藤浪のチャリティで思い出したが
宮城は自分と同じ境遇の子供たちが困らないように支援してるんだよな
壮絶なイジメや差別がある中でプロ野球選手を目指したらしい

「貧しくても親が幸せくれた」宮城大弥 子ども基金作った願いを語る

構成・室田賢
2023/3/13 18:55 有料記事

 少年時代、両親にたずねたことがあった。

 野球をやめた方がいい?

 家計が苦しいことが、子どもながらにわかった。
 道具を十分に用意することすらままならない状態だった。
 ただ、両親は野球を続けるようにと言ってくれた。

 プロ野球オリックスの主力投手で日本代表の宮城大弥(21)は11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)チェコ戦に登板して「めちゃめちゃ緊張しました」と言いながら、5回1失点に抑えた。

 沖縄県宜野湾市で生まれ育った。両親と妹の4人暮らしだった。
 「アパートの6畳1間でした。部屋が狭かったので、冷蔵庫はベランダに出していたんです。テーブルが部屋の真ん中にあって、寝るときはどかして布団を敷いていました」

2022年2月、当時20歳だったオリックス宮城大弥は地元・沖縄でスポーツを続ける子どもたちを支援する目的で「一般社団法人 宮城大弥基金」を設立した。そこには、自らが子ども時代に味わった経験を基にした、子どもたちへのメッセージが込められていた。

 4人が床に並べず、両親のどちらかが交代で座って寝た。おやつにするパンの耳をもらって帰ることも珍しくなかった。

父の我慢と母のふるまい 社会に伝えたいこと 
 「みんながゲームを持ってい…

宮城大弥
2001年8月25日(22歳
年俸5000万円から3000万円増の8000万円で更改した(金額は推定)。