ゴーストワールドは
青年期の自我と、外の世界の違和感を表現していて
名作だとは思う

それこそ、インディロック的な感傷に満ちていて
ラストシーンとか胸に刺さるけど
そういった 甘い感傷の時代は終わったんだろう

60年代以来のロックが政治性を失い
カートがヘラって死に
ヒップホップの荒凉たるリリック、健全で普遍的なポップの隆盛が
白人ボンボンの泣き言なんて甘えだと見せつけてしまった

この期に及んでインディ的なものにしがみついてるのは
子供部屋おじさんが部屋から出たくないと駄々をこねるムーブに過ぎない