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親族にストーカーされた女子高生の話
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0001名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 01:45:51.15
深夜に闇のある話題をするのもなんかあれだけど友達だけじゃなくていろんな人に話を聞いて欲しいなって急に思ってスレ立ててみました
多分自分の中でまだ整理できてないというか、やっぱりどこかでしこりになってる部分があると思ったから、吐き出したかったというか…

長くなるし、もう一年以上前の話だから覚えてることが事実しかなくてそのときの感情とかほとんど忘れてると思う。淡々とした文章になっていると思うがとにかく聞いてくれると嬉しい。



私の父には兄弟がいるのだが、その兄弟は私が幼い頃から兄のように接してくれるとてもやさしい人だった。私も優しい叔父が好きで、一緒に出掛けたり買い物に行ったりしていた。兄弟もいなくて家の近所には同年代の友達がいなかったこともあって、親族である叔父は遊び相手として不足はなかった。

私としては優しい叔父、という認識でしかなく、特にそれ以上の感情は持ち合わせていなかった。

それが一変したのは私が高校二年の冬頃だったかと思う。

叔父が家の最寄のコンビニで、待ち伏せるようになったのだ。
なぜかは知らないが、二日か三日に一回、酷い時は毎日待ち伏せをされた。
自宅の最寄り駅まで一緒に歩くだけだったのが、次第に手を繋ぐことを要求され、話をしようと言われ、当時友人と登下校の時間を利用してLINEでリレー小説をすることに夢中だった私にとっては煩わしい存在だった。
最初は、たまたま仕事の時間がかぶっていたのだろうと思っていたが、頻度が高すぎて怪しいと思うようになった。

学校が本来ないはずの日曜日に授業の一環である研究の時間を作ってもらって投稿しようとしたとき、自宅近くのコンビニで待ち伏せされていたことにゾッとしたのを今でも覚えている。
0002名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 01:46:27.67
ただ、私にとってはやはり、遊ぶ相手がいなかったときに優しく接してくれた叔父を悪いようには思えなかった。どうしてもやめてとは言えなかった。
怒らせると怖い叔父だったのもあるが、私の中では優しい親族、優しい人だと思っていたかったのだと思う。
それに大きな問題にしたくなかったし、私に対しては特に心配性な両親を心配させたくなかった。


だから、一度だけ、待ち伏せしている背中を向けた叔父を先に見つけ、気付かれていないことを願って別の道を使って駅に向かった。
気付かれたら、振り向かれたら追いかけられる。
そんな不安を振り払うように必死で走った
我ながらうまく撒けたと思ったし、
正直学校は遅刻ギリギリではあったが、そのときの心の安寧は保たれた。


数日後、声をかけられてなんであの時俺を避けたの、と聞かれたとき、なんで気づいたんだ、と思った。
距離にして50mは離れていたはず。しかも相手は自分に背を向けていて、姿はおろか存在自体気付くことは不可能だったはずなのに。

学校で始めて、そのことを友達に話した。
流石に気持ち悪くて、異常すぎて。
でも実害はなかったから、友達も心配して海に沈めるとか言っていたけど、そこまで危機感は持っていなくて。
ただ付きまとってくるだけなら、数か月相手にしなければ飽きるだろうと思って徹底して適当に相手をした。
返事もから返事だったし、目線は一切合わせず常にスマホに向けて言外に話したくないですを貫いた。
それでもずっと待ち伏せしてくるものだから、これ以上の実害がなければ放置でいいだろうと楽観的に考えていたのが良くなかったのだと今では思う。


ある日叔父にUSBが入った袋を手渡された。
そのときに私は、これは駄目な奴だ、と察してしまった。
受け取りたくなくていらないと答えたが、無理やり渡された。
見て、中に入ってる連絡先に連絡してほしいと言われた。
家にある自分のノートパソコンで使いたくなくて、翌日学校で友達5人くらいとパソコン室で開いてみた。

USBの容量1GBに及ぶラブレター()だった。
0003名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 01:47:19.41
正直怖さ半分笑い半分だったところはある。
本気でやばいと考えていなかった。
本気で相談しないといけないと思えなかった。
出来れば誰にも迷惑をかけないまま自然消滅を願っていた。
だからこのUSBを開いた時も
「1ギガ使ってるんだけどやばwwww」
としか思わなかった。
書いてる内容はほぼ覚えてないが、結婚願望やこれからの将来について、私と叔父の関係や、叔父の気持ち、何故か宗教系のファイルも入っていた。これは意味が解らなかった。
気持ち悪いなーとは思っていたが、やっぱりどこか他人事で、自分のことだとは思えなくて。
この時に警察か両親に相談しなかったことを心の底から後悔している。
0004名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 01:51:25.22
そこからだんだん叔父の行動がエスカレートしていった。
学校までついてくるようになったり、夏になったらいっしょにプールに行きたいと言ってきたり。
私の学校は理系の学校だったから、休みの日に研究をすることも少なくなく、それを口実にすべて断っていた。
待ち伏せもほぼ毎週確実にされるようになって、一つの法則に気付いた。

待ち伏せされる日の朝、必ず叔父から家に電話がかかってくるということだった。
それに気付いてから、叔父から電話があるとあぁ、今日いるんだ、と学校に行く気が失せていくのを何とか堪えて学校に行った。
勿論待ち伏せされて駅までついてくる。仕事してんだろ、なんでこんなことしてる暇あるんだよ、とか思った。言いたかった。
でもそれ以上に、これだけやばい奴を怒らせたら何されるかわからない、という恐怖でスルーすることくらいしかできなかった。
0005名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 01:59:26.53
友達からは、はやく両親か警察に相談した方が良いと言われていたが、どうしても問題にしたくなくて、後回しにしていた。
受験する大学も言っていないし、大学生になったら一人暮らしして引っ越すから、そのうち見失うだろうと思っていた。

次に渡されたのはペアリングだった。
それも、本人はオーダーメイドで作ったと言うがそうは見えないような代物。
母の影響で宝石や貴金属の目利きを多少なりとも持っている私は、これがオーダーメイド?と思うくらいちゃちなもので、
装飾品禁止の学校に通う私に渡すものじゃないよなと叔父のセンスのなさを痛感していた。
幼い頃にも何度かネックレスをもらったことがあり、叔父は人工ダイヤだのプラチナだのと言っていたが、興味もなくそのまま高校生まで放置。
このペアリングでもらったものを引っ張り出して調べて見たらAmazonで3000円程度で売られているような代物で嘘だったんだと思った。

…この人、嘘ばっかりついてるんだな、自分の都合のいいように解釈して、自分の都合の悪いことは聞いてもいないんだろうな、そう思った。
0006名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 02:22:24.04
そこから、警戒レベルが上がった。
なるべく鉢合わせないように登校時間をずらしたり、電話がかかってくる日は別の道を歩いたり。
間にコロナ禍の影響で休校になった時は本当に天国だと思った。家にずっといられ、会いたくもないひとに会わなくていい。
ストレスフリーな生活がそこにあった。
そこから卒業までほとんど登校時間をずらした時間割だったため、会うことはないだろうと高をくくっていた。

登校が始まって高校三年生の夏休み、夏期講座の4日目くらいだったと思う。
その日は午後行きたいコラボカフェが待っていて、つまらない講座もそれで乗り越えられると思っていた。
家の近くのコンビニを通った時、なんで今日に限って、と思った。
しっかり待ち伏せされていたのだ。よりによって夏休みの平日の昼間に。
待ち伏せされて、開口一番に話したい、時間を作ってほしい、そう言われて
夏期講座があるから無理、と即座に返した。
なんでそんなに話したがるんだ、私は離したいことなんて何一つないのに。

話の内容も今では全く覚えていないが、衝撃的すぎて忘れられないところもあったので箇条書きにする

・私のことが女性として好きだということ
・大学を卒業したら家を出て自分と住んで欲しいということ
・そのために両親を説得したいということ
・今年中に私の両親と話をつけること
・返事はいつでもいいということ

一番目二番目は話の端々からなんとなく察していたが、三番目に衝撃を受けてしまった。
息ができなくなって、涙があふれて、震えが止まらなかった。
両親に迷惑かける、自分が今ここで言わなかったら、最悪の事態が起きる、震える手で電話をかけて涙ながらに訴えた。周りに人がいた気がするが、そんなことどうでもよかった。助けて欲しかった。
ただ私は誰にも迷惑かけず平和な日常を送りたかったのに。
警察を巻き込む騒ぎになんてしたくなかったのに。
0007名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 02:22:33.94
でも今ここで私がけじめをつけないと、望まない未来が待っている気がしたから。
午後からコラボカフェだったのにとか、これからどうなるんだろうとか、頭の片隅で思っていたけど、すぐに消えた。

泣きながら電話をした私にびっくりした両親はすぐに学校に連絡し、迎えに行くことを伝えてとりあえず学校に行け、絶対安全だからと言われた。
夏期講座は受けなくていいとのことだったが気を紛らわせるために受けた。
迎えがきて、直接警察に言って事情聴取。あまり言いたくない内容を自分で言うのは苦痛でしかなかった。
証拠の品はいくつも残っていて、USB、指輪以外に、手紙やメール、友人に状況を伝えていたLINEの画面などを提出し、ストーカーの度合いを判断してもらった。
USBの中身を見せたときに警察署の奥から聞こえた「怪文書かよ…」という警察の方の声に少し笑ってしまったが、笑えるくらいにはそのときには気持ちは回復していた。

警察の人に、これは危険な状況だった、もっと早く両親に言うべきだったと言われたが、私の家にもそれなりの事情があって両親が精神的に負担を負っていたことを知っている。
この上さらに私の個人的な事情まで上乗せされたら心労で倒れてしまいそうだと思って言わなかった。
それを後悔してはいないが、伸ばし過ぎだったと反省はしている。

ここから学校、警察、役所、家族総出で私の安全を確保するために動き出すことになる。
0008名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 02:29:24.39
私に取られた措置は
学校に行くには両親の同伴必須、帰宅時も迎えに来てもらい帰宅すること。
外出は基本禁止、習い事も全部禁止。バイトもダメ、ということだった。
コラボカフェへ行く望みはほぼ絶ち切られた。
正直これだけでもすでに人権侵害なのだが、これが卒業まで続いたと考えるとよく耐えられたなと思う。

役所の方からは私の情報の一切の開示を制限し、警察は厳重注意を叔父に言い渡した。
大学受験も目前にしているというのに余計なことをしてくれたものだと思う。
行きたいコラボカフェもまだあったというのに。

だがその措置が取られ始めてから、ちゃんと効果が出ているのか叔父はみなくなった。
半年耐えれば逃げられる。そう思っていた。

両親に殺害予告まがいの手紙が叔父から届けられるまでは。
0009名無し戦隊ナノレンジャー!
垢版 |
2022/05/21(土) 02:39:58.78
自宅を知られているということもあり、警察、役所は引っ越すべきだと口をそろえたが、警察は何故か学校を転校しろと言っているのだ。
時期は年末を目前に控える11月。受験は総合型選抜ですでに終えているものの、この時期に転校して受け入れてくれる高校がどこにあろうか。
役所は転校しなくても引っ越しをすれば大丈夫、その費用は負担しますと言っていたが、警察の方は私が転校しない限り費用の負担はできないという。
転校の際にかかる費用は負担するとのことだったかが、引っ越し代だけで済むならそれに越したことはないだろうとは思わないのだろうか。
入学金、授業料、制服、教科書、施設維持費etc...これらが引っ越し代に上乗せされるのに大丈夫とはどういうことだろうか。公務員の考えることはわからない。

両親は意地でも転校はしないスタンスでいてくれたおかげで、高校は三年間通いきることができた。
引っ越しは年が明けてから夜逃げの如くこっそりした。
今は東京都外に住んでいる。

正直あの時どういう行動をとれば一番だったのかわからないけれど、今は平穏に暮らせているのでよかった。
大学で友人も出来て、楽しいキャンパスライフを過ごしている。
父曰く二度あることは三度あるそうなので、変な人に目をつけられないように生きていきたい。

長くなりましたが私の話はこれで終わります。
皆さんもストーカー被害に気を付けてくださいね。加害者にもならないことを祈ります。

話したいことがまとまらなかったけれど吐き出せてスッキリしました。
こういうことがあったんだな程度に覚えていて欲しいです
それではありがとうございました。
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