パッと見、やっぱりこれだけ沢山詰め込んだパーツ=容積に対して、
湯口から下ゲートまでの湯溜まりが細過ぎて圧をしっかり掛けられないから、
いくら溢れるくらい入れても追いつかない状態なのかと。

この型のままでどうにかするなら、下ゲートはそこそこ太いので、
少なくとも一番下のパーツや容積大きいパーツへのゲートを(できれば全部だけど)
もっとガッツリ太くジャバジャバ流れるようにするのが最善策かと。

例えば幅同じでも三角のゲートを四角にするだけで流量かなり多くなるよ。
細幅平刀の彫刻刀がアレば簡単に掘れるので試してみては。

あと、シリコンて高いからできるだけ外周も少なくケチケチで作りたいけど、
パーツや湯道から外壁が薄いとクランプで潰れ、レジンダダ漏れの原因にもなるから、
もう少し余裕持つのも必要かと。型不良・成形不良率考えたら惜しまないのが安全。

縦外周は湯道側の2倍くらいほしいし、湯口反対側なんてほとんど外周無くて危なっかし過ぎる。

湯口・湯溜まりの対面側が流す側より遠く、流した圧が一番弱くなる場所なので、
容積の大きめのパーツはなるべくゲート側に寄せるレイアウトがいいかと。

また、思い切って大きめのパーツだけを集めた湯溜まりたっぷりの型、
細かい小さなパーツばかりを集めた型と、幾つかの型にに分けるのもいいかと思う。
型に余裕をもたせることに加え、ロスパーツが出たときの追加を流すのも楽。
量産しないならあんまり関係ないかもだけど。

業者でなくあくまで自前知識だけなので、間違ってるところあれば詳しい方フォローよろしくです。