型枠作って流し込むだけだしな。とはいえ、一度に全面に流す程、量も集まらなくて、届いた分から順次流していったらしいし
しかも、品質や混ぜ物の量もマチマチで継ぎはぎになったっぽいね。
それでも、試験的に離陸、着艦を行った時、パイロットたちの評価はかなり良かったといくつか記述が残ってるよね

一方、木甲板は、まずまっすぐな木材を集めなきゃならん。その上製材加工もしなきゃいけない
当時は、木材も枯渇してたらしいじゃない?労働力も、女子供ばかりで、山から切り出して持ってくるなんて、時間がかかってしょうがない
それにどんな木材でもいいわけじゃないだろうしな。加工しやすい木材は使えないだろう。

コンクリにしたって、信濃、日向以前は本来リノリウム片を混ぜ込んだりしてたけど、リノリウムの材料であるラテックス(生ゴム)も枯渇してたそうじゃないか
オガクズを混ぜるしか仕方無かったんだろうね。

艦底の欠陥、トップヘビー、注水忘れによる事故等々、いろいろあったよねぇ。信濃って。
戦艦として設計され、途中でタンカーに方針を変え、その後紆余曲折あって空母にしたってんだから、設計もデザインもあったもんじゃない
とにかく、形だけでも間に合わせれば良かったって感じだよね。当時の大本営の無茶苦茶さは異常かもね
まぁ、戦争自体が異常なわけだが