テレビ局介入しない方が邦画は面白い [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
アイアムアヒーロー観て心底思った。
これから邦画がアニメ以外で盛り返すには、劇場ならではな作りでないと! まあ相手がテレビ局であれ、広告代理店であれ、出版社であれ、芸能事務所であれ、スポンサー様の意向には逆らえませんな。逆に手玉に取る事が出来る山師でしたたかなプロデューサーが出てこないかと期待してます。 >>110,112
君たちはどう生きるかはジブリ単独で、日テレとか抜きと言う思い切った事やったな。 >>119
>>120
いいスタッフに仕事を依頼しているからね。自社お抱えの社員監督の起用しか出来ないテレビ会社(NHKも含む)では逆立ちしても出来ないクオリティ。映画も同様のことが起こるだろう TV局が映画を作らない、TV局に映画を作らせない、TV局に映画を持ち込ませないの非TV局三原則を貫けば邦画のクオリティは上がる。しかしビジネスの観点から実現はしないだろう 公園で寝てるおっさんが蚊のドリンクバーと化しててわろた >>106
映画の出資者は、映画のエンドロール見たら書いてある。もちろん製作委員会方式でも出資した企業の名前は必ず載っている >>43,110-112,118,122-124
日本の映画は「前売り券を誰かに押し付けて製作予算を確保する事」が大前提
テレビ局と広告代理店と出版社はもちろんのこと、ジャニーズ、アミューズ、ホリプロ、エイベックス、スターダストなどの
芸能事務所にも大量の前売り券が押し付けられていて
コレを売りつける事で邦画は成り立っている
この路線から外れるのは、かなりの冒険になる >>126
実際に映画を見れば確かに良い分かるけど、公式のWEBには出資会社名が書いてないことが大半 >>127
J・Stormはしばらく名前を連ねることが出来ないだろうからそれがどのように影響するのだろうか 邦画が衰退したのはテレビ局、アイドル文化、実写化映画のせい >>129-130
実は前売券というのは、2種類ある。
1:劇場=イオンシネマ、コロナシネマワールド、シネマサンシャインなどの興行会社=特別鑑賞券=単館券
2:配給会社=全国共通前売鑑賞券、全国共通特別鑑賞券=全国券
コンビニで売られる前売り券は、2の全国券。 コンビニの手数料を差し引かれて、すべて配給会社へ入金される。
劇場には、当然ながら、A当日窓口券+B単館券+C全国券が モギリに、着券(チャッケン)する。
Aは窓口に入金済み、Bも興行会社に入金される。(単館券はチケットセンターで 売られる場合もあるが手数料を差し引きして劇場へ入金される)
一番の問題は、Cの全国券。これは劇場でモギッた場合は配給会社に入金される。
劇場の当日売上の全国集計額が「興行収入」と呼ばれる。
しかし、映画そのものは、配給会社が仕入れてきたものであるから、例えば興行収入を50%は劇場が頂くが、50%は配給会社へ返金する。
映画の入場券の売上はふつう映画館と映画配給会社とで折半する。映画館は窓口で受け取った額の半分を配給会社に納める決まりになっている。
この配給会社のもらった売上を「配給収入」と呼ぶここで、配給と興行が「お金の精算」をする。
つまり全国券は「着券されたものだけ=観客が見た」という証拠が売上になる
のちになってから「前売り券は発売されたものの、観客は観ていない」お金も精算される 前売券、特に「全国共通前売鑑賞券」「全国共通特別鑑賞券」の基本は、配給・製作・製作委員会でコネがあるところや、
映画作品のエンドロールに「製作協力」「特別協賛」とクレジットされているところへ大量に販売することで支えられている。
日本の映画会社はめったに自分で映画を作ったり金を出したりしない。まずプロデューサーが映画の事を何にも知らない会社の社長を口説く。
口説かれた企業は名誉欲と金欲にかられて出資金を出す。特に同族経営のオーナー企業はたいてい映画が大好きだから格好のカモ。
勿論、配給会社から提示される前売り券の「販売ノルマ」だってある。
そのため映画作品のエンドロールに載っている、
有名企業(例:テレビ局・ホテル・出版社・広告代理店・ゲームソフト会社・芸能事務所・製薬会社・レコード会社・ハウスメーカー・建設会社など)
や、その労働組合(特に御用組合)や、そこから仕事を貰っている下請け・孫受け業者。
芸能事務所・出版社に所属する芸能人・漫画家・作家の公式ファンクラブや、キャラクターグッズを作っている業者。宗教団体とその信者など
一番弱い立場の者や作品の信者などが、前売り券の販売や押し売り(一番弱い立場の人に前売り券を無理やり買わせる)のターゲットになる
そう簡単に映画はヒットしない。よって出資した企業は出資金も満足に回収できないのに売れない映画の前売り券を抱えて二重苦。
そのため何十万枚もの前売り券を押し付けられた出資企業は下請けや取引先に押し売りする。
そこで末端の下請けや孫請けがババを引かされる。この方法なら映画会社は痛くも痒くもない。 「1枚1500円の見たくも欲しくもない映画の前売り券を、1000枚。ジャニ◆ズ事務所に無理やり買わされたんだ。
前売り券買わないと商品化権許諾契約を打ち切るって、契約打ち斬られたらウチはトートバッグ、ペンライト、マフラータオルの在庫を抱えて倒産だから、150万円、サラ金から借金してまで払わされた。トホホ・・ 。
こんなしょーもない映画なんて上映が終わったら、ケツを拭く紙にしかならんわ!
紙屑になるより遥かにマシだから 額面の6%の金額で、1枚90円。これでいいです。1000枚で、9万円。どうかナイショで・・・」
これが上映しているにもかかわらず金券ショップで 1300円で売られていて、
放映終了が近づいた場合は「特価!300円」「超激安!100円!」にまで値下げされる、ナゾの答え、カナ
1枚たった90円で仕入れたものが、差引1225円~10円、のもうけ。 配給会社も前売り券を押し付けた先からカネが入るからソンはしない。
つまり、配給会社も、イタシカユシで、文句をいえない秘密が ここにある。
ちなみに、こんな「前売券制度」があるのは、日本の映画業界だけ さんざん邦画をダメにしてきたテレビ局に代わって配信会社に期待してみたい >>1って、邦画を批判するときに製作委員会方式を叩くよね?
製作委員会方式(フィルムパートナー)については映画は当たり外れがでかく、儲かるか?それともずっこけるかの予測も難しい。
そのため製作資金回収の長期化が想定されるので、リスクを分散する目的で採用されてる。
映画会社が単独で出資するのではなく、たとえば原作の権利を持っている出版社が幹事会社となって
テレビ局、映画配給会社、動画配信会社、レコード会社、芸能事務所、総合商社、映画にタイアップしている企業
などが出資して製作委員会に名を連ねて、映画のエンドロールに載ることになる。
業態としては建設業界のJV(共同企業体)と同じだ
ただし、「え?これ映画にあってないよね?」みたいなアイドルが主役になったりするのはこういうわけ。
要するに尖った作品がなかなか出てこない。
海外はどうだろう。例えば、アメリカはどうだろうか?
ハリウッドメジャーは映画会社自体が巨大なエンターテイメント事業のコングロマリットの一部となっているので
わざわざ製作委員会を組む必要がない。
米国国内のスクリーン数も違うし、母語が英語だから、米国だけでなく、英国を始めとする欧州のほかに
インド、カナダ、豪州、NZ、マレーシア、シンガポールや
ジャマイカ、パキスタン、ナイジェリアを始めとした
英国の旧宗主国などの国外マーケットもスケールが「桁違い」にでかい。
平たくいえば「動く金のスケール」が邦画とは違う。
民間ベースで映画産業が成り立っているのは、それなりの国内市場がある米国・日本・インドくらいなもの。
それ以外の国はハリウッドと戦うのは絶対にムリなのを悟っているから赤字覚悟で政府が「国策」として製作費を出していたりする場合だってある。
理不尽な規制を導入して、やっと映画を作れる領域に持って行ける国が多い。逆に「公共事業」の一種になっている国が圧倒的多数であり民間ベースで作れる国のほうが凄いという世界が映画業界。
つまり、世界の映画産業というのは、日本の映画会社が単独出資で戦える世界ではない。
だからこそ、業界を横断した横のつながりでなんとかもっているのが日本映画の現状なわけでそこを叩いてもしょうがない。
そして、映画オタクはこういった「お金」の話が苦手だ。 >>138
例えばの話をアメリカ以外で挙げてもらいたい。資金が潤沢ではないアジア諸国も欧州諸国も日本の製作委員会方式とは別の方法で金を集めていい映画を作っているではないか。日本でも『PLAN75』とかはそうだ。映画はビジネスなのでお金の話が前提になる事は全く否定しないが、だからと言って製作委員会方式を全面的に肯定はしない >>139
そもそも日本の映画業界が政府(要するに国民の税金!!)に頼らないで映画を作れていること自体が凄いんです。映画業界の管轄官庁は文部科学省・文化庁だけど、政府からは海外からしたら「端金」レベルの金額しか貰っていないからね。
実は民間ベースだけで映画が作れている国って世界的にはそれなりの国内市場がある米国・日本・インドくらいなものなのです。
それ以外の国は民間ベースじゃハリウッドメジャーと戦うのは絶対にムリなのを悟っているから赤字覚悟で政府が面倒を見ていたりする。中国、韓国だってそう。
もちろん日本より遥かに多額の税金を投入もしているし、国立の映画学校だって用意しているし、自国の映画業界を保護する規制だって導入している。
ここまで政府が面倒を見て、やっと映画が作れる状態に持っていける国が多い。
だがしかし1国では無理だから数ヶ国競作だったりして、御披露目の場が「カンヌ国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」「モントリオール世界映画祭」だったりする。
裏を返せば、要はそれくらい世界的にはハリウッド映画が圧倒的に強いということです。 >>140
それは分かっている。極論政府が補助してももっと質の高い映画作って欲しいし、国立の映画学校作っても(芸大もあるが)もっと監督、脚本家、撮影監督、照明監督等の底上げをして欲しい >>141
日本で映像作品に政府や自治体が補助金つけると「偉い人に気に入られるような教育的つまらない映画」と決めつけられるからエンタメとしては不利になる >>142
諸外国はどうなんだ? 金は出しても口は出さない? 日本もいまさら国策映画はないだろうが、国民性と民族性から言って出してもらった方が妙にお上の顔色を窺うことはあり得るな >>142
政府から金出すと表現の自由が心配だからな
ただでさえ映画業界はアメリカ、中国の政権を批判する作品をスポンサーの都合で避けているのが多いわけで
「タブー」を増やさない意味でも民間主導が健全なのは間違いない 製作資金と観客と興行と撮影設備まで、世界最大のものを備えた中国は、興行面では確かに映画大国だろう。
しかし、それでは中国が世界のコンテンツ市場で覇権を握ったかといえば、そんなことはない。中国が世界のエンターテインメントを牽引しているかというと、そんなこともない。
なぜか? 中国から世界へ出ていくオリジナルがないからだ。
資金面でも興行面でも圧倒的な地位を獲得しているが、映画の最重要な要素である「創作」が、世界標準を満たしていない。
なぜか? 表現の自由、言論の自由がないからだ。
中国は人口が多いので国産映画にも十分な集客力がある。500億円規模の興行収入を上げる国産の作品も出てきており、全世界興行収入でも上位にランクインしている(海外配給も行われている)。
しかし、大部分は国内収入で、海外で稼いでいるわけではない。表現が統制されている、管理されている、それらの持つ意味は、とてつもなく大きい。 >>143
映画業界が「勝ち負け」にシビアになる構造的理由
『ドライブ・マイ・カー』久保田氏が考える「ビジネスとクリエイティブ」
https://logmi.jp/business/articles/326688
今、構造のお話をさせていただいたので、そのへんの話をしておきます。「今言った製作委員会って何よ?」と。あとね、「製作委員会はあんまりシステムとして良くないんじゃない?」
みたいな言い方もされることもあるんですけれど、そんなことはなくて。今、十分に日本映画がまだ生き残っているのは、製作委員会があったおかげだと思っているんです。
そうそう。意外とみなさんは当たり前のように日本映画を見ていると思うんですけれども、日本の映画の興行収入はだいたい年間で2,000億円ぐらいで、そのうち自国の映画が
興行収入で50パーセントくらいです。自分の国で映画のシェアが50パーセントもある国は、実は少ないんです。世界的に見て、そんな国はあまりありません。
インドとかアメリカはもちろんすごく自国のシェア率は高いんですけど、フランスもたぶん50パーセントを切っていると思うし、当然ドイツも50パーセントを切っているんじゃないかな。
イギリスはどうだろう? イギリスは、英語圏なのでちょっと判断が難しいかもしれないですけれども。すごいすごいと言われている韓国でも、スクリーンクォーター制と言って、
国のほうで劇場の何分の一かは韓国映画をかけないといけないという決まりがあるんですね。そういったものが日本はまったくないにも関わらず、
自分の国の映画が50パーセント以上のシェアを持っている。実は恵まれたというか、世界的に見たら珍しいケースだと思っておいてください。
裏を返せば、要はそのくらい世界的にはハリウッド映画が強いということです。
スペインとかそういったところに行けば、7~8割がハリウッド映画で、(自国の映画は)作れないという国もいっぱいあります。
『ロボコップ』で有名なポール・バーホーベン......。彼の一番有名な映画は何になるんだろう。若い人は知らないかな。
オランダの監督ですけれど、要はオランダでは監督として食えないのでアメリカに行くパターンがほとんどです。
基本的には市場規模的に言うと、そういうものです。 映画業界が「勝ち負け」にシビアになる構造的理由
『ドライブ・マイ・カー』久保田氏が考える「ビジネスとクリエイティブ」
https://logmi.jp/business/articles/326688
映像そのものでお金を回収するのは、映像ビジネスで映画だけ
「回収する」という言い方をしたんですけれども、ある映画で……『ジョゼ虎』(『ジョゼと虎と魚たち』)なら問題ないかな。
『ジョゼ虎』という映画は、9,300万円で作られました。すごく安いんです。その9,300万円というお金というのをどう回収しているかというと、
実はすごくわかりやすくて。一人ひとりのお客さんが買った劇場のチケットだったり、借りたDVDのレンタル代だったり、
買ってくれたDVDの印税だったりで、もともとの原価を回収していく仕組みです。
映像自体にかかったお金を、お客さんからいただいて回収するというビジネスは、実は映画だけです。
テレビとかは違いますよね。みなさんご存知のとおり、テレビドラマの制作費はみなさんが払っているわけではなくて、
テレビドラマを流している放送局に対するCMの広告料で作られている仕組みになっています。
今はそのテレビドラマがビデオやDVDになったりしますけれども、テレビの場合は根本的にはそういう仕組みです。
当然広告CMは、そのコマーシャル自体でお金を回収しているわけもなく、そのコマーシャルでやっている商品が
売れて初めてお金が回収される仕組みなので。映像自体でお金を回収しなきゃいけないのが、実は映画だけなんです。
まったく一緒ではないんですけれども、それにある種近いかたちなのが、逆に今出てきているNetflixさんとかの映像配信の会社です。
Amazonさんの場合はちょっと構造が違うので、一概に一緒とは言えないんですけれども。例えば「Disney+」などはそうですね。
例えばNetflixでやらせていただいた『全裸監督 シーズン2』でかかったお金は、Netflixさんの会員の方から回収しています。
ただし当たり前ですけど、月額を払っていれば見放題なので、「1本あたり」じゃないんですよね。
あくまでも会員ビジネスなので、そこは映画とは違うところです。 >>143
日本の場合は、政府は映画業界に税金を使いたくないんだろう。映画業界に税金を出そうとしたら国内映画産業保護施策も同時にやらなきゃいけないし
スクリーンクオーター制度の導入とか新税導入とか有権者に人気がなさそうな施策もやらなきゃいけないからね これは世界の映画市場の分析
なかなか興味深い内容になっている
世界映画市場分析@?日本は世界で何番目の映画市場??
https://note.com/sceneprofile/n/nb6aba5b30296
世界映画市場分析A?明暗分ける「コロナからの回復」?
https://note.com/sceneprofile/n/n559a1e3fc402
世界映画市場分析B?国産映画の盛り上がりが未来を分ける?
https://note.com/sceneprofile/n/nc20d7b59a8dc
世界映画市場分析C?最適なチケット料金とは??
https://note.com/sceneprofile/n/n1edc8f3f361b
ここでわかること・・・。
・映画業界の二強はアメリカと中国です。2強に次ぐ3番目の興収をあげているのが、日本。
・日本の観客動員数は世界第四位(フランス相当)
・インドの映画製作本数は世界一だけど、映画興業市場の規模は世界的に第4位。
・国産映画の興収シェアが過半数を超える国はわずかに8カ国(イラン、アメリカ、インド、中国、日本、エジプト、韓国、トルコ)のみ。 >>150
そもそも日本の映画業界が政府(要するに国民の税金!!)にそれほど頼らないで映画を作れていること自体が世界的には十分凄い事なのです 中国の映画が強いといっても
それは結局のところ中国国内で回ってるだけだろ
「戦狼」がヒットしたといってもほぼ中国人以外みてないわけだ
日本も同じ、インドも同じ、市場規模ひいては人口が多い国が
自動的に強くなってるだけではないか 製作資金と観客と興行で、世界最大のものを備えた中国は、興行面や稼ぎの面では確かに映画大国だろう。
しかし、それでは中国が世界のコンテンツ市場で覇権を握ったかといえば、絶対に違う
中国が世界のエンターテインメントを牽引しているかというと、そんなこともない。
なぜか? 中国から世界へ出ていくオリジナル作品やキャラクターが全く無いからだ。
資金面でも興行面でも圧倒的な地位を獲得しているが、映画の最重要な要素である「創作」が、中国は世界標準を全く満たしていない。
なぜか? 民主集中制である中国には表現の自由、言論の自由が存在しないからだ。
中国は人口が多いので国産映画にも十分な集客力がある。500億円規模の興行収入を上げる国産の作品も出てきており、全世界興行収入でも上位にランクインしている(海外配給も行われている)。
しかし、>>152の言うように大部分は国内収入で、海外で稼いでいるわけではない。中国は習近平率いる中国共産党一党独裁政権によって表現や言論が検閲されて、コントロールされている。その意味は、とてつもなく大きい。 >>143,152
知財ビジネスが繁盛しているのは「先進国クラブ」の一員になる条件の1つみたいなもので「先進国ではない国」では知財ビジネスは商売にならないから政府がお金出さないと映画制作なんて誰も真面目にやらないんだよ
じつは中国に限らず、インド、バングラデシュ、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ロシアなど
「先進国ではない国」では知的所有権や知的財産権などあってないようなもので法律も曖昧で、法執行の権限もいい加減。
そんでもってその法律も権力者1人の横やりとコネ・口利きでいくらでも代わる。「人治国家」は中国だけではないのだ。
こういった国では今も様々なコピー製品、パクリ商品、模造製品が続々と製造されている。著作権や肖像権に意匠権の侵害は、この地域では日常茶飯事。
これに対して現地政府は見てみぬフリーしているか、取締りをしている「フリ」をしていて
実際は政治家・高級官僚へのコネ・口利き、そして賄賂で事件そのものが無かったことになるため、まともな法執行は期待できない
「汚職が蔓延している国」では入国時や出国時に入出国審査官が因縁つけて「入国したければ50ドルよこせ嫌なら強制退去だ」と賄賂を要求してくるのが良くあるからな。 昭和の日本の知的財産権・知的所有権の意識は中国と大差ないレベルの国だった。だが、長谷川町子が歴史を変えた。
サザエさんバス事件 正式名は「事件 昭和 46年 (ワ) 151号 」
https://tyosaku.hanrei.jp/hanrei/cr/5272.html
↓が問題の「サザエさんバス」
https://i.imgur.com/vuccMM3.jpg
https://i.imgur.com/SohE0Y7.jpg
https://i.imgur.com/jgftVBr.jpg
昭和26年、立川バスが観光バスの車体にサザエ・カツオ・ワカメを描き「サザエさん観光」として運行を開始した。
だがしかし、原作者である長谷川町子氏には無許可で運行していたことが事件の発端になります。
それから約20年たったころ、サザエさんの著作権を持っている長谷川町子さんは、立川バスに対して、複製権の侵害を理由に3726万円の損害賠償を求めました。
結論としては、裁判所は、サザエさんのキャラクターが著作権法によって保護され、立川バスに対して約1824万円もの賠償金の支払を命じました。
漫画やアニメのキャラクターを原作者に無断で商業利用するなんて、今ではとても考えられません
だがしかし、サザエさんバス事件当時はまだ日本には知的財産権や知的所有権という考え方が浸透しておらず、世間の反応は「なぜ今さら権利を主張するのか?」というものでした。
それだけに、立川バスへ課せられた損害賠償請求は大きなインパクトになった
サザエさんバス事件以降、日本でもキャラクターライセンスというものが認知されるきっかけとなり、模倣品の商品が激減した。つまり先人たちの苦労が今の日本が東洋屈指の知財大国になった足がかりになった ドラマ→劇場版という確実に収益が見込めるルートが存在する限り邦画からテレビ局の介在がなくなることはない >>1
邦画は予算の縛りがキツ過ぎてやりたい表現ができないんだよ
実写映画もアニメ映画も予算は大抵5億以下だけど実写は派手なアクションシーンや特撮シーンとかやると予算にめっちゃ響く
アニメなら派手な爆発シーンだろうが怪物の軍勢だろうが他のシーンよりちょっと予算かけるだけで表現できるのに
実写の特撮だと本気で爆発を表現すると安上がりに済みそうなミニチュア模型であっても数十秒で1億とか吹っ飛んでいく
あらゆる部分で予算を節約するために誤魔化しを入れる必要があるから表現のクオリティがショボくなっていく
客を呼ぶ必要があるから流行りの芸能人を主役に据えてバンバン宣伝飛ばしてそっちにばっかりカネがかかって更にクオリティが下がる
そもそも邦画では予算の制約が厳しすぎて特撮シーンの多いジャンルなんてほとんどできないからね
恋愛、青春、ミステリー、ホラー、スポーツ、ファミリー、コメディ、任侠、医療…
邦画の大半はお金がかかるアクションシーンや特撮シーンを抑えるためにこういう要素をメインにする
アニメ漫画原作の実写化だってこういう予算がかからないジャンルばっかり選ばれる
進撃とかゴジラとか戦隊ものとかライダーものとか売れることが確実されてる作品じゃないと予算が出ない
そして進撃やゴジラでさえハリウッドの大して注目されてないような作品より圧倒的に低予算
あっちは100億以上が当たり前でこっちは10億以上でさえ稀 テレビ局は映画館をでっかいテレビモニターくらいにしか思ってないので、あんなくだらない作品ばかり性懲りも無く作り続ける >>157,161
有料の動画配信サービスが充実する今、地上波のテレビの役割も変わる。
この板にいるようなマニアが「有料」でカネを出して配信を視聴する一方
「無料」の地上波テレビが担うのは新規のファン獲得。
トヨタがテレビ局にカネを渡して地上波のゴールデンタイムでWRCのラリージャパンを放送出来るようにしたのはそこ
「おもしろそうだから」見てみようというライトな「にわかファン」こそが最大のターゲットになる。
今の日本でのWRCは「まず、ラリーファンではない、モータースポーツオタクでもない、
ごく普通の一般人に“世界ラリー選手権”が日本で開催されている」という事実を知ってもらう事という段階だから。
ラリーというモータースポーツでも知名度が低い競技を
一般人に認知させるにはテレビが一番手っ取り早い。
もう地上波のテレビ局は
「自社が絡んでる野球以外のスポーツ中継なんて、全部辞めたくて仕方がない」
というところばかりみたいだからね。
だって、スポーツ中継なんてマニアしか見ないし、
放映するのに「放映権料」としてコストかかるんだもん
そんでもって、自社でテレビドラマ、劇場版作品、バラエティー番組作って
地上波で流したほうが儲かるんだもん。 日曜は日曜劇場しか見ない
良かったね
サンデー漫画家
原作者が共感できんからな 安心してだってあるんだっけ
あの辺の状況と
俺は配信ドラマじゃなくて しかもタイミングを間違えて誤爆しちゃったの思い出した 出前館みたいなもんかも知れない
まだどこまでめくれてるか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています