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盟友編

ロッテ・沢田圭佑が1500万アップの1940万円でサイン 藤浪晋太郎とともに大阪桐蔭で春夏連覇
2023.11.18(Sat) デイリースポーツ
 〜大阪桐蔭では、エース藤浪晋太郎を好救援で支え、甲子園で春夏連覇を成し遂げた。


12年大阪桐蔭で春夏連覇・沢田圭佑 藤浪は苦しんだことも成長過程「先発でマウンドに立つ姿が見たい」
2023年1月13日 5時0分スポーツ報知

2019年1月に母校の大阪桐蔭で自主トレを公開した藤浪晋太郎と沢田圭佑

 大阪桐蔭の2枚看板として、12年に藤浪と甲子園春夏連覇を果たした前オリックス・沢田圭佑投手(28)が12日、米アスレチックスと契約合意した“同志”にエールを送った。(取材・構成=小松 真也)

 藤浪から本格的なメジャー挑戦の思いを聞いたのは昨年の夏頃でした。「移籍したい」と言うから「えっ、日本で?」と聞いたら「いや、メジャー。行けるなら行きたい」と。不意を突かれて「マジ!?」と驚きました。でも、すぐに藤浪らしいなと腑に落ちました。

 大阪桐蔭で出会った時の第一印象はめちゃでかい! 手足も長く、僕とは両極端にいるような投手。「伸びしろがえぐそう」と思っていました。それに、エリートタイプじゃない。努力を惜しまない姿が印象に残っています。今でもオフに会えば、思い出話で時間が過ぎる。「坂道を永遠に走っていたな」とか。本当に日々をぎりぎり生きていましたから(笑い)。2年夏まで大事な試合で勝てなかった悔しさも、甲子園春夏連覇につながりましたね。

 僕が昨年6月に受けた右肘のトミー・ジョン手術の前には親身になって相談に乗ってくれました。日米問わず、同じ手術の経験者に術後の過程なども聞いてくれて。本当にいいやつです。

 彼がここ数年、苦しんだこともきっと成長過程。来年は夢に挑むわけですから、すべてをぶつけてほしい。藤浪は僕の中ではやっぱり、先発投手のイメージ。メジャーの真っさらなマウンドに立つ姿が見たい。僕もNPBでの現役続行を諦めていません。藤浪の存在は何よりも刺激になります。(前オリックス投手)