夜。
事務所に集められたWUG一同の前で社長、「ブレイク寸前!大注目地方アイドル」という番組で取り上げられることになったと報告します。

佳乃「東京のテレビ局」
藍里「ですか?」
夏夜「はあ」
菜々美「全国ネットですか?」
実波「すごーい」
未夕「でも、どうして私たちなんですか?」

いつものように応接テーブルの前に詰め込まれ、一画面に無理矢理全員を映しこまれている窮屈な七人は、一人ずつ雑に、あまりにも雑に台詞を言わされます。
それぞれの言い回しに個性を持たせようという発想など、全部正面(時々45度・90度)マンには当然ありません。雑に当てた台詞をただ雑に朗読させただけ。何もかも雑。
で、未夕の問いに答えて社長「そりゃあ光ってたんじゃない?原石が放つ光ってやつ?」
カットも研磨も精錬もされてない原石は光なぞほとんど放ちませんが、とりあえずそこはどうでもいい。
メンバーズ、そのまま社長につられるようにテンションが上がります。監督の演技指導がクソすぎるせいでテンション上がってるように全く聞こえないのはお約束。
しかし島田メンバーはただ一人、浮かない顔で俯いてます。何を俯くことがあるのかはわかりません。

場面はいきなり仙台から東京、スカイツリーが見える某所へ。
やたら広いフローリングのホールで何十人もの女の子が整列し、全員がバラバラの動きやすい服装で、かつ全員全く同じ振り付けで音楽に合わせて踊っています。
アップで一話と二話に顔だけ出てきたI-1のメンバーが映されたところを見るに、どうやらI-1のレッスン場での合同エアロビクスのようです。
横方向には人ふたり分以上スペースを取り合ってぶつからないようにしてるのですが、前後方向のスペースは随分狭いです。ちょっとトチったらすぐ衝突しそうです。
そして、取って付けたように女の子たちの揺れるケツや乳が大写しになるのですが、言うまでもなくあまりに悲惨なケツと乳です。
ケツはただの黄色ジャージに包まれたぺたんこ、乳はシリコンを疑う不自然形状がバネ仕掛けみたいな異様な跳ね上がり方をするという、
「これで抜け」という命令が拷問として成立しそうなほど悲惨極まる女体です。女体以前に人体としての魅力が全くない。やっぱりフリュネから全く進歩してねえよコイツ。>>860