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俺と長い付き合いの友人になるとほぼ100％の確率で俺に人生を狂わされたっていう話
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0001名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:02:37.25
最近、やっぱり俺の友人って面白いなって思ったから、
小学生時代からの親友、高校で新しくできた親友たちとの話をよかったら聞いてほしい
0002名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:03:22.92
俺は友達が多いわけではないが、極端に少ないというわけでもない。
友人を選んでいるわけではないのだが、割とわがままな性格であることや思ったことを素直に口にしてしまう長所にも短所にもなりうる悪い癖があり、相手が離れていくことがほとんどで、俺もそれを追いかけることはない。
0003名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:03:50.40
来る者拒まず去る者追わず、を繰り返していた結果、小学校、中学校、高校、そして大学で俺から離れていかなかった親友や友人は、総じて後に俺と出会って人生が狂わされたといわれるようになっていた。
0004名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:04:27.66
まず小学校での親友は、これが学校の生徒ではなく、共通の塾の友人だった。
名前は…そうだな、俺の一番の古株で親友だから親友のままでいいか。
そもそもこの塾に行くきっかけが割と特殊だったのだが、俺は小学校では成績優秀な優等生で、自分はできると思っていた。それがある中学受験模試を受けて偏差値50にぎりぎり届かなかったのだ。まあ半分より下、っていう表面的な数字にびっくりした俺は、頑張ればもっとできると親に塾へ行きたいことを直談判した。
そして入ったのが親友のいる塾だった。
0005名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:05:35.45
もともと俺の最寄り駅にも同じ系列の塾があったのだが、同じ学校の生徒がいる教室は嫌だったので、最寄り駅から３駅先の少し離れた教室を選んだのがきっかけだった。
親友とは、最初は本当にただのクラスメイトとしての関わりしかなかった。俺が入ったクラスは、小学3年のときから同じメンバーで過ごしていたこともあり、その仲の良い雰囲気にどうにも馴染めなかったのだ。
0006名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:06:21.53
そんなある日、俺は１冊の本を持って塾に向かった。
かの有名な「ハリーポッターシリーズ」だ。
俺はたまたまテレビで流れていた映画「アズカバンの囚人」を小３でみてどハマリし、原作全部を学校の図書館で読み耽って既に20周くらいは読み返していたと思う。
小説は基本的に一回読んだら内容を全部覚えられるから何度も読み返そうとは思わないのだが、ハリーポッターにはそれをさせない魅力があるのだ。
0007名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:09:46.37
話を戻すが、その本を持っていったことで親友とよく話すようになった。何でも親友もハリーポッターが大好きだそうで。
(以降俺の名前はヒ素で代用します)

ヒ素「〜♪」(ハリポタ読み読み)
親友「え、ヒ素ってハリポタ読んでるの？」
ヒ素「？！もしや親友も…？」
親友「ハリポタ超好きだが」
クラスメイト「えーなになに、ヒ素ちゃんハリーポッターすきなのー？」
クラスメイト「私も好きだよー」

どうやらこのクラスの全員がハリーポッターが好きという状況だと知り、俺は一気にクラスに馴染んでいった。その中でも親友は、電車が一駅違いということもあり、塾からの帰宅もよく一緒にするようになった。
0008名無し戦隊ナノレンジャー！
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2023/02/24(金) 07:10:37.63
親友は俺の家の最寄り駅の一つ先の駅に降りるので、それまでは近況報告だったり最近のおすすめ小説だったり、今書いてる小説はどんなかだったり、めっちゃ話した。学校が違うのが本当に勿体ないと思うくらい話が合って楽しかった。
塾の近くのコンビニで冬には肉まんを、夏にはアイスを一個買って二人で分けて食べたりした。

ヒ素「え、なんでカップアイス縦に食べるの」
親友「いやうちからすればヒ素みたいに上から削ってく食べ方のほうが珍しいんだが」
ヒ素「だってこっちのほうが食べやすくない？」
親友「わかんないわー」

たまに駅の自販機に売ってる変わり種の缶ドリンクも買ってみたりした。

ヒ素「飲むプリンって何」
親友「液体のプリンはプリンじゃないだろ」
ヒ素「でも気になるから買ってみよ」
ｶﾞｼｬﾝ
ヒ素「これ振るらしい」
親友「てことは振って振ってゼリーと同じ原理か」
ｶﾞｼｬﾝ

親友もそれを聞いて同じ商品を買ってた。

ヒ素「5回振ってやめるか」
親友「いや多めに振っとけよ」
ヒ素「プリンっぽさ残したいんだよ」
親友「飲み物みたいに飲めないだろ」

俺が5回振ったのに対して親友は全力で20回くらい振ってた気がする。
0009名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:11:15.96
別の日。

親友「あ、新しいの出てる」
ヒ素「今度は飲むソフトクリームか」
親友「何でも片手で飲めるようにすればいいってもんじゃないだろ」
ヒ素「でも気になるから買うよね」
親友「企業の策略にまんまとハマってるよね」

こんなことを話してたような気もする。
0010名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:12:02.58
そもそも俺が通っていた塾の人数は10人にも満たない少人数クラスで、確か俺が入ったときにちょうど6人か7人だったかな？
そんな感じだから、悪ふざけをするときもクラス全員が一緒になって先生に悪ふざけをしたりもした。
授業が始まる前に教室の電気を消して全員で椅子の下に隠れてぱっと見誰もいないドッキリだったり、先生のタブレットのロック画面で遊んだ結果一時間開けなくしてしまったり、我ながらだいぶやんちゃしてたと思う。
多分このときが一番わかりやすく暴れてたんじゃないかな。

小５、小６になるにつれてクラスの人数も増えていき、最終的には１５人？くらいには増えたと思う。クラスも２クラスに別れたりするときもあるくらいだった。
その時には焼き肉回鍋肉戦争っていう多勢に無勢な戦争があったりした。
0011名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:14:11.43
その塾は中学受験を目指す子たちが集まる塾だったんだけど、俺自身そこまで受験とかは考えてなくて、ただ新しい知識が身につけられるから、勉強が楽しいからって理由でそこで勉強してた。けど親友が受験をするって言うから俺もじゃあついでにやってみようかなって気になって中学受験を決意した。
まあ中高一貫校に入ったらもっと面白い勉強ができるかもしれないしね。

このあと在学していた小学校の担任とひと悶着あって、俺の中学受験は引き分けに終わるんだけど、それはまたいつか話そう。
0012名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:14:53.45
結論から言うと、俺は練習として受けた私立には受かっていたが本来想定していた志望校には合格できなかった。親友も滑り止めには合格していたものの本命には受からず、俺は公立中学へ、親友は滑り止め私立へと進学した。
0013名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:15:58.61
そんな親友だが、お互い違う進学先を選んだにも関わらず、よく話すし最低でも年に一回は対面で遊びに行く。俺が９歳のときからの付き合いだから…もう人生の半分以上を親友と関わっている。

親友「うちら出会って何年目？」
ヒ素「いやもう今年で8年目か」
親友「もうそろ人生の半分」
ヒ素「超えてくぞこれから」
親友「もちのろん」

親友「えー２０歳になったら記念に一緒にお酒飲みたい」
ヒ素「イメージカクテル作ってくれる店あるらしいから俺の誕生日の日に行こや。お互いのイメージを書いて作ってもらおうぜ」
親友「何それ天才」
ヒ素「だろ」

そんな会話をしてたとき、親友からこう告げられた。
0014名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:17:15.22
親友「いやーヒ素に出会ってうちの人生狂わされたわ〜」
ヒ素「えっ何それ急に不名誉すぎる」
親友「いやうち絶対ヒ素に悪の道に引きずり込まれたと思う」
ヒ素「めっちゃひどいこと言うやんwwww」
親友「小学生私めっちゃ真面目だったし多分。買い食いなんて絶対しなかったもん」
ヒ素「俺そんな悪いことした覚えないんだがwww」
親友「いや本屋でさぼろうとか言ってたやん」
ヒ素「嘘wwww覚えてないんだがwwwww」
親友「宿題おわってないよなーうん私もーってなって、じゃあ１限さぼろうぜとかいって本屋で立ち読みに誘ったw」
ヒ素「うわwwwwww」
親友「真面目な私が崩れ去って今じゃクラスの人に聞いたらみんな不真面目って答えそうww」
ヒ素「わろた。それは俺のせいだなwww」
親友「まあこれくらいのほうが楽しくていいのだけども。多分真面目すぎるより絶対楽しいからいいんだ」


なんてことだ
どうやら知らない間に親友の人生を狂わせてしまっていたようだ
もちろんいい意味で()
0015名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:20:05.56
この話を親友としたのがすでに高校卒業間近の頃だったため、高校の親友たちにこのことを伝えたところ
高校の親友「間違ってねぇしなんなら私も狂わされたかんな？」
と言われてしまった。ここからはそんな高校の親友たちを紹介していこう。
0016名無し戦隊ナノレンジャー！
垢版 |
2023/02/24(金) 07:38:03.42
そう思ったのだが徹夜で眠くなってきたので起きたら更新していこうと思う。
とりあえずおやすみ。
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