2割5分40本打線vs.3割3分5本打線

ホームランを犠牲にしてでも打率を上げに行くのか、ある程度打率には目をつぶってホームランを狙いに行くのか。
どちらの方が良いバッターなのかは様々な角度から議論できるため一概には言えませんが
今回はwOBAとシミュレータの2つの方法を使って、自分なりの結論を出してみたいと思います

打席数568
A 安打数124.5 打率.250 単打63.4 二塁打18.5 三塁打2.6 HR40
B 安打数164.3 打率.330 単打127.1二塁打27.1 三塁打5.2 HR 5

wOBAは打者の総合的な打撃力を測ることができる指標です。
それぞれの打者についてwOBAを求めると、((wOBA' = (0.7 × 四死球 + 0.9 × 単打 + 1.3 × 二塁打 + 1.7 × 三塁打 + 2.0 × 本塁打) / (打数 + 四死球)))

それぞれの打線で10万試合を行い、その平均得点
打者A .378(6.40点)
打者B .383(6.85点)

3割3分 5HR  (イチロー10年平均3割3分1厘9HR)

これに走力・盗塁力がトップレベルで併殺も非常に少ない選手なんだからそら攻撃力あるわな
2割2分なら40HRとか全くいらん