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第113話(9)
●某公園(ポイント1)●
目黒は攻撃を続ける.
目黒[ガッ(掴)].
元阿修羅「!!」.:
目黒[グンッ(引)].
元阿修羅「うおっ…!!」:
[バッ]
元阿修羅「くっ…!!(汗)」.
目黒[(掴)]
元阿修羅の左肩を掴み.両手で強力に引き落とす目黒.
これを踏ん張る元阿修羅...次の瞬間.
元阿修羅「!!!」.
目黒[ガシッ.グッ].
[ブオッーーーーー.
ーー元阿修羅「うお
あっ!!!」ーーー
ーーーーーーーーー.
[目黒]ーーーーーー]
[[[バァー―――――
.[目黒]ーーーーーー
元阿修羅「ぐはあっ.
!!!」―――――
――――ン!!!]]]
[バッ.ザッ…受け身]
目黒「……」
元阿修羅を
豪快な
変則一本背負い投げで地面に叩き付け.
起き上がる目黒.
第113話(9)終 第113話(10)
●某公園(ポイント1)●
狂乱鬼「!!(驚)」.
狂乱鬼「え!?(汗)」.
柿崎「な!?(驚)」.:
「ま"」.
「ま"」.
目黒「……」
「ま"ま"」...
元阿修羅「ま".ま"」.
オ...ォ....ォ
元阿修羅「ま"…ま"っ.ま"っ(((震)))」
元阿修羅「ま"ま"―
―――――――――
――――――!!」.
目黒の投げ技で右腕を複雑骨折した元阿修羅.
右腕を抱えながら
絶叫する.
第113話(10)終 第113話(11)
●某公園(ポイント1)●
目黒は苦しむ元阿修羅に.さらなる攻撃を加える.
目黒[[ゴツ!!!!
ガッ!!!!!!!
!!ガッ!!!!!
!ガッ!!!!!!(蹴)]
元阿修羅「「「ごっ!!ぶっ…!!」」」.
狂乱鬼「……(驚)」:
狂乱鬼「……(驚)」.
柿崎「……(驚)」.:
[ピク]:
元阿修羅「がっ…あがっ……(失)」
[ピク].
目黒は悲鳴をあげる元阿修羅の顔面に.容赦なく蹴りを入れた.
元阿修羅は顔面血だらけで失神する.
.オ∵∴∵∴∵∴∵∴
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
ォ∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵目黒「……」∴.
∵∴∵∴∵.∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
.オ∵∴∵∴.∵.∴∵
顔面に返り血を浴び.静観する目黒.
第113話(11)終 第113話(最終編)
●某公園(ポイント1)●
オ.ォ.....オ
柿崎「ううっ……(怯)」.
狂乱鬼「うっ…(怯)」:
目黒の圧倒的強さを目の当たりにし.怯える柿崎と狂乱鬼メンバー.その時.
「ぐあっ!!!」.
目黒「!」
イッカク「………」.
オ..ォ.....オ...ォ.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∴
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
イッカク[……(掴)].
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∴
松坂[…((震))…]∵:
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
ォ..ォ.....オ...ォ.
イッカクが松坂の髪を強烈に掴みあげる.
それを外そうとする松坂.
そしてついに
惨劇の闘いが
始まる.
第113話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第114話(1)
●某公園(ポイント1)●
松坂は親衛隊の猛者.
しかし
相手は2メートルを
軽く超すイッカク…!!
松坂[┳━━━].
松坂[ブンーーーーーーーー].
///////////////////
///////////////////
イッカク[(避)].:
長いリーチを活かし
松坂のトンファー攻
撃を避けるイッカク.
松坂『くそっ…懐が深過ぎる!相当─踏み込みが速くねェと当たらねェ!!(汗・心声)』:
イッカク「…(睨)」.
松坂『しかも─バットがある分─余計にリーチが長げェ!!(心声)』.:
松坂『しかも─想像以上に握力がある─あのショートバットがクソ重い…!!(心声)』.
(金属バット)
イッカク[ブオッーー].:
[バッ(防)].
松坂[┳━━━].
松坂『こんなモン.まともに喰らったら──死…(心声)』.:.
イッカク[ブンーーーーーーーーー―(蹴)].
松坂「!!(驚)」
第114話(1)終 第114話(2)
●某公園(ポイント1)●
イッカク[[ドッー―――――――――――!!!!!(蹴)]].
松坂[[!!!!!]]:
イッカク「………」.
松坂[[ドドォッー―――!!!((倒))]].:
親衛隊・蓮「松坂!!(汗)」.
親衛隊・翔「!?(汗)」:
松坂「オ…ッ((吐))」:
イッカク[ガッ(掴)].
松坂[!!?].
イッカク[メキメキ].
松坂の髪を掴み
力を込めるイッカク.
イッカクの右甲に
静脈が浮かび上がる.
松坂「ぐあっ!!」.
目黒「!」:.
グ.グ..グ.....グ...
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵イッカク[(掴)].
∵∴∵∴.∵∴∵∴∴
∵∴.∵∴∵∴∵∴∴
松坂「ぐあああっ……!!!((汗))」∴.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∴
∵∴.∵∴∵∴∵∴∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∴
松坂の髪を掴みながら.松坂を引き上げるイッカク.
第114話(2)終 第114話(3)
●某公園(ポイント1)●
[ダッ].
目黒「チッ!!絶対捕まんなっつったのに…!!」.:
目黒が松坂を助けに行こうとした
その時.
(金属バット).
柿崎[ブン――――――――].
目黒「っと!!(避)」:
柿崎が金属バットで
目黒に襲いかかる.
柿崎「行かせねェ!!(汗)」.:.
目黒「アンタ.男だな…」.
第114話(3)終 第114話(4)
●某公園(ポイント1)●
[ザッ].
イッカク[(掴)].
松坂[((震))]
イッカクに掴まれた髪を.両手で外そうとする松坂.
ダッ:.
蓮(れん)「くそっ…放しやがれ!!(汗)」
イッカク「…(睨)」
親衛隊メンバーの蓮(れん)が松坂を助けに行く.
蓮[[ドッ!!!]]:..
━━━┳.
松坂[[!!!]].:
イッカク「………」.
イッカクは松坂を盾に.蓮のトンファー攻撃を防いた.
松坂「ぐあっ!!(汗)」.:
蓮「くっ!!…しまっ……!!」.:
:.(金属バット).:
蓮「!!!(汗)」
イッカク[[ドッ―――――!!!!!]].
蓮[[!!!!!]].:.
[[ボキッ]].
蓮「ぐっ……!!!(汗)」[[ボキッ]]:
[[バタ]].
蓮「ぐああ…っ!!!((倒))」
.[[バタ]]:
イッカクの金属バット攻撃が.蓮の右鎖骨にヒットする.
第114話(4)終 第114話(5)
●某公園(ポイント1)●
[ザッ].
翔「蓮…クソッ!! (汗)」.:
松坂を助けに行く翔.
イッカク「…(睨)」.:.
[バッ].
イッカク[(睨)]――――――――――ー松坂「ぐあっ!!」.
翔「くっ!!(止)」.
松坂を盾にして
翔の突進を止める
イッカク.
松坂「バカ 翔.俺に構わず行け!!(汗)」:.
翔「け…けど松坂……!!(汗)」
次の瞬間.
[ビュッ―――ーー].
(金属バット).
イッカク[[ドッ!!!]].
翔[[!!!]].
[[ドドォ!!]].
翔「つはァ…!!!((倒))」.:
イッカクの金属バット攻撃を食らい
倒れる翔.
被っていた帽子がふっ飛んだ.
第114話(5)終 第114話(6)
●某公園(ポイント1)●
松坂「この野郎………(汗)」.
イッカク[(掴)].
松坂「っザケンなコラァ!!(汗)」.:
[バッ].
松坂がイッカクに撲り掛かろうとした
その時.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
イッカク[[ゴキッ!!!!!!!!!]].
松坂[[!!!!!!!!!]]∴∵∴∵∴.
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
松坂[(汗・出血)].:
松坂[ドッ…サッ…(倒)]
イッカクの左膝蹴りを顔面に喰らう松坂.膝から崩れ落ち.
失神する.
イッカク「……」:.
第114話(6)終 第114話(7)
●某公園(ポイント1)●
[[ドドォッ…(倒)]].
イッカク「!」:
イッカク「…(睨)」.
柿崎[((失))].
目黒の足元に
顔面血だらけで倒れる柿崎.
まとも戦えるメンバーは.目黒とイッカクしかいなくなっていた.
コオ.ォ...オ...ォ..
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵∴∵目黒「……」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
イッカク「……」∵.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
オ.ォ....オ...ォ...
睨み合う
目黒とイッカク.
第114話(7)終 第114話(8)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
オォ.....オ.ォ..ォ.
海「く…苦しい…本当だよ…俺は…嘘は何一つ言ってない(震)」
ニカク「海…俺が皆川状介に.散々拷問を仕込まれた事は知ってるよな?」.
[グ.グ.グ..グ(浮)].
海「……((震))」:
ニカク「確かにオメェは嘘は言ってねェ…だが.まだ話してない事がある………」.
海「〜〜〜っ((震))」.
第114話(8)終 第114話(9)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
海[((震))].
ニカク「オレは目黒が死のうが何だろうが.正直どうでもいい」:.
ニカク「それが良樹やチームの為ならな…」.
ニカク「だがもし.この目黒の件が.オメェの個人的な理由からなら(睨)」
ニカク「斬人を取り戻した後.ケジメとしてオメェはバラされる事になる(睨)」:.
海「……!!(驚)」
賢三「………(睨)」.
哲「あれ大丈夫かよ?(汗)」:.
海とニカクのやり取りを見つめる.賢三と哲.
海「じゃ…じゃあ.ニカクは何で最初に.め…目黒をバラス事に.さ…賛成したんだよ!?」
ニカク「海…オメェがどこまで本気か判断できなかったし…
最初の段階では.本当の理由を話すとは思えなかったからだ」
第114話(9)終 第114話(10)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
ニカク「そもそも.オメェが田口を連れて来た時から.ずっとうさん臭ェとは思ってたけどよ」.:
海「………そ……そうか((震))」.
海「だからニカクは俺を裏切ったのか…((震))」:.
ニカク「あ!?」.
海「よ…良樹がそうしろと言ったの?そ…それとも個人的な理由から?」
ニカク「はあ!?何言ってんだテメェ!?」:.
狂乱鬼「ニカクさん.ポイント1の公園から連絡です.
現在.目黒達とイッカクさん達がカチ合ってるそうです!!(汗)」.
ニカク「!?(驚)」.
第114話(10)終 第114話(11)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
ニカク「何で兄貴が公園に!?ポイント7だったハズじゃ……(汗)」
ニカク「!!!」
[グッ]
ニカク「カイ…テメェ!!(汗)」
海「ぐっ…くくっ!!(苦)」
ニカクは海の胸ぐらをさらに絞めあげる.
海「さ…先に裏でコソコソ動いて…オ…俺を裏切ったのはニカクだろ!?((震))」
ニカク「……!!(汗)」.:
海「め…目黒の件は…お…遅かれ早かれ.ど…どの道.避けては通れない((震))」.:
第114話(11)終 第114話(最終編)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
オ..ォ......オ..ォ.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
海「ほ…本郷∴∴∵.
流希亜………」∴.∵
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
フーリン「……」∴.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
ゴルバッキーを抱え.
夜の廃墟で静観する.
フーリン.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
海「み…皆川状介に
焼き殺された………
」∴∵∴∵∴∵∴.∵
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
海「ゴ…ゴルバッキ
ーに関わる事だから
…」∴∴∵∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
フーリン.
ゴルバッキー.
そして本郷流希亜.
暗黒の因縁が
語られる.
第114話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第115話(1)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
ゴルバッキー.
フーリンが抱えている猫の人形.
それに籠もる業は深い.
フーリン「………」夜.ベースヤードにたたずむフーリン.
三浦「何やってんだフーリン」
フーリン「!」
三浦[(微笑)]
フーリン「ちょっとゴルバッキーの事を思い出してたにゃん…(微笑)」
三浦「そっか.ルキアの事を…(閉目)」
フーリン「ゴルバッキーにゃん…(不満顔)」
三浦「そうだな.ゴルバッキーだったな…」
三浦「だがそれは.お前らがそう呼ぶと決めた事だ(微笑)」
フーリン「………(閉目)」
第115話(1)終 第115話(2)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
三浦「フーリン達がルキアと初めて出会ったのは.中二の時だったっけ?」
フーリン「そう…中二の初めだったにゃん」
フーリン「知っての通り.ウチとイッカク.ニカクは同じ井逆中学出身」
フーリン「以前からニカクは.三浦達.第8中のゴルバッキーが気に入らなかったにゃん」
フーリン「だからニカクは.ゴルバッキーに絡んでたんだけど…いつもシカトされまくってたにゃん」
三浦「中学連合前の俺らはバチバチだったからな…だからニカクがツレのカイをボコったんだよな?(苦笑)」
フーリン「それでゴルバッキーもキレてタイマンにゃん(微笑)」
フーリン「勝負はゴルバッキーの勝ち…
まァ当時のニカクは.気性の荒いチビだったから仕方無かったにゃん」
フーリン「けど.それがキッカケでウチらはルキアや三浦達と仲良くなったにゃん」
第115話(2)終 第115話(3)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
三浦「俺とカイが初めてルキアと出会ったのは小5の夏.アイツは転入生だった……(微笑)」
三浦「ルキアは当時から暗い感じだったからさ.だから全然ダチができなくてずっとボッチだった」
三浦「だがある日.クラスの一人がルキアに声をかけた」
三浦「それがカイだった」.:.
第115話(3)終 第115話(4)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
三浦「だが当時のカイは学校一の悪ガキコンビ.俺と火咲にしょっ中イジメられまくってた」
三浦「それでキレたルキアは火咲とタイマン……当時.中坊もビビって避ける火咲を相手に.ルキアは堂々の引き分けだった…」
三浦「それから俺と火咲はカイをイジメなくなって.ダチになった…」
三浦「カイがスゲェ喜んでたな…」
第115話(4)終 第115話(5)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
フーリン「今考えたら.元々カイの策略だったのかもしれないにゃん(微笑)」
三浦「はは…かもな(閉目)」
三浦「まァとにかく」
三浦「ルキアは無愛想でどっか影のある奴だったが…」.
三浦「信頼できる男だった」.:
フーリン「……」
フーリン「だけどアイツは.最終的にウチらを裏切ったにゃん…(鋭)」.:
三浦「フーリン…(鋭)」.:
[ジャリ‥]
「確かにルキアは.俺達を裏切った……」
フーリン「……」
三浦「……」
良樹「だがそれは全て.俺達の為だった…(閉目)」
第115話(5)終 第115話(6)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
海の胸倉を掴み
絞め上げるニカク.
ニカク「目黒をバラス事が…ルキアに関わる事って…」
狂乱鬼A[(汗)]
ニカク「いったいどういう事だ!?答えろカイ!!(絞)」
海[(汗)]
海「うるせェ!!そっちが先に答えろクソッタレ!!(汗)」
海「俺に隠れてナメたマネしやがって!!田口がここに来ない事はお前の指示だろうがよ!!(怒・汗)」
海「今回の件を田口に話をした時から.お前と田口の様子がおかしかったからな!!」
海「俺が気付かねェと思ったのかこの脳筋野郎!!」
狂乱鬼A[(汗)]
ニカク「だから俺を襲撃ポイントじゃなく…自分の側に置いて.見張ってたって訳か…(睨)」
ニカク「さっきは田口が来ねェとか役者コキャあがって!! (睨)」
第115話(6)終 第115話(7)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
海「フン…当たり前じゃないか.ニカクは信用できないからな!!(笑・汗)」
ニカク「テンメェ〜〜〜っ(怒)だから兄貴の場所も…(汗)」
興奮状態で言い合う二人.その時.
賢三「そこまでだ………」
ニカク「!」
海[(汗)]
賢三がニカクと海に近付く.
ニカク「殺スゾ.何でも屋(睨)」.:
賢三「アンタ.ウォーキングデッドは観てるか?」:.:
オ.ォ.....オ...オ
哲[(構)]
賢三「アイツの腕は.ダリル張りだ……」
ボーガンを構え.ニカクに照準を合わせる哲を指差す賢三.
哲[(狙)]
∵∴∵∴∵.∴∵∴∴
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴∵[(睨)].∴∵∴
∵.∴∵∴∵∴∵∴∴
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
第115話(7)終 第115話(8)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
哲[(狙)]
賢三[……]
ニカク[……]
海[(汗)]
狂乱鬼A「オイオイ大丈夫かよアレ…何モメてんだ.急いで公園行かなきゃじゃねェのか?」
狂乱鬼A「なァ…今からやんのって.目黒をボコって拉致するだけなんだよな…(汗)」
狂乱鬼B「ああ.それがどうしたよ?(スマホ見)」
狂乱鬼A「い…いやさっきニカクくんとカイくんの会話が…少し聞こえてよ…(汗)」
狂乱鬼A「■何か目黒をバラすのどうのってよ…■」
狂乱鬼B「!?(汗)」
第115話(8)終 第115話(9)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
狂乱鬼B「はは…そりゃオメェ.俺らの口グセみてェなモンじゃねェかよ(笑・汗)」
狂乱鬼A[…(汗)]
狂乱鬼B「ビビリ過ぎだって.さすがにそこまでやんねェだろ!?(笑・汗)」
狂乱鬼A「け…けど.あの二人だぞ?マジで何やるかわかんねェ…(汗)」
狂乱鬼A「それに名無死の奴らの格好見ろよ…」
..哲[(狙)].:.
.:..賢三[……]:..
狂乱鬼A「清掃員や警官のコスプレまでする理由って何だよ!?」
狂乱鬼A[……(汗)]
狂乱鬼B[……(汗)]
第115話(9)終 第115話(10)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
狂乱鬼B「ま…まァ最悪…もしデコにパクられても…海くんから指示通り.例の説明をすれば.大丈夫なハズだ…(汗)」
狂乱鬼A「そ…そりゃわかってるけど…ビビってゲロる奴が出て来るかもじゃねェかよ…(汗)」
狂乱鬼B「オメェみてェにか?」
狂乱鬼A「バ…バカ.オ…俺はんなマネしねェよ!!」
狂乱鬼B「だよな…そんな馬鹿はできねェ…俺らは住所から家族構成まで把握されてるからよ…(汗)」
狂乱鬼B「下手な事すりゃ.後から何されるかわからねェ…(腕組・汗)」
海[(睨・汗)]
狂乱鬼B「良樹くんと言うより……あの海くんがな…」
第115話(10)終 第115話(11)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
狂乱鬼A「オ…俺らこの先.どうなんだろうな…(俯・汗)」
狂乱鬼B「まあ…地元(西千葉)にいる限り.カタギだろうが悪党やって行こうが…良樹くん達との関係が完璧に切れる事はねェ…………(俯・汗)」
狂乱鬼B「オレら(不良)の世界じゃ成人してもある意味.上下関係はずっと変わらねェ………成人しても世代ごとの派閥や階級コミュニティはほぼ継続される」
狂乱鬼B「つまり.現世代を制した者が成人した後も…地元では当然強い影響力を及ぼす」
第115話(11)終 第115話(12)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
狂乱鬼B「以前.海くんが言ってたんだ……どんな世界でも.努力を怠った奴は上には上がれねェって…(閉目・汗)」
狂乱鬼B「学校では成績.仕事では売り上げ.不良では名ァ上げる事…(閉目・汗)」
[ググッ(拳握)]
狂乱鬼B「今の内から.キッチリ名ァ上げる努力しとかねェと.将来(さき)がやべェのはあながち間違ってねェ…」
[ギリッ(噛締)]
狂乱鬼A「そ…そうだよな.名ァ上げとけば.悪党だろうがカタギで商売やろうが.全て有利に働く(汗)」
コォ...オ.ォ..オ.
狂乱鬼A「俺らみてェなボンクラが地元で生きて行くには.名ァ上げて行くしかねェ…」
第115話(12)終 第115話(13)
●西千葉ー某駐車場(ポイント5)●
ニカク「カイ…(掴)」
ニカク「俺は良樹からオメェが暴走しねェ様に.見張り役として側にいたのはわかってたハズだ…(睨)」
ニカク「だが良樹は今回の件は………今回の襲撃メンバー同様.目黒を拉致るとしか話してねェ…(掴)」
海[!?(驚)]
ニカク「田口に来るなと言った理由は.奴に目黒を殺させる本当の理由が見えて来なかったから.リスクが高過ぎると判断したからだ…」
[スッ(掴離)]
ニカク「これで俺は全て話した」
[ハア]
海[(驚)]
[ハア]
ニカク「兄貴の件で俺を騙した事は.水に流す…」
[ジャリ‥]
ニカク「だからお前も.今回の事がルキアにどう関わっているのか.正直に話せ」
[ジャリ‥]
車に向かうニカク.
海[(汗)]
賢三[……]
哲[(汗・溜息)]
ニカク「公園に急ぐぞ」
第115話(13)終 第115話(最終編)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
良樹「確かにルキアは俺達との約束を破った」
良樹「だが…その約束を破った理由は.俺達の為だった…(閉目)」
フーリン「……」
三浦「……」
良樹「ルキアは俺がやるハズの事を失敗し.そして皆川状介に殺された(閉目)」.:.
三浦「……(俯)」.:
フーリン「…(俯)」.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵∴.∵
良樹「だから俺が…
」∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵.∴∵∴∵∴∵∴∵
良樹「皆川状介を殺
した…」∵∴∵.∴∵
∵.∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
5代目斬人総長
皆川状介の死.
殺ったのは良樹.
語られる
衝撃の真相.
第115話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第116話(1)
●狂乱鬼連合ベースヤード●∴∵∴∵∴.
オ...ォ..オ..オ.ォ.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
ォ.....ォ....ォ.ォ.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
良樹「狂命戦争………」
フーリン「……」
三浦「……」
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
オ..ォ.
良樹「あの酷い抗争から」.:.
良樹「もう2年…」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵.∴
第116話(1)終 第116話(2)
●西千葉野外某所●
コ...ォ...オ....ォ.
[東條][良樹][火咲].
──.────[江崎]
2年前の夜…
西千葉不良界の
暗黒史「狂命戦争」.
秘密会談は
その末期に開かれた.
オ..ォ.....オ
東條『どんな決着が
つこうと…この抗争で一っこ上の世代はもう終わりだ…』.
◆愚狼・総長補佐
東條政文(16)◆
ォ.......オ
良樹『……[閉目]』.
◆斬人・総長補佐
弦巻良樹(16)◆
東條『現在の状況を整理すると』.
東條『愚狼・斬人・阿修羅・死怒の4つ巴戦…』:
ォ.......オ...ォ.
火咲『………[煙]』.
◆阿修羅・総長補佐
火咲透(16)◆
東條『戦局から見ると.斬人の攻撃力が群を抜いて高けェ』.
東條『常に主導権を握っている』.
ォ......オ...ォ.
江崎『…………』:.
◆死怒・総長補佐
江崎汐音(えざきしおん-16)◆
東條『今はオレらが数で勝ってるが……』.
東條『これ以上抗争が長期化すると.どうなるかわからねェ…』.
第116話(2)終 第116話(3)
●西千葉野外某所●
東條『既に各チーム共ダメージがでかい分.互いの大将は引けねェ所まで来てる…』
東條『そして今回の抗争は間違い無く.一番最初に始めた.斬人中心で動いてる…』
オォ...オ
東條『…………』
良樹『東條…そっちの大将.忍山(しのやま)さんの様子はどーよ?[閉目]』
オ.ォ.
東條『言いたかねェが.俺ら下のモンにわかるくれェは.ビビりまくってる[煙]』
東條『オメェの所の5代目総長
皆川状介くんによ…[煙]』
第116話(3)終 第116話(4)
●西千葉野外某所●
オ...ォ...オ
東條『実際ゲリラ戦じゃ.数で勝ってる ハズのウチが.少数の斬人にいい様に遊ばれて連戦連敗…』
良樹『……』
火咲『…[煙]』
江崎『……』
東條『皆川くん本人狙おうにも.居場所が全くわからねェ…』
良樹『だろうな………5代目は俺はおろか斬人幹部にも.自分の居場所を教えてない[閉目]』.:
第116話(4)終 第116話(5)
●西千葉野外某所●
東條『まァ…正直俺から見ても[フーーッ・煙]』
オ..ォ......オ
東條『ウチの忍山くんとそっちの皆川くんとでは…』
東條『全てにおいて格が違い過ぎる…』
火咲『フン…しょせん愚狼は烏合の衆ってこった![♪]』
東條『何だとコラ.ブスゴリラ![怒#]』
火咲『あ?やんのかコラ.瀬戸内○聴さん?』
江崎『クスクス[笑]』
[ギャーッ]
火咲『何笑ってんだクソゴミ野郎!![怒#]』
東條『外道のテメェに他人を笑う資格はねェ!![怒]#』
江崎『クスクス.そりゃゴメンね[笑]』
[ギャーッ]
良樹『おい.もうよせよ…敵対してるチームのメンバー同士がコソコソ集まってんのは.ジャレ合う為じゃねェ………[閉目]』
東條『……』
江崎『……』
火咲『……』
第116話(5)終 第116話(6)
●西千葉野外某所●
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
良樹『この酷ェ抗争
に…』∴∵∴∵∴.∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
良樹『終止符を打つ
為だろ?[鋭]』∴∵.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵.∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
東條『[鋭]』∴.∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
江崎『[鋭]』∴∵.∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
火咲『[鋭]』.∴∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
第116話(6)終 第116話(7)
●西千葉野外某所●
東條『話を本題へ戻そう…』
東條『知ってると思うが…先日起きた4号線沿いのファミレスでの喧嘩で』
東條『ウチの特攻隊長の勝木くんを含む3人が重症…今も集中治療室に入ってる』
東條『それもこれも.全てオメェの所の5代目.皆川くんがやった事だ…[鋭]』
良樹『[鋭]』
火咲『だから何だってんだおハゲぞん!』
火咲『4チーム全て似た様なモンなんだよ![鋭]』
火咲『テメェらだって数にモノ言わせて.こっちを何人潰してっと思ってんだ!?[鋭]』
良樹『よせ火咲…今回はそれだけじゃねェ…』
火咲『あ?』
第116話(7)終 第116話(8)
●西千葉野外某所●
良樹『その場にいた家族客6人が.巻き添えになってる[汗]』.
良樹『幸い6人とも大した怪我じゃねェが…一番下はまだ3歳の女の子だ……』
火咲『………マジかよ……[汗]』.:
東條『それだけじゃねェ…さっき話した集中治療室の3人は…[汗]』.
東條『恐らく.くたばる可能性が高い…………』
良樹『![汗]』
火咲『[汗]』
オ..ォ...オ.ォ...オ
東條『一般人も巻き込まれ.死人も出る』
東條『つまり.これまで以上に警察が本腰を入れて潰しに掛かってくるって事だ……』
良樹『[汗]』.:
第116話(8)終 第116話(9)
●西千葉野外某所●オ.ォ.....オ..ォ
江崎『クスクス…………そんな事.何も今さら驚く事もないでしょ?最初から予想できた事だし…[座]』
江崎『それに.デコが把握してないだけで…俺が知ってる限り.現段階でもう4人は死んじゃってる……』.
良樹『[汗]』.:
江崎『まァ…それもこれも.皆川くんによってね…』
江崎『クスクス.それより心配しなきゃヤバイのは.各チームそれぞれのOBだったヤクザでしょ?』
江崎『ウチの大将もOBから.早くこのゴタゴタを終わらせろって.大分圧♀|けられてまいってる…』
江崎『俺も大分.気合い入れられたよ』.
右腕を包帯で固定する江崎.
第116話(9)終 第116話(10)
●西千葉野外某所●
火咲『ウチのOBも似た様なモンだ…[鋭]』.
火咲『この前.バイパスのど真ン中でウチと斬人・死怒がモメた時…結果.工場のトラックが納期に間に合わなくて.数百万の損害が出たらしい…』
火咲『ヤクザはカタギあってのモンだからな』
火咲『タニマチやってるカタギのクレームは無視できねェ』
火咲『今までは面子があるから.ガキの喧嘩にヤクザが首突っ込むなんて事は無かったが…』
良樹『………[汗]』
火咲『テメェのケツに火が点きゃ.本腰を入れざるをえねェ』
火咲『このまま抗争が続けばデコによって.全てのチームが解散させられる可能性が高けェ[汗]』
火咲『そうなりゃ俺らゴミの居場所も無くなる…』.
良樹『[汗・閉目]』.
火咲『何としてでも早急に終わらせねェとマズイ』
第116話(10)終 第116話(11)
●西千葉野外某所●
東條『だからと言って各チームの頭も.表立って自ら引く事はできねェ…』
江崎『クスクス.まァねェ……ンなマネすりゃ.ヤベェOB連中にどんな目に遭うか…』
良樹『……[俯]』
5代目斬人総長
皆川状介を思い出す良樹.
東條『わかってると思うが……そもそもこの抗争は.斬人5代総長-皆川状介が仕掛けた事が原因だ…』
火咲『オウコラ.なんでも状くんのせいにすんじゃねェ!!元々は今までの愚狼のあり方が原因なんじゃねェのか!?[睨]』.:
東條『わかってる.だからそれを俺らの世代で何とかしようって話だったんだろが![睨]』..
東條『そもそも良樹…オメェ自身.皆川くんの事をどう思ってんだ?』
良樹『……………』
第116話(11)終 第116話(12)
●西千葉野外某所●
東條『はっきり言って俺はあの人を.同じ人間だとは思えねェ…人間の身体をあそこまで破壊するなんて…[俯]』
江崎『まァ…俺が言うのも何だけど.正気沙汰じゃないなァ…切り裂いた上に.バーナーで骨を焼くなんてさ…(人間焼き肉だね…)[俯]』
火咲『悪いが良樹…それには俺も同感だ…』
良樹『……』
火咲『いくら抗争相手とはいえ…その家族や知人を狙うのはよ…[汗]』
第116話(12)終 第116話(13)
●西千葉野外某所●
良樹『………[俯]』
良樹は皆川状介の言葉を思い出す.
皆川状介『良樹…─仮にお前に何か起きて…─例え100対0でお前が悪かったとしても…──』
皆川状介『俺は一生…──お前の味方だ───[微笑]』
良樹『……わかってる.俺から見ても抗争に入ってからの状くんは……[汗]』
[ギリッ]
良樹『[汗]』
第116話(13)終 第116話(14)
●西千葉野外某所●
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴良樹『最低最悪の…
』∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
良樹『ゴミクズ野郎
だ…[微笑]』∴∵.∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
東條『……………』.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
江崎『……………』:
∴∵:∴∵∴∵∴∵∴
火咲『……………』.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
第116話(14)終 第116話(最終編)
●西千葉野外某所●
東條『結論を……言わせてもらうぞ』
東條『今.起こってるこの抗争は.どのチームの頭も終結させたいと思っている』
東條『そして.今回の抗争は間違い無く.
斬人5代総長-皆川状介が潰れるか』
東條『残り3チームが潰れない限り.終わらない事は確かだ…』
江崎『…………』
東條『だがどのチームも.皆川状介を潰すのは現状不可能だろう…』
火咲『…………』
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
東條『もう内部から
』∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
東條『潰してもらう
他はない…』∴∵∴.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
凄惨な抗争を
終結させる為に出た
結論.
これが
皆川状介の死に
繋がっていった.
第116話(終)
【アウト OUT】 落札者からのコメント:落札者の個人情報を探偵に調査させ、嫌がらせをして楽しむ悪癖のある店舗です。
2ちゃんねるでは被害が相次ぎ報告され、オーナーに逮捕歴もあるのではないかと噂されています。
以前の落札者と思われる方は出入りするお店まで調査され2ちゃんねるに書き込まれていました。
購入の際は個人情報をむやみに教えないようご注意下さい。このストアの危険性はいくつも告発されていますので検索して下さい。
https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%E3%82%B9%E%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC+dc+bank
キチガイ最終章!煽ってやらせて打つ!ワタナベ発狂自滅方程式!
キチガイ倒産セール今日こそ再開なるか♪毎日仕事もせず熱心にキチガイ大発狂♪どうせ売れもしなけりゃ売れたところで工作員に騙し取られるだけ♪何のために店を開け何のために生きるのか♪そりゃ潰れるわ♪死ねば解決♪どーでもよし♪
毎日のキチガイ大発狂で資金も底を尽き死に物狂いの予算捻出工作♪今日はどこで狂っているのやら♪どんどんやらせて破滅に追い込め♪そしてまもなく訪れるXデー♪もう時間がない♪ついでに金もない♪タイホが先かこのまま倒産か♪だからどうでもよし♪
キチガイ大通報祭好評開催中♪警視庁は現在も24時間キチガイ発狂監視体制♪ネット上でも噂が拡散しキチイキーワード黒丸急上昇中♪着々と近づくブタ箱行き♪煽ってやらせて即通報♪馬鹿にも出来るチガイ制裁法♪
あぁ今日も家族の幸福が無能工作員の私腹に消えていく♪壮大な一家心中工作まもなくファイナルカウントダウン♪んー誰も興味ナシ♪大爆笑
販売業者の名称 有限会社コー ルドターキー/DC BANK 代表取締役渡邊弘宣
販売業者の住所 〒160-002都新宿区新宿3-12-11 石井ビル2F Phone:03-5269-3675 雲仙で東京に向かったとしたらもう着いてるはずだわな 【OUT アウト】
第117話(1)
●風の間(パブ・スナック)●
遡ること2年前.
狂命戦争終結の為
開かれた秘密会議
その後━━━.
海『で…良樹
この間の首脳会談の結果は?[汗]』
良樹『海の言う通り…抗争を終結させるには…[煙]』
良樹『フーーッ[煙]』
良樹『斬人5代目総長-皆川状介を
俺らで潰すしか無いと.結論が出た[俯]』
良樹『…[俯]』
ニカク『…[閉目]』
イッカク『…』
フーリン『…』
本郷『…』
海『…』
風の間に集まる6人.
第117話(1)終 第117話(2)
●風の間(パブ・スナック)●
海『なるほど.やっぱりそう来たか』
海『そろそろ愚狼の総長辺りが.下を使って打開案を示して来ると思った…[閉目]』
フーリン『仮に状くんを引退に追い込むとして…問題はウチの5代目幹部達にゃん…[睨]』
ニカク『いや…それは大丈夫だ.既に状くんのやり方にウンザリしてる[閉目]』
ニカク『今.上の連中が動いてるのは
状くんに対する恐怖心だけだ[閉目]』
海『確かにね………』
海『実はここ最近
副総の天野くんや幹部連中が』
海『状くんのやり方に対する不平不満や.斬人を抜ける方法は何かねェのかってコソコソグチっててさ…』
第117話(2)終 第117話(3)
●風の間(パブ・スナック)●
[スッ]
海『だからこんな事もあろうかと…
実はこっそり.このボイスレコーダーで
幹部達の会話を盗聴録音しておいた』
ボイスレコーダーを見せる海.
海『最悪.コレを盾に使えば.上の連中の大半は抱き込めるハズだよ』
フーリン『さすが喧嘩以外はやるにゃん!![笑]』
イッカク『オウオウ!![笑]』
海『いや〜〜〜っドーモドーモ[笑・汗]』
本郷『だが上の連中より.やっかいな奴が下にいる…[閉目]』
良樹『……』
第117話(3)終 第117話(4)
●風の間(パブ・スナック)●
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
本郷『丹沢敦司[睨]:
』∴∵∴∵.∴∵∴∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク『……』
良樹『……』
イッカク『……』
フーリン『……』
海『ルキア…[汗]』
本郷『丹沢は状くんが以前から一番目をかけて仕込んでる奴だ…[鋭]』
本郷『状くんに何かあったらまずアイツが真っ先に動く[鋭]』
本郷『下の世代で郡を抜いてヤバイのは.間違いなく丹沢だ[鋭]』
本郷『状くんを潰すなら』
※のちに7代目斬人幹部となる
丹沢・田口・目黒・要・圭吾[イメージ]※
本郷『絶対.丹沢に知られちゃマズイ…』
第117話(4)終 第117話(5)
●風の間(パブ・スナック)●
良樹『……[俯]』.:
良樹『ああ…わかってる』
良樹『じゃあ.残った問題は…………』
良樹『どうやって状くんを引退させるかだが…』
イッカク『……』
フーリン『……』
海『……』
本郷『……』
ニカク『……』
フーリン『特定の居場所がわかった所で
ただ単に拉致ってボコって追い込むってだけじゃ.絶対に無理にゃん[鋭]』
海『だね…とにかくウチの幹部連が引退するまでの間.最低でも半年ぐらいは監禁しとかないとマズイね[汗]』
第117話(5)終 第117話(6)
●風の間(パブ・スナック)●
海『さすがに解放された時.もう既に5代目世代が解体して抗争も終結していれば
状くん本人も強制引退になる…』
海『引退した仲間を再集結して抗争なんてのは.権力も権威も消えるから
さすがに現実的じゃない[汗]』
海『これが現状ベストだと思うんだけど………』
『何.甘ェ事ぬかしてやがる』
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク『[閉目]』∴.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
ニカク『ここにいる全員わかってんだろが…いくら状くんが
絶対仲間に手を出さねェっつっても
そりゃ本人や仲間を裏切らねェ事が大前提だ[閉目]』
ニカク『裏切った奴も仲間だなんて
そんなバカな話はねェ…』
良樹『…』
イッカク『…[汗]』
フーリン『…[汗]』
海『…[汗]』
本郷『…[汗]』
第117話(6)終 第117話(7)
●風の間(パブ・スナック)●
ニカク『仮に監禁後解放してみろ.
5代目幹部は全て狙い打ちにされ.
主犯格である俺らは.確実に…バラされる[汗・閉目]』
ニカク『皆川状介に狙われたら.100%アウトだ』
良樹『……[汗]』
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク『的に掛けるなら…』∴∵∴∵.∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵.∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク『確実にバラスしかねェ……』∴.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
第117話(7)終 第117話(8)
●風の間(パブ・スナック)●
良樹『…[汗・閉目]』
ニカク『…[汗・閉目]』
イッカク『…[汗・閉目]』
本郷『…[汗・閉目]』
フーリン『…[汗・閉目]』
海『…[汗・閉目]』
沈む6人.
『…………』
ニカク『カッカッカッ.まァそう心配すんな!!そういう汚れ仕事は俺に任せろ!![笑・♪]』
良樹『いや…ニカク
俺が必ず状くんを説得してみせる…』
ニカク『オイオイ良樹.だからそれは…[汗]』
本郷『……[睨]』
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
良樹『だが無理だった場合…』∴∵∴∵.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴良樹『俺が殺る…………』∴∵∴∵.∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
本郷『………[睨]』.
海『………』
本郷の鋭い視線に
不思議そうな表情を見せる海.
第117話(8)終 第117話(9)
●西千葉野外・夜●
山間の駐車場に集まる.良樹・海
江崎汐音・東條
火咲・その他幹部3人と
爆羅漢7代目総長
上条明(かみじょうあきら)・下原一雅らしき男.
オ.ォ...オ..オ...ォ
某幹部『斬人5代目総長-皆川状介とその幹部連が.引退と抗争終結を警察に発表した段階で…』
某幹部『…』
某幹部『…』
良樹『…』
海『…』
江崎『…』
東條『…』
火咲『…』
上条『…』
下原一雅『…』
オ..ォ...オ..ォ
オ...ォ....ォ
某幹部『俺ら3人と各チームの幹部も今回の抗争の責任を取り』
某幹部『……』
某幹部『……』
某幹部『斬人同様.抗争の終結と引退を発表する』
第117話(9)終 第117話(10)
●西千葉野外・夜●
[ザッ]
某幹部『そしてこれが.各チームの総長並びに主要幹部の血判状だ』
ー血判状ー
我々
愚狼総長・忍山信
阿修羅総長・長門
死怒総長・石本新
以下三チームの
連部達は
今回西千葉市で起きた抗争事件において
世間に大変お騒がせした責任を取り
引退をいたします。
今後は社会の一人として 御迷惑をお掛けしない事を誓います。
代表者
十二代目愚狼総長
忍山信一●
ー平成 年 月 日ー
血判状を見せる
某幹部.
某幹部『保険として
今ここで起こなわれている事は
動画として
そこのカメラで全て撮っている』
──[[─]]────.
某幹部『この画像データはこの件が終了するまで.互いの裏切りを防ぐ為だ』
第117話(10)終 第117話(11)
●西千葉野外・夜●
ォ....オ..ォ
某幹部『だが今から一か月以内に
皆川からその発表が無かった場合
作戦が失敗したとみなし』
良樹『……[腕組]』
海『……[汗]』
某幹部『当然だが
俺らの引退も
その血判状も反古とし.証拠の為に今撮っている動画データも破棄する』
オ..ォ
某幹部『そんなモンが各チームのOBに回された日にゃ
俺らはこの街で生きてく目は無くなるからな…[不敵笑]』
某幹部『弦巻.お前も今撮ってる動画が』
良樹『……[睨]』
某幹部『皆川に届けばどうなるかはわかってるハズだ…』オ
第117話(11)終 第117話(12)
●西千葉野外・夜●
オ...ォ....オ
某幹部『この件が成功した場合も
証拠画像のコピーが他人に出回らない様にする為に』
オ..ォ....オ
某幹部『以前から4チーム共に中立的立場で.今回の抗争にも一切関わりが無く』
江崎『……』
東條『……[腕組]』
火咲『……』
某幹部『ここにいる代表者が全員一致で選んだ人物』
オ.ォ...オ
某幹部『爆羅漢
7代目総長-上条明くんに』
上条明『…[腕組]』
下原一雅『……』
某幹部『今から1か月間.血判状と画像データを預かってもらう事にする』
第117話(12)終 第117話(13)
●西千葉野外・夜●
ォ........オ...ォ
上条『俺は今ココで
起きてる事全ては
聞いてないし見てもいない.抗争終結後
今ここにいる全員の目の前で…
画像データは
焼き払う事にする』
オ..ォ
上条『ちなみに
俺に対し何かあった場合』
下原一雅『………』
良樹『………』
上条『画像データと血判状は』
オ.
オ....ォ.....オ..ォ
上条『我々にとって
一番都合の悪い場所に届けられる事を.忘れないで欲しい』
上条『俺からは以上だ……』
第117話(13)終 第117話(14)
●西千葉商店街・夜●
会議が終わり
西千葉商店街を歩く
良樹と海.
[ブロロロ‥]
良樹『とりあえずは
一応の周りの準備は整った』
[ザワザワ]
良樹『後は一か月以内に状くんを拉致監禁.その後5代目幹部に対し引退の説得工作だ』
海『……』
[ザワザワ]
良樹『毎回言ってるが.俺が指示を出すまで.勝手な行動は絶対にするなと皆に念を押しといてくれ』
海『わかった![頷・汗]』
良樹『!』
[♪#]
その時
良樹の携帯が鳴った.
第117話(14)終 第117話(最終編)
●西千葉商店街・夜●
[皆川状介・携帯♪]
良樹『………[汗]』
海『…………[汗]』
皆川状介からの着信に驚く良樹と海.
良樹『はい…もしもし弦巻です』
良樹『状くんどうしたんスか?』
良樹『え!』
海『!?[汗]』
オ...ォ..オ∴∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
良樹『ル…ルキアが
』∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
良樹『そこに…!?
[驚]』∴∵∴∵∴.∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
ルキアがナゼ
皆川状介と…!?
我々はついに
斬人最暗黒部へと
近づく…!!
第117話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第118話(1)
●西千葉某所-廃墟●
斬人5代目総長
ルキアが共に…!?.
一体
ナニが起こったと
いうのだ…
コォ.....オォ
オ...ォ....ォ..オ
海『ね…ねェ 良樹…』オ.....ォ
海『やっぱ一人で行くのはヤバイよ…[汗]』.
海『ニカク達を待とうよ…[汗]』.
オ...ォ.........ォ
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
...[海]...[良樹]..
夜.皆川状介がいる
廃墟に訪れた
良樹と海.
第118話(1)終 第118話(2)
●西千葉某所-廃墟●
良樹『ダメだ海
もう指定時間の1時だ.間に合わないと状くんに怪しまれる…[汗]』.
[ガリ][ガリ]
海『やっぱ状くんに
クーデターの事がバレたんじゃ……
大体何でルキアが状くんと一緒にいんだよ!?[汗]』
[ガリ][ガリ]
頭を掻く海.
オ..ォ...オ
良樹『カイ…何か心当たりはないか!?』.:
海『いや…これと言って別に…』.
海『!』
─────────
─ルキア『……』─.
─────────
風の間…会合時に鋭い目をしたルキアを思い出す海.
第118話(2)終 第118話(3)
●西千葉某所-廃墟●
海『あの時の目…
あのバカ.やっぱ先走って…[汗]
勝手な行動は裏切りだって皆で約束したのに…[汗]』.
良樹『クソッ 時間だ[汗]』.
スマホを見る良樹.
オ...ォ...オ.
良樹『いいかカイ.
ニカク達が来ても
絶対に中に来るなと言っておけ…
最悪.俺とルキア二人なら逃げ切れる…』
海『わ…わかった』
[スハーーーーッ…].
[フウゥゥゥ…]
良樹『……』..
深呼吸をし
気持ちを落ち着ける良樹.
良樹『行って来る…』.
海『[汗]』.
心配顔で
良樹を見送る海.
第118話(3)終 第118話(4)
●西千葉某所-廃墟●
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
コ.ォ....ォ..オ..ォ
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴[ジャリ‥]∵.∴
∵良樹『………』∵.
∵∴∵[ジャリ‥]∵.
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
[ジャリ‥].
良樹『………[汗]』.
.[ジャリ‥]
[ジワァ…[汗]]
良樹『………』
廃墟内部へ足を踏み入れる良樹.
不安と緊張から
手に汗がにじむ.
オ..ォ...オ.ォ..オ
廃墟入口についた.
[ゴクッ…[生唾]]
良樹『……[汗]』.
良樹『チャス!!
弦巻です!!状くんいますか!?』.
第118話(4)終 第118話(5)
●西千葉某所-廃墟●
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
コォ..ォ...オ..ォ
廃墟内へ入る良樹.
良樹『!』.
良樹『こ…この何かが…焦げた臭いは!?[心声]』.
[ジャリ‥]
[ジャリ‥]
良樹『状くんどこスか!?居ないんスか!?[汗]』
[ジャリ‥]
皆川状介を探す良樹.
良樹『!![汗]』.
良樹『……[驚]』.
[プスッ…プスッ…].
[プスッ…プスッ…].
[ジワァ…]..
良樹『……』.
焚き火後のくすぶる薪を見つける良樹.
良樹の足が汗ばむ.
その時.
『良樹……』
[[ビクッ]]
良樹『!![驚]』.
第118話(5)終 第118話(6)
●西千葉某所-廃墟●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
皆川状介『………』.
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵暗闇から皆川状介が
現れる.
良樹『じょ…状くん
い…居るなら返事してくれよ…[微笑・汗]』.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
皆川状介『悪かったな こんな場所に
急に呼び出して…』.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
良樹『い…いや
別にそれはいいんだけど……電話じゃ話せない用って何スか?それに…ルキアはどこに?[微笑・汗]』.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
[ジャリ‥]∵∴∵∴.
皆川状介『良樹 悪いが先に…俺の質問に答えてくれないか?』.∵∴∵∴.∵∴∵
[ジャリ‥]∵∴∵∴.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
良樹に歩み寄る
皆川状介.
良樹『え?[微笑・汗]』
良樹『[驚]』
第118話(6)終 第118話(7)
●西千葉某所-廃墟●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ア∵ァ∴∵ア∴∵ア.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
皆川状介『……』∵.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵左肩から胸にかけて
斬られた皆川状介が現れる.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
皆川状介『一緒にいたツレが守ってくれなかったら…
俺は間違いなく死んでいた…』.∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第118話(7)終 第118話(8)
●西千葉某所-廃墟●
ドッ...ドッ.
良樹『(はっ)い…いったい誰に!?』.
良樹『一緒にいたツレって…(はっ)[驚]』.
ドッ.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
皆川状介『アイツは俺が何をやっても…
一切何も答えてくれなかった』.∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵ドッ.
良樹『(はっ)(はっ)[驚]』.
ドッ..
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵ドッ.ドッ.∵∴.∵
皆川状介『ナゼ…ルキアは』∵∴.∵∴∵
∵ドッ.∴ドッ∵.∴.
皆川状介『俺をバラしに来た?』∵∴∵
∵..ドッ.∴∵.ドッ.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
良樹『(はっ)ル…ルキアは ど…どこだ(はっ)[汗]』].
...ドッ.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
ドッ.∵∴.∵∴∵∴.
皆川状介『お前の指示か 良樹?』∵∴∵
∵∴∵∴ドッ.∵∴∵
ドッ.
良樹『ルキアはどこだ!?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[[叫]]』 ドッ.
第118話(8)終 第118話(9)
●西千葉某所-廃墟●
[[ドチャドチャ]].
良樹『!?[汗]』.
良樹の背後から
くすぶる焚き火に何かがこぼれ落ちる.
振り返る良樹.
ジュウ〜〜〜〜〜ウ.
良樹『はっ.はっ..はっ.はっ..はっ.はっ[汗]』ウ〜ゥ〜ウ〜.
良樹『はっ.はっ[汗]』.ジュ〜〜ウ〜ウ〜ウ〜ウ〜ゥ〜〜ゥ〜ウ
良樹『はっ.はっ.はっ.はっ..はっ..はっはっ.はっ.[汗]』ウ〜ウ〜ゥ〜ウ〜ウ〜ウ〜.
上方に何かを見つける良樹.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
オ∵∴∵ォ∵∴∵.∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴ォ.∴∵∴∵∴∵
∴オ∵∴∵∴.∵∴オ
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
オ∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵オ∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴オ
鼻をもがれ.腹を切り裂かれた変死体のルキアが天井から吊るされている.
第118話(9)終 第118話(10)
●西千葉某所-廃墟●
ゴ∴ゴ∵ゴ∵ゴ.ゴゴ
∵∴∵∴∵∴.∵∴∴
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵∴.∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵[良樹]∴∵.∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵良樹『[驚]』∴.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
吊るされたルキアを見上げ絶句する良樹.
第118話(10)終 第118話(11)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
コ..ォ...ォ....オ
オ.ォ...オ..ォ...オ
良樹「あれから2年……」
良樹「もうすぐ全て終わらせるからな…」
フーリン「……」
三浦「……」
良樹「もう少しだけ
そこで待っていてくれ…」.
良樹「…………」
花束が置かれた
朽ちた電柱の前で
語りかける良樹.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
コ...オ.ォ.......オ
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
良樹「ルキア…」
第118話(11)終 第118話(最終編)
●西千葉市立花草森公園●
コォ...オ..ォ...オ
[ジャリ‥ジャリ‥]
何者かが
斧を片手に
夜の公園へ向かおうとしている.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴[ジャリ‥]∴∵.
∴?「………」∵.∴
∵∴∵[ジャリ‥」∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
存在した凄絶な血の因縁は現在に繋がる.
そしてさらなる
惨劇が起こる.
第118話(終)
【アウト OUT】 【氷の男-アイスマン】
●氷の男-アイスマン(1)●
達也「俺の周りにも喧嘩が強いヤツ
タイマンでコイツには勝てそうにねェって思ったヤツは結構いたけど」
達也「年下でそう思ったヤツはアイツしかいなかったな…」
達也「アイスマンと呼ばれた…アイツしか……」
氷の男-アイスマン(1)終 ●氷の男-アイスマン(2)●
氷の男-アイスマン編の中心人物
アイスマン(16)は7代目斬人副総長
安倍要の元舎弟で
現在は傷害罪で少年院に収容されている.
氷の男-アイスマン編は
アイスマンが少年院から出院後
斬人の集会場ともいえるボウリング場で安倍要・今井啓二と再会.そして達也と出会うところから始まる.
[ザッ…]
アイスマン「要くん……お久しぶりです…[礼]」
要「お…お前…出てきてたのか…[驚]」今井「……[汗]」
達也「?」
身長は達也よりやや高いぐらい
服の上からでも筋肉の隆起が確認出来る程の体で.冷たい目をしている.
基本的にアイスマンは要としかまともに話をしない男だった.達也が話掛けても
ただ頷くだけ.
達也はいつもの様に要と接しながら
今井とともに談笑する.
氷の男-アイスマン(2)終 ●氷の男-アイスマン(3)●
達也は要・今井との遊びを終えて.独りボウリング場を跡にする.
その途中.背後から何か異様な気配を感じとった達也.
振り向いた次の瞬間
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
[[ゴツーー!!!!
!!!!!!!!]]
達也[[ーー!!!!
!!!!!!!!]]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵.∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
達也[[ドドォーー!
!!!!!![倒]]].
達也は突然.顔面に強烈なパンチ喰らう.
達也は地面に崩れ落ちた.
達也を襲った男は
アイスマン.
ボウリング場で要と接していた時
要に対する達也の態度が気に入らなかったらしく
達也の後をつけていた.
達也はこの時に受けたパンチを
達也『─不意打ちとはいえ─以前要から受けたパンチよりもずっと強烈だった─』
こう回想している.
あの達也が一発で
半失神状態にされてしまう.
アイスマン「要くんをナメてんじゃねー――ー!!!!!」.
達也『[失]』..
この場から立ち去るアイスマン.
氷の男-アイスマン(3)終 ●氷の男-アイスマン(4)●
アイスマンは崇拝ともいえるぐらい
要を尊敬し
要に惚れている男だった.
今井「アイツは自分が作った組織の大将として要くんを迎え入れ…いずれは要くんをヤクザ界のトップに押し上げたいと本気で思っているんです…[汗]」
今井「アイツは目的を達成する為には冷酷非道で氷の様に冷たい心を持った男…アイツがアイスマンと言われている理由です…[汗]」
今井「だからアイツとはあまり関わらない方がいいです…[汗]」
後日.今井からそう聞かされた達也.
達也『男に惚れた男ほど.拗らせると厄介なものはない[苦笑]』
氷の男-アイスマン編(4)終 ●氷の男-アイスマン(5)●
丹沢敦司から陽気で楽しい部分をそっくり取り除いた様な男アイスマン.
早速アイスマンは
自身を暫定総長とした暴走族を結成.
要を正規総長として迎え入れようとする.
だがこれを要は拒否.アイスマンからどんなに誘われ様とも
断固拒否し続けた.
それでも
要を正規総長に就かせたがるアイスマン.
次第に要はアイスマンから距離を置く様になっていく.
これにアイスマンは哀しみ.要に対して歪んだ愛情を抱き始めるようになる.
『─要は自分に振り向いてくれない─』
周知のように
要が認め惚れている男は.7代目斬人総長ー丹沢敦司.
『─要が自分に振り向いてくれないのは
この男…丹沢敦司がいるせいだ─』
アイスマンは急速に丹沢敦司を憎み
敵対視していく.
『─必ず─丹沢敦司を潰す──』
だが相手は西千葉有数暴走族の総長.
一筋縄な方法ではうまくいかない.
アイスマンは
ある画策をする.
氷の男-アイスマン(5)終 ●氷の男-アイスマン(6)●
達也『あっちゃんには妹がいるんだけどさ.要はあっちゃんの妹にも惚れていたんだ[笑]』
アイスマンはこれに目をつける.
達也『あっちゃんを潰して要の気持ちを自分に引き付ける為に.あっちゃんの妹を拉致軟禁.そして…集団レイプしやがったんだ………』
これを知った丹沢敦司は激怒する.
だが.丹沢敦司は
有名暴走族の現総長.警察に頼むことは
出来ない.
今回の件は他の斬人メンバーには知られたくはない.
丹沢敦司は個人で
アイスマンとの
対決を決意.
達也に立会人を頼む.達也はこれを了承.
後日.夜…
周囲をアイスマンが結成した暴走族に囲まれる中
その中央で対峙する丹沢敦司とアイスマン.
そしてそれを冷々しながら見守る達也.
こうして丹沢敦司とアイスマンの最強対決が始まった.
氷の男-アイスマン(6)終 ●氷の男-アイスマン(7)●
山間にある駐車場
中央で対峙する
丹沢敦司と
アイスマン.
そして
二人の対決を見守る達也と.アイスマンが結成した暴走族.
[暴走族]─[暴走族].
○○○○○○○.
達也「………[汗]」
コオ.ォ....ォ....オ
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
丹沢「………[睨]」.
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
アイスマン「……」:
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
オ.ォ....ォ....オ..
.○○○○○○○
[暴走族]─[暴走族].
氷の男-アイスマン(7)終 ●氷の男-アイスマン(8)●
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
丹沢[[[ドンッ!!!
!!!!!!!]]]..アイスマン[[[!!!
!!!!!!!]]].
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
アイスマン「[笑]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
アイスマン[[[[ドン
ッ!!!!!!!!
!!!!!!!]]]].
丹沢[[[[!!!!!
!!!!!!!]]]].
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
丹沢「───[吐]」.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
怒り心頭の丹沢敦司はアイスマンの顔面をミンチになるぐらい思い切りぶん撲る.
だが余裕の笑みを浮かべるアイスマン.
アイスマンの強烈な攻撃を食らい
血ヘドを吐く
丹沢敦司.
達也「………[汗]」:
達也『この時─アイスマンのズボンのポケットから.ナイフが見えていた─だが─アイスマンは最後までそのナイフを使う事はなかった[回想]』.:.
達也『あっちゃんの実力を認めていたからか?─それともナイフを使うまでも無い相手と思っていたからか?─それはわからない[回想]』..:
一進一退の攻防の中
ややアイスマン優勢で戦いは展開して
いった.
氷の男-アイスマン(8)終 ●氷の男-アイスマン(9)●
コオ..ォ.ォォォオ..
∵.∴∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴丹沢『──』.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
アイスマン『──』.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ォ.ォ...ォ..ォ.オ..
互いに打ち合い
ボロボロとなる
丹沢敦司と
アイスマン.
その時.駐車場に
パトカーのサイレン音が鳴り響いた.
退散する丹沢敦司と達也…そしてアイスマン.
この時…両者の決着はつかなかった.
戦後…ここでアイスマンを潰したかった丹沢敦司は
かなり悔しがっていたらしい.
氷の男-アイスマン(9)終 ●氷の男-アイスマン(最終編)●
ナックルズアウトのアイスマン編は
ここまで.
数年前の真夏に
納涼企画として
3ヶ月にわたり掲載されたアイスマン編.
この続きは
漫画アウトで描かれるだろうと話した後
最後は井口達也から読者への
納涼メッセージで
締め括られた.
達也「どうだい?涼しくなったかい?」
【氷の男-アイスマン】(終) 【OUT アウト】
第119話(1)
○西千葉-廃工場○
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
コ.ォ∵.∴オ∴ォ.ォ
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
.[[ビタビタァ…]].
『オ"エエエ〜〜〜〜
ッ!!』.
[ゴホッ!!ゴホッ!!].
[[ビタ.ビタァ…]]:
海『オ"エ"エ"エ"ッ…………[吐]』.
.[[ビタ.ビタァ…]]
オ..ォ.
海『ハァ ハァ ハァ ハァ[涙]』.:
...ォ...オ.
その物体は
ついさっきまで
息をして言葉を交わし合っていた
仲間……
第119話(1)終 第119話(2)∵∴∵
○西千葉-廃工場○∴
ゴ∵∴ォ∵∴∵オ.ォ
∴オ∵∴∵.∴∵∴オ
ニカク『……』∴.∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵.『……』イッカク
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
良樹『…[抱]』.∵∴
ルキア『──』∴∵.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∵
.フーリン『…[跪]』
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
∴∵∴∵∴∵∴.∵∵
∴∵『[震]……』海
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
∴.∵∴∵∴∵∴∵∵
血だらけのルキアを抱える良樹.
うなだれるニカク.イッカク.フーリン
そして海…
殺されたルキアを前に呆然とする5人.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
第119話(2)終∴.∵∴ 第119話(3)
●西千葉某所車内●
車で目黒襲撃ポイント1の公園に向かう
海とニカク.
[ブ.オ.≡.ォ≡ォ…]
海「あの時俺は…
自分の内で何かが壊れていくのを.ハッキリと感じた…」
─[ニカク]─[海]─.
海「皆も同じ様な気持ちだったハズだ…」
ニカク「…[腕組]」
[≡≡≡≡≡]
ニカク「……[鋭]」
海「自分自身に対しても.ショックだった……」
海「ルキアは小学校からの親友で.大好きだったハズなのに…」
海「あの姿を見た瞬間…………悲しみより恐怖と嫌悪.涙より先にゲロが出た…………」
海「結局は俺の友達に対する思いより…
状くんのやった行動の方が.まさっていたって事だよね」.::.
第119話(3)終 第119話(4)
●西千葉某所車内●
[≡≡≡≡≡]
ニカク「…………」
ニカク「海…あの場合は誰でもそうなる…」
海「ククク…豚肉を焼いた様な臭いがしたよね…[笑]
けど浅ましいもんだよな…今じゃ普通に焼き肉も食えちゃってる…[♪]」
ニカク「もうよせ海…」..:.
[≡≡≡≡≡≡≡≡]
海「わかってるよ…だから今日までしなかったんじゃないか…」
海「ルキアの話は…[鋭].::..
ニカク「……[鋭]」
第119話(4)終 第119話(5)
●西千葉某所車内●
[≡≡≡]
海「ルキアは俺らに重荷を背負わせない為に.たった一人で体を張った……………」
海「たとえ犬死にだったとしても
俺らが今.無傷で生きていられるのは
ルキアが状くんに
一切 口を割らなかったからだ……」
海「あの事があってから俺らの中で
ルキアの話はある意味タブーになった」.
海「俺達はルキアを助けられなかった事で.今でも全員が自分自身を責め続けているからね…」.:
[≡≡≡≡≡≡≡≡].
海「だからルキアの事と.今回の目黒襲撃に関係がある事は
決定的な証拠が出るまで.皆には話したくても話せなかった…」
[≡≡≡≡≡≡≡≡]
第119話(5)終 第119話(6)
●西千葉某所車内●
ニカク「話せなかった…そりゃ違うだろ?」
海「……」
ニカク「お前は自分でケリをつけたかったから.話さなかっただけだ[睨]」.
ニカク「ダチである
ルキアのかえしの為に…[睨]」.:..
海「…………」
ニカク「良樹の話じゃ.皆川状介はルキアに命を狙われた時
一緒にいた何者かが
自分を守ってくれなかったら…殺されていたと話していた…[睨]」
[≡≡≡≡≡≡]
ニカク「いつわかった?」
∴∵∴∵∴∵∴.∵∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∵
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●.
∴∵.∴∵∴∵∴∵∵
ニカク『それが…』.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
コオ.ォ∴∵オ..ォオ
∵.目黒「………」∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
ニカク『目黒修也だ
ったって事が…』∴.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∵
ジャケットを脱ぎ
半袖姿になる目黒
第119話(6)終 第119話(7)
●西千葉市立花草森公園(ポイント1)●
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵∵目黒「[睨]」∵.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
イッカク「[睨]」∵.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
オ.ォ..ォ.オ..ォ.オ
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵目黒「お久しぶり
です」∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
イッカク「[睨]」∵.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵目黒「イッカク
さん…[礼]」∴∵∴.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
オ.ォ∵∴∵オ...ォ.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
イッカク「オウ…」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
?「フーッフーッ」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒とイッカクが
睨み合う中
公園の茂みから
何者かの鋭い眼光が二人を覗いていた.
第119話(7)終 第119話(8)
●西千葉某所車内●
[ブオ≡ォ≡≡ォ…]
海「ニカク達が年少送りになってる間も」
海「三浦達.阿修羅の元に身を潜めながら…俺は一人で
状くんをルキアから守ったって奴を調べ続けた」
ニカク「……[睨]」
海「当然簡単じゃなかった…………」
海「俺は常に丹沢から追われていたし…
事が事なだけに
ルキアの件は火咲と三浦しか話せなかった…」
海「二人も個人的に協力はしてくれたけど.チームを使っての公の捜索は.当然無理だった…」
第119話(8)終 第119話(9)
●西千葉某所車内●
海「だが東流山に行った時.協力者を見付けた[鋭]」
海「それが8代目爆羅漢総長」..:
.※下原一雅と下原孝二[イメージ]※..
海「ゲバラ三兄弟長兄.下原一雅だった」.:...
海「奴は三弟である賢三くんを自由に使えと.俺に紹介してきた」
※賢三『初めまして………』
哲『[腕組]』
他2人『…』
[イメージ]※
海「その見返りに
丹沢達.7代目斬人の情報を流せと要求してきた」
[クイッ…眼鏡調整]
海「断る理由は何もなかった.俺は丹沢に煮え湯を飲まされていたし」
海「調べを続ける為にはもっと協力者が必要だったからね[閉目]」
第119話(9)終 第119話(10)
●西千葉某所車内●
海「賢三くんはとても優秀な男だった」..
※[じろー―ーっ…].
賢三『…[見]』[イメージ]※
海「彼は調べ始めて約1週間程で
県外に逃げていた
元斬人5代目副総長の天野くんを見付け出し」
※他2人『……』
賢三『はいどーぞ』
海『あ…ありがとう』
哲『……』
※海にビデオカメラを渡す賢三[イメージ]※
海「天野くん本人の動画と共に.情報を持って帰って来た」
海「動画には
天野くんが生前の状くんの発言から鑑みると…状くんをルキアから守ったのは
5代目でも6代目でも無く」.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
※斬人7代目幹部のシルエット.∵∴∵∴
5人の瞳が不気味に光る[イメージ]※
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
海「丹沢達7代目メンバーの誰かの可能性が高いとの事だった…」
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