ピンク映画総合[【ロマンポルノも歓迎】
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新田栄『恥母の湯巻 こすって、もっと!』※ネタバレあり
✾ヒロインの野際まりこが、かなりスレンダーなのだが逞しい感じがして、シングルマザー役
にリアリティがあるとは思った。セリフは正直上手くないけど。。。(^^;
✿ヒロインの息子・松浦祐也は、母に対する妄想に悶々としている会社員。自分が母に妄想を
抱くのは、母が生物学上の父(丘尚輝=脚本・岡輝男)に変態じみたプレイで受精したから
なんだってっさ。んなアホなw
❁それにしても濡れ場もこなす脚本家というのは、世界でもそう多くはいないはずw
❀新田栄+岡輝男の電撃的なテンポの良さで話はスイスイと進んでいく感じ。
❄ヒロインの友人、風間今日子の緊縛姿にはビックリ。ただ、残念なのはショーツの
上からの緊縛。。。ボカシで処理すればいいんだから、そこはノーパンにして欲しかった
なあ。。。(´Д`;) 風間今日子は物語の上でも結構重要な役回りで、その辺も
ベテランだけあって上手いだけに残念である。
☃さらに残念なのは、近親相姦NGというピンクの自主規制にぶつかって、ラストがやや
隔靴掻痒の感が無くも無い。。。というか、このストーリーなら母子相姦になって当然だろ、
と思うのだが「大人の事情」でそれが叶わないのが残念無念。 佐々木尚(上垣保郎)『股がる人妻たち』
◎小泉ゆかがまさに「 人 妻 」って感じ。正確にはバツイチのシングルマザーだし、
容姿もさほどじゃないけど、エプロン姿やワンピース姿、ふっくらとした体形は一般
的な人妻のイメージにピッタリ。実はこの作品の時点で、監督の奥さんらしくてビックリ。
◎脇を固めるのは吉行由実で、こっちは正真正銘の人妻w そんな吉行をバックで責める
真央元が裏山鹿ァ〜(←お下劣)。その直後に全裸で真央を詰る吉行が業が渦巻いて凄艶。
こういう役をやらせると篠原さゆりと双璧である。
×ただし、最初の濡れ場はかなり暗く、吉行の巨乳が拝めないのが残念。この辺、新田栄や
のちのフィルムハウス勢の方が、観客の欲求に誠実じゃなかろうか。リアリティよりも妄想
が優先される物語なので、明るくたって問題無いと思う。
◎若々しい白戸翔一と真央元が男役なのだが、この二人はジキルとハイドみたいな役回りか。
初心な白戸は小泉が作ったご飯を喉につかえそうになりつ食うw 一方、真央は人妻専門
のスケコマ師といった色男役。どっちも安定の役回り。
○小泉のダンナ役が中根徹。ベテランらしく貫録の演技なのだがダメ男のままフェイドアウト。
×ラストは監督の映画に対する欲求が炸裂した結果なんだろうけど、おいら的にはいただけず。
中途半端感も強いし。エクセスらしくもっとコッテリとした終わり方のがいいと思った(^^; >>557
上垣監督って知らん間に復活して、また知らん間に消えてたんだな。
エクセスで撮ってたとは、いまになって初耳だ。
最近は何やってんだろ。
これも上垣作品だと。
- 「Dog Day 盲導犬に優しい街」 https://www.youtube.com/watch?v=hdV5oRzqTMk
今日、片岡修二のエロVシネを見たが、あまりに投げ槍なんで、あきれるより先に笑ってしまった。
あまりにひど過ぎてタイトルも忘れた。
役者もみんなテキトーにダラダラとセリフを棒読みしてるだけで、そもそも芝居をする気もない。
幼稚園の学芸会よりひどい。
女優もブスだし、スタイル悪いし、肌は汚いし。
続けて坂本太のエロVシネを見たら、そっちの方がまだマシだった。
どっちもヤル気なしなのは同じだけど。 >>559
上垣監督、佐々木名義含めてロマポ消滅後のエクセスで4本撮ってるんですね。
で、そのうちの2本は、監督夫人が主演。
内トラとか家族動員とかって、ピンクではたまに観られるんですが、そういうの
は濡れ場とは無関係の端役(子役が多い)がほとんどで、主演女優に充てるって
のは今回が初めてでして、驚きでした。
疑似とはいえ、夫人が男優と濡れ場をこなすってのもすごいな〜、と。(^^; >>560
んな事を言ったら、木俣堯喬作品における珠瑠美など、どうなる。
と言っても、そんな昔の映画は俺も見た事ないけど、木俣と珠瑠美は結婚前からデキてたというのは有名な話だったらしい。
ベッドシーンでは男優は後姿しか映らず、それは実際には木俣監督自身によるスタンドインで、
そして実際に挿入してると、もっぱらの噂だったらしい。 >>561 それは初耳ですね。やっぱそこは他人には任せられないのかなw
木俣監督、資料ではピンクの重鎮だったようですが、一本も観た事が無いので
何とも言えませんです。。。
珠瑠美と聞くと、自分がピンク観出したころは完全に「女流監督」でしたから。。。
えらく難解な。。。仮眠タイムになっちゃうという。。。w
でも、オーピー一強の今では観られない類の映画ではありますね、珠留美作品とか。 >>561
>>562
その二人がそれぞれ監督・主演した映画が上野オークラで上映されるみたい
ロマンポルノの一本だけど買い取りなのかな すずきじゅんいちも嫁さん(榊原ルミ)脱がしてたぞ。つまんない映画だったけど。小沼勝も元嫁さんの映画を監督してたんじゃないの。こういうのは性癖か仕事に徹しているのかわからないけど シネロマン池袋の公式ツイッターで知ったのだが、上映作品の「SM教室失禁」を観賞しに蛍雪次郎がシネロマンに来館したみたいだな。あれ、廣木隆一監督作品でもかなりの駄作の部類に入るつまらなさなんだがわざわざ本人が見に来るレベルの作品じゃないよなあ >>566
自分的にはかなり面白い廣木作品でしたw
息子役が実は常本琢昭監督と聞いてビックリ。
とくに事前に予告も無い個人的な来訪だったようで。
そんなこともあるんですね。 >>566-567
『SM教室 失禁』86年作品、、むかしに観たきりなので余り覚えてないが、変態の家
族を主人公にした80年代当時のピンク・にっかつによくあったオフビート・ピンクコメディだった様な記憶、、
確かラストのロングショットで大雪の中に羽織っているコート以外は裸の女の子を立たせたり、
随所に「廣木調」の凝った風景ショットが観られる奇妙な作品だった様な(うろ覚え)
そんなに「つまらん」と扱き下ろすほどの作品でもないと思うが、、
蛍だって個人的に思い出があるからわざわざ観に来たんだろうし、、
個人的には蛍は廣木のことがまだ好きなのかとちょっと感動したけどね、、
廣木もいまや中堅の商業監督になっちゃったけどね、、『ママレード・ボーイ』まで
廣木なのかよ、、
蛍は滝田洋二郎の『北の桜守』にも出てたみたいだな、、作品じたいには興味はないが
いまだに蛍のことを忘れていない滝田の友情には感動する。
滝田は脚本家の高木功が亡くなった際に「自分は高木のことを忘れていた」と号泣した
らしいから、昔の友達は大事にしたいのかもしれない。
高木功などももう誰も語ることもないね。まあ自分もそんなに観ているわけでもないのですが。
荒井晴彦と共同脚本の神代辰巳のTV映画『盗まれた情事』はどの程度、高木が書いたのか?
大人になりきれない大人(三浦友和)が女に夢を見て自滅するあの気怠いムードはひょっとすると
荒井よりもむしろ高木が持ち込んだものだったのかもしれないと勝手に思う。
高木も晩年は「トシだけ取っていまだに脚本専業で稼げていない」現実に行き詰まっていたらしいし、、 >>568
いまや滝田、三池に匹敵する量産監督ですから。。。>廣木
二人と違って、青春映画や少女漫画原作映画に特化してるのがミソですね。
世界の滝田から新田栄作品↓まで出てる>蛍
『介護SEX お義父さん、やめて!』
お義父さん役で。
話自体は至って普通の新田栄作品でした。 >>568
凄い記憶力だな。ほぼその通りの映像風景だよ。当時若手としてイケイケでピンク映画を撮りまくってた廣木隆一の中では若干肩を傾げる作品だと俺は感じたのよ。俺が唸ったのは明後日からラピュタ阿佐ヶ谷で上映する「白昼女子高生を犯す」(改題)これは傑作。これが良すぎた。 個人的には今のアイドル映画を撮りまくってる廣木隆一に違和感は全く感じないな。ロマン子クラブエッチがいっぱいの頃から女の子を可愛く撮れるのは立証済みだし。師匠の中村幻児から相当鍛えられたんだろうw (´・ω・`)うー、早く「ぼくら」三部作再上映してくれい>ENK
無理にでも時間作って光音座に観に行くぞ 静岡県からわざわざ見に来るの?新幹線代もバカにならないし、時間もかかる。お金持ちだな羨ましい また大蔵映画がプロデューサー募集中(正社員、劇場業務有)。一名のみ採用。
英語が出来る方だって。志願者は急げ! おれはいいです…('A`)
http://www.bunkatsushin.com/recruit/default.aspx#links856
>>574
中部地方では映画館でのゲイポルノ鑑賞は事実上不可能なんで。。。(^^;
ぼくら三部作はソフト化もVHSのみなので、劇場にダッシュしかありませぬ。 >>570
成人映画ポスター販売サイト(URL忘れた)の管理人も、コメント欄をみると地味な映画までちゃんと見ていて、
しかも内容をよく記憶してるんで感心する。
何者だ、あの人。 >>575
最近外人さんがオークラの前で面白半分に写メしてるの多いから
国際化対応か? >>578
海外にピンク映画売るのに英語力必要なんだそうです。
中国語できりゃ尚良しだとか。 いや、客入りとか運営とか。
Twitter見ると、店員は女性なのかな? なんかどんどんDVD化してたんだね
知らなかったよ
とりあえずラスト・キャバレー買ったよ 友松監督の
「緊縛絵師の甘美なる宴」もDVDにならんものか
同監督による現状ではラストピンク 思い切って1960年代の小林悟監督作品もDVD化して欲しいゾ ディアゴスティーニの新シリーズ。
「週刊・小林悟」
全巻完結は10年後か。 オヤ男Zの
「結局1年ももたなかったじゃないの!」
こちらはスナックか >>589
ダウナー系小林悟作品の凄まじさは半端ないです。
(dmmで観られるやつだと「痴漢電車よせばいいのに」とか)
こんなすごい映画があると若い人にも観てもらいたいw 小林悟と対照的(なのか?)に、新田栄はシンプルでテンポが良い。
この人の作品で難解な代物にぶつかった事が無い。
意外だけどサスペンスよりもホームドラマに向いてる感じ。 山本淳一「マジカル・セックス 淫ら姫の冒険」
ここ最近の異分野新人デビューでは一番面白かった。
ちゃんとピンク映画を意識した作りとなっていて、「ピンク」の方も
結構抜かりが無い。ベタな演技もプラスになってて良い。
新人デビューの常連らしい久保新二もなかなかいい。 >>594
ロマンポルノは3本だけじゃん。
「赤いパンツ」には笑った。
倉吉朝子は、いまはどうしてるんだろう。
ロマンポルノに出なくなってから、一時期、大井武蔵野館でモギリ嬢をやっていたが。
紗貴めぐみや大谷麻知子も気になる。
亜湖は悲惨すぎて、もう見てられない。 池島ゆたか『ザ・ONANIEレズ』 ※ネタバレあり
☀池島ゆたかの監督デビュー作。プロデューサーの嗜好なのか、エクセスの新人監督作品は青春映画が多い。
この作品もキラキラと眩い青春映画。橋本杏子と上村ケイのレズカップルのついたり離れたり。
☼ポスターも飾る上村ケイは、野良猫のような直情的なキャラクター。少女かと思いきや、なんとバツイチ
設定w ロックなファッションが似合い杉。監督が言うように演技も良い。元ダンナとのセックスでは、
本当に嫌そうに相手をしているw
☀その上村ケイの相手役は、橋本杏子。松たか子とか、あのあたりを彷彿とさせる「大人の女」を演じている。
伊藤清美が絡んでくるシーンなんかは、二人のキャラクターの差がくっきり出ていて最高。
☼レズシーンに限らず、二人のシーンは本当に愛のようなものが感じられてよろしい。お揃いのファッションで
歓楽街を歩くとことかね。おっさんの自分には永遠に辿り着けない世界だなあ。この関係が崩れないというの
も悪くない感じになってる。
☀濡れ場もしっかりあるが、本当に青春映画に行ってしまいそうなところを、山本竜二と浅野ゆかりのコンビが
抑えていてしっかりピンク映画にしているのがいい。
☁男優陣では、やはり橋本杏子の上司役の平賀勘一が目立つのだが、ワンシーンのみの橋本杏子の元彼役の
爽やかさが印象的。珠瑠美作品によく出てる野澤明弘かと思ったがどうも違うっぽい。
☂デジタル上映だからしょうがないけど、解像度がやや粗い。観るのに支障は無いけど、もうちょっとキレイだと
良かった。
・旧作なのでいつ来るのか分からないけど、地元に来たら再鑑賞確定。(´∀`) 池島ゆたか『剃毛緊縛魔』
・山本竜二がお腹いっぱい楽しめるサイコサスペンス。冒頭、カメラ目線の山本竜二が夕食
を食べるシーンからハラハラさせてくれる。
・ライター(一切出てこない)による関係者へのインタビュー形式を取りながら、元劇団員の
山本竜二が狂気に堕ちっていったかを明かしていく。いわゆる「信頼できない語り手」とか
も出てきて、サイコサスペンスは結構本格的。
・その一方で、ピンクとしても力が入っていて、題名にも含まれている剃毛シーンなんかは
ボカシを一切排していてなかなか挑戦的。山本竜二に襲われる北野あかね、小泉ゆかり、渡
辺ゆかり…と女優の方は盤石。演技も悪くない。
・山本竜二の人生を決定づける母親役は、しのざきさとみ。熟女の色香というか、爛れた雰囲気が
醸し出されていてなかなか良い。相手役に出てる池島監督が羨ましく思える(苦笑)
・話に(結構大きな)弱点があるものの、丁寧かつテンポのいい演出のお陰で結構グイグイ引っ
張っていってくれる。サスペンスとピンクのバランスが非常にいい作品。 >>579
二階堂ゆりがやってたアクションものをピンクカンフーに昇華させるか
可能性はありそうだよな。 『ぼくらの季節』が大阪で上映(^∀^)
でもスケジュールがつくかどうか。('A`)
光音座に来てほしいけど、ほぼ特別企画なので
回ってくるかどうか分からん。 >>600
面白そう
ただ
配信の対象になってないだけに残念です。 >>604
ザ・恥毛と縛りってタイトルでsokmilで配信されてるよ 柿原利幸『デコトラガール 天使な誘惑』
オリジナルビデオでは人気がある(らしい)デコトラもの。
荷主のデコトラお断りの風潮とか、安全運転管理者とドライバーとのやりとりとか、
部下の桜ちなみと公然と覗きプレイをする所長の森羅万象とかw、
細かい所はよくできてるんだけど、肝腎の話が今一つ弾けきれず。
大御所・関根和美の「痴漢トラック 淫女乗りっぱなし」の方が、周回遅れでアバンギャルド
な事を仕出かしていて、それが良い方に作用していたなあ…なんて思って観ていたら、
うおおおーっ、
☆ 吉 田 祐 建 降 臨 ☆
これは不覚! これは想定外! 個人的にはマジカルセックスの久保新二以上に嬉しい!。
最後まで観て良かった! (キャスト名は別名義のようです) >>600
ピンク映画史上(これまでで)最も
脚本が優れている作品はどれですか >>608
全部観ていないので分かりません(^^;
シナリオを読まない事には、脚本の手柄なのか、監督の手柄(アドリブ)なのか
判然としませんです。
シナリオも読んでみたい作品もあるにはあるのですが、ピンク映画のシナリオは
ほぼ入手困難といっていいので。。。 それ映画の最後の方だな
所長の森羅万象に詰め寄ってた人か そうです。
いやー、祝日で場内お盛んでしたがw、ほんと中座しなくて良かったです(・∀・)
祐建さん、ちょっと前まではエクセス、オーピー系の作品に結構出てたんですけどね。
最近は姿を観ていなかったので。 >>609
なるほど。
個人的にはサスペンスやスリラーの要素が好きなのでそんな感じのピンク映画を探してみたいと思います。 >>600
見ましたが中々の傑作でしたね。
インタビュー形式で話が進行って
有名なサスペンス小説でもあったような気が。
http://blog.livedoor.jp/hidesmile/archives/1790352.html
このサイトで列記された
ストーリー上の欠点については
最初の一つ目以外なんというか
見る側の好みといいましょうか。
個人的にはインタビューを受ける母親、
若すぎではと思った以外これと言った欠点はこの映画に感じませんでした。 >>615 話に勢いがあるし、話の進め方が上手いです(だれ場が無い)。なので例の弱点も観ている時はそこまで変に感じません。
観終わった後に頭のなかで考えてみると「ん?」って感じかな。
でも、「ピンク+映画=ピンク映画」という考え方を忠実に実践された名作と思っています(個人的にはまさに青春映画という感じデビュー作の方が好きなのですがw)。 >>616
前半に「あの人死んだんですか?」の台詞があり、これはこれで観ている側に対する何らかの効果があったとは思いますが、やはり余計ではと思えてきます。 フジテレビの葛西ってアナウンサーに当時のなかみつさん似てる? >>619
平成初期からのピンク映画によく出ていたあの俳優今どうしているのかな、と思う事が多々あったのですが
なかみつさんだったんですね >>620 そうです。この頃はまだ若手ホープといった感じですね。 1990年代から2012年くらいまでの作品で面白いといえるのが30本くらいは配信、ソフト化の対象になっていそう dmmってアプリをアップデートしないと強制的に開けないみたいですね >>625
質問の答えになってない
あと、全然似てない 港雄一『刺青・愛・裸舞(ラブ)』(ゲイポルノ) ※ネタバレあり
・久々にdmmでも観るかと軽く観た、「犯し屋」の異名を持つ港雄一の初監督作品。
・女にこぴっどくフラれた青年・アキラが暴走族に絡まれ、港雄一演ずる親分に助けられる。
女が大嫌いな親分は、同じように女に裏切られて前科者になってしまったジローを人形と
いうか、いわゆる肉奴隷のように扱っていた。アキラもまた、親分に気に入られ、ジローと
同じく人形扱いにされる。ジローが親分にアキラの前で辱められた時、アキラは…
・超 ハ ー ド なゲイポルノ。鞭打ち・浣腸・ 食 精 (!) ・男体盛り・リンチ・刺青と、
これでもかといわんばかりのSMのフルコース。その合間にはかなりストレートな女性嫌悪が
吐露される。
・主人公の母親役は脚本も兼ねてる浦野あすか? 端役だし、アップも無いのだが結構印象的
な存在となっている。
・上に記したように怒涛の性描写が続く一方で映画の体裁も強靭。ボーイズラブといった甘っ
ちょろさは無く、80年代(1986年製作)の硬派な演出で話は進んでいく。女性嫌悪と現実否定が
渾然一体となった劇中歌が響くラストは荒涼感が吹き荒んで圧巻。一見の価値アリ(ノンケの
人にはキツイかもしれませんが…) 考えてみると山内大輔も涼川絢音が引退してから撮ってないな そういえば、例のオーピー新人監督コンテストはどうなったんですかね。。。 橋本忍が100歳で亡くなったな。
名実共に間違いなく歴代脚本家の最高峰の一人であった事は間違いないが、ひとつ惜しむらくはロマンポルノの作品を一つも遺していない事だ。
この人が書いた「幻の湖」「愛の陽炎」はある種倒錯的であり、異様な迫力があった。この人にしか書けないポルノ作品も絶対あっただろうし、書いて欲しかった。ご冥福をお祈りする >>634
優秀賞の横山翔一監督の作品は8月に上映予定みたい。
立ち消えになってなくてよかった。(´∀`)
>>635
ロマポ…というより、昼ドラの中島丈博のお師匠でしたね。
ご冥福をお祈りします。 中島丈博は沢山書いてたけどね。橋本忍は日活系の人ではないし。 >>635
http://www.geocities.jp/kmkr_01/ura.kurosawa-akira.html
>『羅生門』
>「雌雄」改題⇒「羅生門物語」改題⇒『羅生門』
>真砂/原節子⇒岸惠子⇒京マチ子
>・・・後に、堀川弘通監督、三船史郎、岩下志麻、北大路欣也主演でのリメイクが企画されたが実現せず。
>・・・後に、田中登監督によるロマンポルノでのリメイクが企画されたが、橋本忍の反対により実現せず。
、、橋本としては「羅生門をポルノにしないで欲しい」ということか、、
>ロマンポルノの作品を一つも遺していない
ロマンポルノはギャラが安いから有名脚本家は余り使えなかった。
それでも付き合ってくれた有名中堅も沢山いるけどね。
橋本の弟子・中島丈博も70年代の時点で既に中堅だったがそれでもロマンポルノを何本も書いている。
スレチだが橋本は有名作品以外にも佳作がポツポツある(『加賀騒動』『白扇 みだれ黒髪』
『八百万石に挑む男』『侍』岡本喜八版『大菩薩峠』など)
表の追悼記事だとどうしてもクロサワ・野村などの有名作が主になってしまうのかもしれないが。
橋本ぐらいの巨匠ならアメリカ辺りではあんなに沢山は書かないよね。アメリカの有名ライターは
寡作な人も多い。もちろん向こうは名前が出ている作品以外にも未映像化のオリジナルや
結果的にノンクレジットになった仕事も多いのだろうが、、
あとはTVのプロデューサーになってたまに自分で書くぐらい。
後年は明らかに枯れてくるのは多作のせいでやはり本人もネタ切れになってきたんだろうな。
それでも晩年まで『私は貝になりたい』『上意討ち』のリメイクと何とか書いたな、、 ちなみに弟子の中島丈博の昼ドラのパターンも大体は同じ。上辺の派手なギミックや台詞でお茶の間の
視聴者を惹きつけて、最終的には「葛藤の果てに訪れる人々の和解」を描く(中島が本当に書きたいのもそこ)
『幻の湖』もヘンな映画だが、実は諸星大二郎の『暗黒神話』みたいな事をやりたかったの
だとすれば全ては繋がる。まあ橋本が『暗黒神話』を読んでたとも思えないが、、
日本の映画TV業界はライターで食うこと自体が難しくなって久しいし、もう本当に職業
ライターの時代は終わったんだなあと思う。橋本の娘の綾はまだ池広一夫の2ドラとか書いてるけどね、、
息子の信吾も一時期はライターを名乗っていたが途中からは書かなくなったようだ。 大蔵映画が求人しているな。
映画プロデューサー兼宣伝兼海外営業兼劇場の営業係。
英語が出来て、中国語できれば尚可。
10時から19時まで。
プロデューサー様が上野オークラのもぎりに座るかよ。
映画作って、自分で宣伝して海外に売って、目黒シネマでチケット売れと(券売機だけど)。
応募するやついるのか?
こんだけできるやついたら、業界で引っ張りだこ(古い❗)だよ。
業種別に四人採用しろよ。 >>640
ENKもたまにプロデューサーがモギリやってたみたいですよ。
ここはプロデューサーがオーナーみたいなもんですけど。。。
製作部門といっても、動くのは実質的に監督以下、現場の(外部の)人ですしね。
何でも屋を求めるのは日本企業共通の悪癖と言いましょうか。 >>639
今となっては、むしろピンクの方がホン屋さんが多いですよね。
五代暁子とか小松公典(当方ボーカル)とか岡輝男とか山崎浩二とか高橋祐太とか。
もっとも脚本だけで食えてる人は皆無みたいですが。。。
新田栄監督の座付きと言ってもいい位の岡輝男は、フィルセンの客員研究員(!)
やってるみたいですね。。。
http://kitanoeizou.net/blog/?p=6403 片岡修二『さらば友よ』(ゲイポルノ)
・大杉漣の出てる『ぼくらの季節』を観に行った際の併映作品。
・チョイワル風の歌手二人組の一人(川崎慎吾)が、平賀勘一などヒャッハーな無法者集団に
拉致された。女性マネージャー (橋本杏子)は、帰省中の自衛官である兄(大杉漣)に助けを
求めるが、兄は相棒の青山潤一に体力づくりを命じた…
・ブロンソンのポール・カージーシリーズに、(もはやほとんど語られる事の無い)「GUN CRAZY」
(これは女優主演だけど)シリーズをプラスした感じか。「魚を与えるな。魚の釣り方を教えよ」
とばかりに、大杉漣が青山潤一を徹底的にしごき上げる!
・パロディでもなんちゃってでもなく、本気でアクション映画を作ろうとしているのだろう、大杉漣の
徒手空拳はすさまじい。思わず見入ってしまう。
・ジープや軍装品はかなりお金がかかってるんじゃないのかな。『巨根伝説 美しき謎』もそうなの
だが、大杉漣と軍服の相性はバッチシ。コワモテな雰囲気と流暢な関西弁がミックスされてグッド。
(以下は劇場に関して)
・一般の成人館より、ゲイポルノ上映館の方が観客は大人しい感じ、と自分は思っているのだが、
日劇ローズもそんな感じだった。(休日、夜間などは環境が変化するとは思うけど)
・座席の配置が独特なのだが、鑑賞の邪魔にならない。映画館というよりはコンサート会場のよう
な雰囲気さえあるが、かなり大きな衝立があり、そっち方面の人は衝立に遮られたそちらの席に
行く模様。音は聞こえてくるが、これはかなりいいアイデアだと思う。 廣木驤黶wぼくらの季節』(ゲイポルノ) ※ネタバレあり
☆言わずと知れた、廣木作品の初期の傑作。今回はじめて観る事ができた。
★一本気な雰囲気の中根徹、80年代を着こなした感じの佐藤靖。二人でカフェバーを経営。
実にキラキラしている感じがいい。
☆ライトなタッチであるが、そこここに寂寞感がある。横断歩道を渡る親子連れを眺める
佐藤靖と中根徹。元カレに出産したと電話する星野まゆみ。「牛はウソをつかん」と言う大杉
漣。「割れたコップは元に戻らない」と言う池島ゆたか。それを大胆に否定する佐藤靖。
自分が選んだ幼児服を佐藤と中根に無視される星野まゆみ。「おれたちの関係は赤ん坊だ
けなのかよ」と憤る中根徹。。。派手な演出じゃないけど、一つ一つが心に響いてくる。
★池島と大杉は老け役であるが、自然なダンディさが感じられてよい。そんな二人が、ホテル
再会する。腕相撲し、やがてセックスに至るのだが、ここがそれまでの堅さが消え失せて、
実に微笑ましい。本当に復縁したカップルのように見えてくる。監督の演出と、二人の芝居と
が見事にピッタリ合わさってできた名シーン。
☆この作品の唯一の女優、星野まゆみは結局、寂しさを満たされる事無く去っていく。出会い
から終盤まで、中根・佐藤とは距離を置かれたままである。元カレがやってくるが、それで
幸せになれるのか分からない雰囲気である。
★避けられない別れが待つ、某ハマショーのサムデイが鳴り響くラストはもう感動の一言。 加藤義一監督の聖なるボインがスペインの映画祭で上映されるという
なぜだ… >>646
(一応)修道院モノだから、でしょうか?
海外のポルノでも修道院は結構ネタとして多いみたいんで。
浜野佐知も撮ってるし。
新田栄+岡輝男の尼僧モノも海外で再評価される日も近い?(´Д`;) >>644
「ぼくらの季節」のストーリーの濃密度はタダ事ではない。
ベッドシーンを除いたら正味40分にも満たないだろうから、TVで言ったら30分の深夜ドラマ2回分くらいだろう。
しかし、あれをTVドラマでリメイクするとしたら1クール必要になる。 >>648
なにしろ、佐藤×中根×星野と大杉×池島の2世代の話ですしね。
それをたった一時間でやり切るんですから。
日比谷野音のシーンなんか、下手に撮るとキザで青年の主張みたいで青臭いんだけど、
それがそういう風にならないでストレートに来るのがいいです。あのシーンは、2世代を
キッチリ描かないと生きてこないですし。
表面的に見ると、キラキラと眩しい80年代の青春映画―とくに中根×佐藤の界隈は
(ポスターにもある赤ん坊抱えた二人の記念写真がホント素晴らしい!)―といった
感じなのですが、心ではままならない寂しさを抱えている…という描写が実にいいです。
まあ、大杉と池島は元に戻る事ができて良かったんですけど。
紅一点の星野まゆみだけは、結局、それがすこしでも緩和できたのか心配です。
あの子だけ、常に距離感があって、縮む事がついになかったように思いました。
赤ちゃん抱えて元カレとよりを戻しても、あの子だけ本当に「不可能な夢」に
なっちゃうのでは…なんて思っちゃう。
まあ、そういう事もあってあのラストが思いっきり光るのかもしれません。 加藤義一『白衣の妹 無防備なお尻』
「ぼくらの季節」を観た後という事もあって、雑な部分が結構目立ってしまった。
やはり、こういう作品は竹洞哲也の方が一日の長があるのでは。。。
大御所路線なら強味になるような妄想シーンも、こういうのではちょっとキツイ。
そんな中でしじみが光っていた。とくに終盤は素晴らしい。
ダメ人間なりの不器用な愛が滲み出ていて良かった。 ロマンポルノリブートは興行的にも成功したそうだけど第二弾はないのかな?
こういうのは毎年、一本でも二本でも作り続けるフットワークの軽さが大事なのに >>651 第二弾は浜野佐知や清水大敬、新田栄が参戦して欲しいなあ。。。w 伴明が撮った福永法源の映画は実質、封印作と化してるな
上映会も中止になり、ほとんど見たひとも少ないという幻の作品になってしまった
ソフト化もされてないし
伴明はこんなの撮るべきじゃなかったと思う
いくらそういう映画じゃないと言われてもPR映画と見なされてしまうし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています