「ジュリー8」です。
74年リリースでヒット曲は「追憶」のロングバージョンが収録されています。
この頃のジュリーの声はバラードなんか触れれば崩れ去ってしまいそうな儚さが有って、だから「四月の雪」や前傾の「追憶」なんか何度聴いても涙腺崩壊してしまうんですよね。
恐らくこの2曲を聴く時は女性ファンなら100%そうなると確信してしまいます。
それに公害に手をこまねいている政治家に物申す「悲しい戦い」はサリーの歌詞ですが、ジュリーの説得力にバラードではないのにこれも泣けてきますね。
ドラムが田中清司に代わりましたが、「四月の雪」や「ジュリアン」の終盤のフィルインのクドさが秘かに好きです。(笑)
1分半の「衣装」も含めて捨て曲無しの初期の傑作だと思います!