国系の綴りを使ってるのが 気にかかる、ってことです。 だいたいはマクリーンかウェイトあたりを書き写しているのに なぜ項目名にSytryを持ってきたのか、これが分からない。 RonobeとRonweを並べちゃうような人なのに。 なもんで、ちょっとほかとは違うソースを参考にした可能性があるかな、と。 地獄の辞典の話だが、ベリアルは80の軍団を持ち、その総数は522280人だと書かれているが、 1軍団の数が6666人から成るという説ならば、軍団の総数は533280人じゃないのか? さらに、地獄帝国の項では軍団6666の知れじれに6666人の悪魔が存在するため、総数は 44635566人になると記述されてるが、6666×6666なら総数は44435556人になるんじゃないのか? いくらなんでも数の計算が適当すぎやせんか。 地獄の辞典は数値関係に関しては信用ならないからなあ 悪魔の軍団数とかも割と適当に書かれてる Wikipediaのフェネクスの項読んでたら気になったので質問 『話す言葉も自然に詩になるが、人間の姿を取った時は、耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しい声で喋るという。』ってあるけど 耳を塞がなきゃいけないのは鳥形態のときで、話す言葉が自然に詩になるのが人間形態、 耳を塞ぐ理由はフェネクスの歌声が心地よくて危険だからじゃなかったっけ もしかしなくとも俺の解釈ミスってる? プランシーはフランス人だし数字は苦手だったんだろう(適当) スコットだと鳥の時に「その音色に耳を傾けぬよう気を付けねばならない」 「その後、人の姿を取るように命じねばならない」だな 自然に詩になるとか、心地よくとか、聞き苦しいとかは触れてないし どっかの脚色だと思うが。 時間があったらヴァイヤーのラテン語も読んでみる。 Wikipediaはクソみたいな編集が混じることは多々あるから 最後は参考文献見て自分の目で確かめるしかない。 返事thx んじゃwikipediaの説明が間違いか。ちょっとホッとしたわ 自然と詩になるはフェネクスが知識を伝えるときの特徴speake marvellouslieをオーバーに表現したんだと思う 心地よくは俺が原文sweetの訳語代わりとして使ったものだから脚色した犯人は俺 耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しいはgive no eare to the melodieの誤訳臭い ウィキペといえばアスモダイがガチョウの肉をくれる話はどこから持ってきたんだろ ゴエティアにもヴァイヤーにもプランシーにもそんな話はないはずだが 講談社文庫の『地獄の辞典』の『契約』の項で、悪魔に対する呼びかけの際、 「アスタロト伯爵」と発言してるんだけど、この人ってゲーティアとか偽王国じゃ公爵じゃなかったっけ? やっぱ誤植かなこれ。英語版だとどうなんだろう なんで英語なんだよ、地獄の辞典はフランス語だろ!w Gallicaの1863年版見ても伯爵(Comte)だな http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k5754923d/f525.image で、この契約の項はグラングリモアそのままなんだが、 グラングリモアのイタリア語版でも伯爵(Conte) http://www.esotericarchives.com/solomon/Il_Grand_Grimoire.pdf ちなみにグラングリモアのアスタロトは地獄の三大君主の一人で大公爵 と、前の方に書いてあって、余裕の同一の本内で矛盾 ほ、ほら、伯爵位は他の爵位と兼任できるから(震え声) プランシーはゲティングズからは業界の戦犯扱いされてるけど 数値関係除けば割とちゃんと原典準拠してるんだよな プランシーは内容よりどっちかというと挿絵の方が非難されているw ゲティングズもぶっちゃけ、よく調べずに書いてること結構あるんだよな。 バレットの項目での非難とか、「いや、その階級と支配者の話は アグリッパ先生が言ってることですから、っていうか位階の項で マクリーンの資料からも紹介してるやん」と突っ込みたくなる。 >>128 英訳版って出てないの? フランス語は読めない[英語も読めないがBe動詞くらいは解る(自慢)]。 あるけど誤訳かどうか確認するだけなら>>128 で十分じゃね >>176 特定した ガチョウの話は一番上の「堕天使 悪魔達のプロフィール」に載ってる 確認してないけど参考にされた文献はどうもゴドウィン本のどれかっぽい 72柱とは直接関係はないけど、地獄の辞典の挿絵の左下に書いてある『L.B』の文字と、右下に書いてある『JAZZAULT』って フランス語の意味を知っている人いません? >>134 絵師の名前M. Louis Le BretonとM. Jarraultらしい ZZじゃなくRRな >>135 ブルトンの本名ってそんな名前だったんだ。 知らなかったありがと バルバトスがロビンフットの化身ってのがどっから出てきたのかよくわからんな っていうか中世ヨーロッパの人物「の」化身って何なんだよ せめてそこはロビンフットがバルバトスの化身なんじゃないのか? 地獄の辞典邦訳の「ロビンフッドの変形」という一文を誰かが超解釈したんだろうな 英訳信じるならここの原文は「バルバトスの姿はロビンフッドに似ている」程度の意味 ロビン・フッドって、堕天使とか天使がいる時代から生きてたんだ。 >>141 俺が観てるのは第6版(決定版)の79ページのBarbatosの項だけど そのRobin des Boisが出てるのって第何版の何ページ? わけのわからん設定と言えば最近のエリゴールはバイクに乗って現れるという話も聞いたことあるな 文明の利器だから間違いなくゲーティアや偽王国、プランシーの時代ですらないだろうが >>143 なるほど type de Robin des Bois か 森のロビン(ロビンフッド)の類型って書いてあるだけで化身とかじゃないね Boisが大文字Bだから Robin des bois (森のコマドリ)ではなく ロビンフッドを指してるのは間違い無さそうだけど >>144 そんな訳の分からんものはたいていアレだと思っておけばいい 確認したが、間違いなく元ネタは『西洋魔物図鑑』 バルバトスがロビン・フッドの化身とか誰が言ってんだクソが と、思ったらWikipediaか…… IPで編集する奴はホントクソだな http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%88%E3%82%B9& ;diff=35757216&oldid=35717271 たぶん、このへんから取ったんだろうな http://web.archive.org/web/20090918065733/http ://homepage3.nifty.com/onion/monster/barbatos.html >>135 補足しておくと、Bretonが元絵を描いて、Jarraultは版画化した >>133 遅くなったが、ありがとう ゴドウィン本は、マルコム・ゴドウィンのことだろうか? とりあえず『天使の世界』にはなかった 英語の何かを誤訳したのかな、新紀元社だし IP編集すらしたことのない俺に比べたら手を動かしてるだけずっとマシだよ! ……と思ったけど該当の編集した人の投稿記録はさすがに酷いな 江口やらドラクエやら地雷と呼ばれる設定を全部踏み抜いてやがる 123.225.254.68の投稿記録 その目を覗き込んだ者は自分の死に様が見えるとされ、ショックでしばらく目が見えなくなると言われる。(アロケル) 「欺瞞」・「裏切り」・「悪意」・「誹謗」などの悪事を司り、敵陣営に疑いの種を撒いたり、流言飛語を飛ばすのを得意とする。(アミー) 詩の才能にも優れており、ソロモンに呼び出された際に詩を披露し、諸侯を唸らせている。この詩は『旧約聖書』の『詩偏』に収録されている。(アモン) 最初は騒音と共に孔雀の姿で現れるが、しばらくすると猿と熊を連れた人間の牛飼いの姿を採る。(アンドレアルフス) 人間の生け贄を与える事で人を鳥の姿に変える力も持つ。(アンドレアルフス) 召喚した者の為に盗んだ宝からちゃっかり自分の取り分を物にしたり、魔術師が隠した財宝を取り上げたりもする。(アンドロマリウス) かつてはカナン神話の盗賊の神だったとする説がある。(アンドロマリウス) 灰色のマントと深紅の房がついた緑の帽子を纏った狩人の姿で現れるとされる。(バルバトス) 人間に化ける際は鉄兜を被ったり、弓矢を持つ鷲頭の男性の姿をとるとされる。また、ロビン・フッドの化身ともされる。(バルバトス) このあたりがWikipediaの限界だ。 無知と悪意に弱い。編集者が少ないマイナー項目は特に。 まあ結局、読む方に知識がないと痛い目見るのは、紙の書籍も同じだが。 とりあえずもっと建設的な話がしたいが、誰か何か画期的な論文とか 見つけたりしてない?(人任せ) >>147 マルコム・ゴドウィンでおk。天使の世界以外にも数冊参考にしてたはず あと英語の資料はなかったかな 2ヶ月前に立ち読みしたっきりだから確証はないが >>150 誰か修正して来いよ…編集内容の要約にこれは日本の創作ですので削除しましたって添えてさ >詩の才能にも優れており、ソロモンに呼び出された際に詩を披露し、諸侯を唸らせている。この詩は『旧約聖書』の『詩偏』に収録されている。(アモン) ところで詳しくわからんけどこれは違うの?旧約聖書の詩篇ってのが本当っぽいけどさ プルフラスって妙な悪魔だよな 偽王国や地獄の辞典、大奥義書にも名前を連ねてるのにゴエティア一つにないってだけで影が薄いし 姿自体もバベルの塔を取り囲む火みたいに訳ありそうだったりするし 外見もヨタカの頭をしている以外に記載がなく、男なのか女なのか、騎士なのか天使なのか、 そもそもライオンか狼か馬など動物の姿かもしれない不思議な悪魔だ でもプルフラスの情報を取り扱ってるところってあまりないんだよね >>152 西洋魔物図鑑は聖書の内容でも平気で捏造する 創世記戦争() どうでもいいけど地獄の辞典のプルフラスの挿絵 ラッパに熊にライオンって明らかにプルソンと取り違えて描いてるよね ゴエティアの普及している版がイギリス発祥であることは ほぼ疑いない事実だし、単に19世紀末から20世紀にかけての 文化の中心がイギリス・アメリカ中心に回っていたことに 過ぎないと思うよ。 プルフラスをマイナーとみなす風潮ってのは。 単にウェイトやクロウリーの声がでかすぎてみんな影響された だけともいえる。 大陸ではゴエティアなんてほとんど知られてなかったのは、 偽王国、大奥義書、地獄の辞典の流れを見れば分かるだろう。 だいたい翻訳をとちったスコットのせい サタナキアの部下はアモン、バルバトス、プロケルだ!って書いてた本もあったな ちょっとオタ臭い話になるけどゲームやアニメ、漫画などで ソロモン72柱の悪魔が一部だけ登場するorほぼ全員出てるけど一部が主要キャラとして出てるのリスト作ったら どの悪魔がどの作品に出てくるんだろうなぁ 例えばデビルマンにアモンとかベヨネッタにマルファスとか 今期アニメにも2つあるな。グレモリーのやつとダンタリオンのやつ。 >>160 グレモリーが一発でわかった自分が悲しい マギはけっこう出してる方だけどコンプは難しそうだな 1人に7体とか4体とかやって頭数稼いではいるが 少年漫画なら伝統の「奴らなど我ら72柱の中では所詮小物……」→「うぎゃあ」ができるから(震え声) 冗談は置いておいて、そういう大衆文化の側面からの悪魔の分析とかも あってもいいと思うけどね。 まあニッチすぎて金にならんし、本になることはないだろうな アニメの中の悪魔といえばスレイヤーズでもゴエティアの魔法陣が使われてたな 公爵4人に格下のイポスが放り込まれたちょっとかわいそうな配置で なんか違和感感じて確認してみたが IpesさんはComes & Princepsじゃねーかw 格下とか失礼な!w なんか違和感感じて確認してみたが IpesさんはComes & Princepsじゃねーかw 格下とか失礼な!w 大事なことなので…… すまんブラウザバックのミスでごわす だって伯爵って総裁除いたら実質最下位じゃないですかやだー! ごめんよイポっさん、Princepsのほうの設定は完全に忘れていたよ… 騎士爵は地獄の辞典だと一番格下に置かれているけど なにげに召喚時間の制限が伯爵や総裁より厳しかったりする >>162 そもそも数が多いソロモン72柱を、物語としては無理にコンプさせる必要性はないんだよね 上で出てるグレモリーのやつは半分以上が断絶して72柱という図式がなくなってる設定だったし 「マギ」だと、物語上の設定として、ソロモン王が治めていた「以前の世界」というものがあって 72柱の魔神はその世界でのソロモンの臣下が魔物と化したもの、みたいなことになってるんだよね ちょうど現在、雑誌で連載されてる分で「以前の世界」を滅ぼした悪役がまた現在の世界も壊そうとしていて それを主人公たち(魔神と契約してその力を行使することができる)が押し留めてるけど、 まだ魔神20柱ちょっとしか出せてないんで 「72柱で止められなかったものがそれっぽっちの戦力で!」 とか悪役に煽られてる真っ最中 しかし72柱もいるものを全て登場させキャラクターにするのはかなり厳しいものがあるのでは 俺も72柱をキャラ化するのに挑戦してみた事あるけど 能力なりデザインなりで個性出すのに骨が折れる折れる ザガンとハゲンティの外見と能力って自己解釈入れるにしてもどうやって差別化すりゃいいんだ リリトのLylet表記の一次ソースって何なんだろうか ググってもForbidden Ritesの孫引きしか見つからないからちょっと気になる Clm 849 でLilitあるいはLyletと書かれているものをForbidden Ritesで Lilithとしているのが一次ソースだと思う。 Clm 849 が Scribdに上がっていた。 これの85頁の図表の下にLilit、86頁の2行目にLyletと読める単語が見える。 http://ja.scribd.com/doc/105819038/Munich-Manual-Clm-849 余談ではあるけれども、Lylet=Bylet説は、Joseph Petersonは懐疑的。 http://www.esotericarchives.com/solomon/sl3847.htm 俺はありえると思うんだけどなあ。 thx ミュンヘン降霊術手引書か。うーん…まともな聖書文献なら安心できたんだが… 俺も72柱にリリト由来の名前の悪魔がいるならビレトじゃないかとは思うんだけど Lyletという異表記はさすがに都合が良すぎて鵜呑みにして良いのか悩む サブナックが石化の力を持つって偽王国やゲーティアにはなかったけど プランシー?TRPG?新紀元社?西洋魔物図鑑? プランシーかぁ・・・プランシーはプランシーで当時から江口みたいな認識で叩かれてたけど 例えば伝承を参照にゲームや小説でファンタジーを描く際に参考にされるほどの市民権はあるのかな? 悪魔学の本場である西洋ってだけで江口よりはマシなんだろうけど あれが小説家じゃなくてオカルティストや魔術研究家なのがまた泣ける ゲームや小説に使うなら何から取ろうが好きにすりゃいい それよりプランシーが当時から叩かれてたってのはどこのソース? この手のプランシーへの不当な誹謗中傷は、多くのケースは ゲティングズが由来、かと思ったがゲティングズもさすがに プランシーがオカルティストなどとはいってなかった。 ちゃんとジャーナリストと評している。 対応するヴァイヤーのラテン語は Hominis formam transmutat mire なんだが なぜプランシーがこれを石にすると訳したか、ラテン語を色々調べてみた。 おそらく、mireをminera系統と誤読したか、そう記した本があったんだろうな。 一応、日本語訳のミスも考えてフランス語の原本も確認したが、確かに pierreと書いてあった。 なるほど プランシーがヴァイヤー以外に何を参考にしてソロモンの悪魔を書いたかはわかっているの? >>181 作り手が出来る限り伝承を元にしたいってのはあるだろ Wikipediaはこのスレじゃでっち上げが多いって不評だけど このプランシーの項目はどうなん? 文学的には初期は反権力、反権威色が強い文書を書いていたが、後にカトリックに改宗した。 このため、『地獄の辞典』初版、第2版でカトリックを攻撃していたにも関わらず、 第3版以降は一転、カトリック擁護の立場で改定を行ったため、 第3版以降は宗教裁判批判を「宗教裁判が残酷であったことはでっち上げ」と称するなど、内容に一貫性を欠く。 各項目も大衆の興味を引くものではあったが、大衆に迎合した粗雑な部分や、無知から来る誤解、誤認も多く、 学術的資料としては役に立たないばかりか、後世の悪魔学研究に混乱をきたさせるような部分も多い。 しかし、膨大な記述と広範な知識は当時の風俗、流行を知る上で参考になる部分も多い。 また第6版の挿絵でブルトンが描いた悪魔に関する視覚的な表現は後世に影響を与えている部分も多く、 「羽根に髑髏が描かれた巨大なハエとして描かれたベルゼブブ」は『地獄の辞典』の影響力の大きさを示す好例として引き合いに出される。 Wikipediaの内容ででっち上げが多いとか言っていたらネットの情報はどこも信用できなくなるぞ もちろんここのスレも例外じゃない話 おそらく4行目までが床鍋訳の後書き、5行目以降は注釈にもあるゲティングズの悪魔の事典。 どっちもちょっと大きな本屋や図書館に行けば大体置いてあるから でっち上げかどうか気になるなら原本読んでみたら? あ、なーんだ 編集者の感想じゃなくてどっかの本の批評をそのまま引用してるのね そのままじゃないよ。プランシー嫌いのゲティングズの文に繋げるために 中立な立場でプランシーを評していた床鍋側の文はかなりニュアンスが変えられてる 完全な引用じゃない、筆者の言葉で書かなければいけない これは著作権法上の原則 なので、どんな言葉にも筆者の意見というバイアスがかかる だから出典が明記されていなくて検証できない記事はクソだし 出典が明記されているなら、それを見て検証しない読者もクソ これはWikipediaだけでなく、すべての書籍、ひいては 情報というものの大原則 厳しいこというと、こんなことも分からないで悪魔「学」とか 語る資格ないよ >>183 意味不明 ヴァイヤーのリストを発展させたのがソロモンの霊になると思うが 何を言いたい? 地獄の辞典は『偽王国』『大奥義書』『真正奥義書』『ホノリウスの書』を 参照していることは、内容を見れば分かる。 あ、いや別にWikipediaの連中は恣意的にプランシーを悪く言っている!クソだ!って言いたい訳じゃなくてね 185=187に引用元の文章を読むおもしろさを知ってもらいたくてですね、 うん、なんかかんに障ったならごめん あ、俺は189だけど…… 俺も「字面だけ捉えててはいかんよ、調べて理解して初めて学問といえるのよ」 ってことを185、187にいいたかっただけです。 出張帰りで疲れてて、ちょっと言葉がきつくなってたかも すまん お詫び代わりにゲティングズのプランシーに対する不当な評価の例をひとつ。 アドラメレクの項に「ヴァイヤーによると地獄の大法官」って書いてるが これはウェイトのBook Of Ceremonial Magicの記述を基にしていると思われる。 http://www.sacred-texts.com/grim/bcm/bcm51.htm だが、これはヴァイヤーが書いたリストじゃなくて、プランシーが 地獄の辞典の「地獄帝国の宮廷」の項でベルビギエのリストとして 紹介しているものなんだよね。 まともに地獄の辞典も読んでないのに批判してたんだろうな、と感じる。 >>189 意味不明ならもうしわけない プランシーが本当にラテン語原文まで参照してそうした魔術書を読んでいたのか、 当時出回っていた通俗的なフランス語訳の魔術書を参照しただけなのか、 そのあたりが知りたかっただけ。 ついでに、日本関係の項目の元ネタも気になるが、スレ違いだな。 >>191 『地獄の辞典』初版は1818年出版で、初版にすでに「地獄の宮廷」(p.143ff)がある。 ベルビギエはそれを1821年の自著のなかで引用し、さらにそれをプランシーがのちの改訂版で引用している。 >>194 具体的にどの文献に依拠して日本関係の項目を書いたのかということだよ。 元の文献は知らんがあれって言われてるほどおかしな内容じゃないみたいよ? 試しにクマノゴオーについて軽くネットサーフィンしてみたら 結構な部分が事実に即した内容で口からデカラビアが出た >>193 本当だ http://books.google.com/books?id=RtM0AAAAMAAJ& ;printsec=frontcover&dq=intitle:Dictionnaire+intitle:infernal&lr=&num=100&as_brr=1&ie=ISO-8859-1 このペーパーを斜め読みしてベルビギエが先だと思ってたんだが 間違っていたようだ…… ちゃんと調べないと恥をかくと自ら示してやったぜ! http://www.llewellyn.com/journal/article/2149 確かにベルビギエのFarfadetにはDictionnaire infernalの文字も見える http://www.psychanalyse-paris.com/856-Description-du-Jugement.html ヴァイヤーのリストはDe praestigiis daemonumの40ページくらいからだが 役職の話はない http://books.google.com/books?id=TgQ6AAAAcAAJ& ;printsec=frontcover&dq=%22De+praestigiis+daemonum%22&cd=7#v=onepage&q&f=false ということで、プランシーのリストというべきか 先のペーパーだと、ウェイトはベルビギエ知らなかったんじゃないの とか書いてあったが、Occult Sciencesの50ページ辺りから見ると 知っていたようだ http://ia600208.us.archive.org/23/items/occultsciencesco00wait/occultsciencesco00wait.pdf 日本の項目といえばマとかゲングとか >>192 プランシーが具体的にどんな文献を参照したかは、はっきりとした 文献リストがないので分からん。 ただ、内容を読むと「偽王国」の内容は割りと忠実に訳しているし、 「大奥義書」「真正奥義書」あたりのフランス語版が出回った グリモワールもほぼ転記レベルで忠実に書いてある。 日本の項目に関する文献は、1844年版あたりから入っているようだ。 シーボルトあたりだろうか。 ヴァイヤーを読むと、アドラメレクの意味として magnitudo uel pote[n]tia regis uel consilij(王あるいは評議会の偉大さあるいは権勢)とあって、 magnitudo consiliumの部分がいつしかgrand chancelierに変化したのではないか説 read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる