<【゜)))彡< Miami Marlins【マターリ】8
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●分析(アルカンタラ)
8月以降、安定した投球ができた理由の考察。
・好投手の映像を見て研究
・投球の軸をFFからSIに変更
・SpinRateや変化量が改善
■好投手の映像を見て研究
ストットルマイヤー投手コーチによると、
カーショウやバーランダーといった好投手の映像を見て研究し自身の投球の改善に活かした成果だ、と。
https://video.twimg.com/amplify_video/1172709006281854977/vid/640x360/b_pwNhR9UpHdepob.mp4
■投球の軸をFFからSIに変更
8月10日からSIの投球割合を増やし投球の軸をFFからSIに変更した。
本人によると、
SIでストライクを奪うことに重点を置いた、と。(本人はFTと表現)
投球の軸をSIに変更した具体的な理由は不明。
多分、本人の意向、SIへの手応え、コーチからの助言、分析部門からの情報などを元に総合的に判断したと推測。
投球の軸をSIに変更して以降それに比例し、
・防御率
・被打率
・能力系指標のFIPやxFIP
・HR率
・ゴロ率
・フライ率
・Hard Hit率
が改善。
https://pbs.twimg.com/media/EI-h6AOU4AIcXFk.png
https://pbs.twimg.com/media/EI-h6APU0AA0OAn.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EI-h6BXVUAI81dN.png ■SpinRateや変化量が改善
6月16日を境に全球種のSpinRateが徐々に増加してる。
・値の推移(6月16日時点と6月16日以降の最大値)
2,249 → 2,502 FF
2,246 → 2,521 SI
2,342 → 2,641 SL
2,402 → 2,600 CU
1,861 → 2,054 CH
SpinRate増加により変化量が改善。
SIの変化量はほぼ変わってないけど他球種は全て改善。
FFはよりホップ軌道に。(縦変化7.88in → 8.14in)
SLはより曲がるように。(横変化2.30in → 2.73in)
CUはより曲がるように。(横変化2.92in → 3.61in)
CHはより落ちるように。(縦変化2.17in → 1.81in)
ただ、SpinRateが増加した具体的な理由は不明。
過去にハイスピードカメラ映像を利用して投球メカニクスを改善しSpinRateを増加させた事例あるので、※
多分、アルカンタラも同じ要領で増加させたんだと推測。
SLとCUは握りを変えてる。
6月16日以前と6月16日以降のSpinAxis(回転軸)が大幅に違ってる。
握りを変えSpinAxisの傾きを変えたことも「より曲がる」ようになった理由だと推測。
・値の推移(6月16日以前と6月16日以降)
122.99度 → 116.09度 SL
054.23度 → 046.37度 CU
※
ハイスピードカメラEdgertronicを使った選手育成(投手編)
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/mlb/1549467430/311
ヘルナンデスのSpinRate改善
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/mlb/1501190186/287
https://pbs.twimg.com/media/EI-ita-UYAALvBh.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EI-ita_UUAEMDHL.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EI-itbBVUAE0xsS.jpg ■SLの変化量の比較映像
6月16日以前
2019-05-19 87.0mph
2019-05-30 86.9mph
2019-06-10 87.0mph
6月16日以降
2019-07-14 84.4mph
2019-08-10 88.0mph
2019-08-28 86.2mph
https://streamable.com/gr3et 8月以降の安定した投球は本人の努力と球団の育成が実を結んだ感じ!
来年はこの投球をコンスタントに。
もうちょっと奪三振率の改善もできれば。 アルカンタラはまだ24歳。
真面目で研究熱心っぽいし、まだまだ伸びしろありそう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています