倭人
古くは戦国から秦漢期にかけて成立した『山海経』に、
東方の海中に「黒歯国」とその北に扶桑国があると記され、
倭人を指すとする説もある。
また後漢代の1世紀ころに書かれた『論衡』に
「倭」「倭人」についての記述がみられる。
しかし、これらがの記載と日本列島住民との関わりは不明である。
また『論語』にも「九夷」があり、これを倭人の住む国とする説もある。