1981年という年は時代が、よりロック調の曲が支持されだした年ともいえると思う
千春の作品自体のクオリティーがよりポップによりロック調に変換していく過渡期でも
あったと感じる

アルバム「時代をこえて」の「夏」もCMタイアップでそれまでとは違う、より
ポップでスピード感やリズム感に躍動する作品が出始めて(アレンジにもよるとは
思うが)これから、どう作品作りをしていくか大事な時期ともいえた

しかし、それまでの、これぞ松山千春という作品群がアルバムのウェイトを占める
割合が884さんが言われるように激減した感が否めない

これを才能が枯れたと受け止めるか、迫りくるロック、バンドブームへの切り替えの
まずさなのかは其々の解釈によるとは思うのだが

中島みゆきも一つのフォーク調スタイルのライブ、作品だったが同じ1981年「悪女」で
世界観を広げ。その後アップテンポのヒットナンバーや代表的アップテンポナンバーを
世に出し、よりアーティストとしての地位を確立していく

浜省なんかは、時代が近づいてくれたことにより、作品とライブ活動が浸透し
ビックになっていった感が強く感じる

ある意味1981年で、フォーク、ニューミュージックは淘汰されたといってもいいのでは