「ジュリー3」です。
ジュリー初のリサイタルの実況録音盤ですね。
つまりコンサートのライブ盤。
バックに井上堯之バンド、ブラスセクション、女性コーラスが付き、洋楽カバーの英語バージョン、訳詞の日本語バージョン、ジュリー2から5曲、タイガースメドレー、その他というセットリストです。
私は洋楽のブリティッシュロック、ハードロック好きなので「ジェントルサラー」「傷だらけのアイドル」「鳥になった男」がお気に入りです。
特に「鳥になった男」は10分超えの長尺プログレナンバーで大野克夫のオルガンの音色がユーライアヒープ(「対自核」という曲をかつてザ ピーナッツがカバーしてましたね)のキーボード奏者ケンヘンズレイを思わせますし、ジュリーの語りを交えたドラマチックな歌唱に圧倒されます。
「電話の唄」なんて戯けた曲も微笑ましいですね。