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ケルベロスブレイドby富岡5 オチスレ61
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (ワッチョイ a796-H5nH)
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2018/07/31(火) 03:26:35.49ID:YgyklZqW0
!extend:on:vvvvv:1000:512

ここはトミーウォーカーのPBW「ケルベロスブレイド」の
痛いプレイヤー(PL)と痛いMSをヲチする為の隔離スレです。

●ルール
★基本的なお約束
 ttp://www.2ch.net/before.html
・原則sage進行です。
・次スレは>>950ゲット者が作成。テンプレまできちんと張ってください。
立てられなくても代理人のために作成したテンプレを残しましょう。
・原則直リンクは禁止です。

★マナーを守って楽しくオチしましょう
・故意age・過度の煽り・荒らし・レス叩きは放置で対処。
・気に入らないレスは噛み付かずにスルー。スルー検定常時実施中。
・スルー汁発言はスルーになってません。
・空気嫁。本スレと住み分けしましょう。
・依頼の作戦提案禁止。
・旅団単位の叩き&粘着私怨は基本的にスルーしましょう。
・オチャーは凸厳禁。踊り子へのお触りはご遠慮願います。
荒らしにムッときたら、ttp://www.geocities.jp/aorimusi/を読んでちょっと深呼吸

★晒しの基準
条件:旅団、依頼などで周囲に多大な悪影響を与えたPC・PL。MS。
NG:設定が厨なだけのキャラの晒し叩きや、根拠の無い私怨での晒し叩き。依頼の失敗、重傷、プレ描写の不満など、私怨でのMS叩き。
・既存の厨と同背後認定は最低でも相談卓や旅団、プレイングを見てから。
・厨PCと同旅団・感情を結んでいてもPLが同じ・同程度の厨とは限りません。
・厨房と会話していても必ずしも同族ではないです(当然です)。
・公人であるMSの晒しは周囲に与える影響が大きいので、慎重に。

★前スレ
ケルベロスブレイドby富岡5 オチスレ60
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/net/1532086469/ VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
0916名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:17:23.87ID:im5j4d7pd
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0917名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:17:58.56ID:im5j4d7pd
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0919名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:18:53.93ID:im5j4d7pd
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     `>‐{ じ'〜〜じ'ー}_/ー‐'´,)
     { ◎ハ ~~ ヽ-' ~~ / v<¨´     おなかのなかに赤ちゃんができたの
      ̄ ノ'ヽ.    r‐.:'ヽ.\◎)        わたし、ママになります。
      __/:./.:.:.|   |:.:.:.ヽ.\¨´          とってもうれしいな♪
    ゝ--/:.:.:.:.|   |:.:.:.:.:.ヽ,:ノ'ァ
      ./:.:.:.:.:./   ヽ:.:.:.:.:.:.:.',
      {:.:.:./      \:.::.:.:.:.}
      ヽ_  r―, _ヽ:.:.ノ ぽってり♪
        L_)_j  (_r_ノ


                   ノ´⌒`ヽ
 ー三  二ニ ―/ ̄ ̄ヽ             . ― 、/ ̄ ̄ ´ヽ.:.:..:.:..:.:.:\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´   ,  ̄',--ハノ   〜◎    /:.:.:.;.:/r。 .:.:.:. (◎ )ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 、
             ト, |...   )::゛;.>:::∴ (¨´ー‐/__じ' .:.:.:.:.)⌒_/ ´`ヽ _  三,:三ー三,
           _ 」くLノ‐一 ノ ;`: :゛.;.∴`>‐‐| ::⌒(__ノ/  ノヽ--/ ̄ ,    `   ` 
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0920名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:21:08.09ID:im5j4d7pd
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0921名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:21:46.49ID:im5j4d7pd
梅雨も明け、日差しが夏にだんだんと近づいてくる頃、村の猟師さんたちはタブンネ狩りに出掛けます
大人タブンネは里山にたくさんうろうろしているのですが、
猟師さんたちの狙いはひとつの群れが共同で使っている巣穴で眠る子タブンネや赤ちゃんタブンネです
「チィィ!チィィ!チィィ!チィィ!チィィ!」

一人の猟師さんがタブンネの巣を見つけたようです
見張り役のタブンネをシャベルとポケモンの力を借りて叩き伏せ
巣穴をやっぱりシャベルとポケモンの力を借りて掘り返すと
中で眠っていた赤ちゃんタブンネたちを発見しました
突然光が入って驚いたのか、母タブンネに助けを求めてチィチィと泣きわめきますが気にせずにそれを次々と捕まえ、大きな金網のカゴに詰めていきます
「ミッミッミッミッミッミッ!」
おっと、巣穴の別の出口から子タブンネが飛び出してきました。弟たちを返せ!と声を荒げて必死に威嚇しています
しかし猟師さんは怖がるどころかニヤリと笑っています。
業を煮やした子タブンネたちは幼さ故の命知らずか、猟師さんに向かっていき
背中をまだ技になってないような往復ビンタでペチペチ攻撃します
しかし猟師さんたちは痛がる様子もなく子タブンネの首をガッと掴んで赤ちゃんタブンネと同じ篭に詰めこんでしまいます
「みーっ!みーっ!」
あらあらwさっきの威勢はどこへやら、子タブンネたちも赤ちゃんタブンネと同じように泣き叫んでいます
巣にいる子タブンネをあらかた捕まえたら狩猟は終了(シャレじゃないよ)
手際が悪いと戻ってきた親タブンネたちと乱闘になってしまうのですが、今回は戻って来る前に村に帰ることができました
0922名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:22:07.28ID:im5j4d7pd
猟師さんたちが獲物をもって村に帰ると奥さんたちと一緒にタブンネの加工ににとりかります
村の中心の頑丈な金網で覆われた干し場、ここでは奥さんたちが作業しています
奥さんたちは地面に突き刺した2本の棒の間に紐を張った干し台に赤ちゃんタブンネを強力な洗濯ばさみで耳の付け根を挟んで吊るしていきます
「チギュピィーー!!!」
干し場からは可愛らしい悲鳴が絶え間なく聞こえてきますね。耳の付け根は神経や毛細血管が集中した急所なので耐えられないほど痛いのです
吊るされた赤ちゃんタブンネはしばらくは逃れようとジタバタと暴れますが、しばらくすると疲れて大人しくなり、力なくてプラプラと揺れるのみになります

..キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンガガガガガガガ
「ミィィッ!ミィッ!ミッ!ヒッ!ヒィッ!ピギャァァァァア!!」
ところ変わってこちらではやや成長した子タブンネを猟師さんたちが加工しています
子タブンネは洗濯ばさみで吊るしたのでは落ちてしまうので、手首に穴を開けて太い紐を通します
昔はキリで穴を開けていましたが、今は電動ドリルを使用しています
電動ドリルのキュィィンという音は耳のいいタブンネにとっては相当怖いらしく、音を聞いただけで震えだし、チョロチョロとおしっこを漏らしてしまう子タブンネも多いです
そのため作業場の床は子タブンネの血とおしっこでベショベショになってしまいます
そして全ての子タブンネを紐を通して繋いだら赤ちゃんタブンネと同じように干し場にある干し台に吊るします
一本の紐に数珠繋ぎになったまま干し場に向かって泣きながら行進する子タブンネちゃんは一見の価値ありです
0923名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:22:41.31ID:im5j4d7pd
その後赤ちゃんタブンネと子タブンネたちは生きたまま夏の日光で干され続けます
滝のように汗を流し、ハァハァと苦しそうに息をしながらか弱い声でミィミィと鳴き続けています
「フィィ…」
「ミィッ!ミィッ!ミィィーッ!」
干し場の周りには干されてるタブンネの親タブンネたちがたくさん集まっています
さながら授業参観のようですね
赤ちゃんタブンネは金網の向こうの母タブンネに向かって永遠に届くことのない手を必死に伸ばします
母タブンネも金網を揺さぶったりなんとかよじ登ってわが子達を助けようと必死です
子タブンネたちを干してから5日ほど経った頃、ハサミとバケツを持った婆さんが干し場に現れました

おばあさんは干し場に干されているタブンネたちをチェックしていき、一匹の赤ちゃんタブンネの前で足を止めました
その赤ちゃんタブンネは衰弱しきっていて、生きてるのか死んでるのかわからないほどです
おばあさんはその赤ちゃんタブンネの下にバケツを置き、お尻の穴からハサミを入れ、チョキチョキとお腹を切り開いていきます
そして腸や肝臓など、腐りやすい臓器を鋏でチョキチョキと切り、バケツにポタポタと落としていきます
その間赤ちゃんタブンネは無反応でしたが、かすかに心臓が動いてるのが見てとれたためまだ生きているようです
「ウミィィィィィィ!!!」
集まっていたタブンネのうちの一匹が奇声をあげました。この赤ちゃんタブンネのお母さんでしょう
かなり若いタブンネですから、さっきのがはじめて産んだ赤ちゃんなのかもしれませんね
ハサミのお婆さんは子タブンネが死んで内蔵から腐るのを防ぐために
死んでるか死ぬ直前の子タブンネから内蔵を抜き取る役割をしています
やがて10日も経つと、ミィミィとうるさかった干し場もすっかり静かになり、死んではらわたを抜かれたタブンネばかりとなってしまいました
金網の周りの親タブンネたちは大半がいなくなってしまい、
金網に赤い血の跡を残すのみでした、きっと悔しさと悲しさのあまり噛みついたり握りしめたりしたのでしょう
残った親タブンネは金網を掴んで微動だにせず、半分死んだような目でじっと我が子を見つめています
0924名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:23:01.56ID:im5j4d7pd
15日が経つともはや生きている子タブンネたちは一匹もおらず、みんなミイラのように苦悶の表情でカピカピに乾いてしまっていました。
こうなると完成は間近です
村の奥さんがたが干しタブンネを一つずつ下ろし、旦那さんがたがタワシで丁寧にこすっていきます
タワシで擦ることによってタブンネの毛を落とし、すぐに使える状態になるのです
最後に汚い首をバキリとへし折るとこの村の特産品「身欠きタブンネ」の完成です


身欠きタブンネは水で戻して煮物にして食べるのが一般的ですが
肉を剥がして七輪で炙って食べると最高のおつまみになります
最近ではラーメンやコンソメスープのダシにすると最高の旨味が出ると言うことで若い人にもまたその名が知られてきています
「養殖も考えましたが、この山には良質な天然タブンネが沢山いるので必要ないと結論づけました
最近では若い人も食べてくれるようになったので嬉しいです」
と、猟師たちの長老は赤ちゃんを返してとすがり付くタブンネを
スペツナズ並のスコップ術でボコりながら熱く語る

洗車用ノズルで構わないからおしっこ漏らした子タブンネちゃんはまとめて洗っておくんなまし。 -- (名無しさん) 2012-12-15 14:12:53
苦しんでる子タブはやっぱり可愛い -- (名無しさん) 2013-02-23 03:22:53
数珠繋ぎになって泣きながら更新する子タブちゃんや、干されて衰弱してゆくベビちゃんの姿を眺めながら、身欠きタブンネをつまみに一杯やりたいねえ -- (名無しさん) 2014-05-09 21:13:34
0925名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:24:47.39ID:im5j4d7pd
ある田舎の小さな食品工場、
今日はこの工場を見学してみよう
早朝、トラックで材料のフィラの実がたくさん運ばれてきます
おじさんたちがトラックから降ろすと、おばさん達が洗った後に皮をむいて
大きな機械で粉にしたあと、卵や塩などの調味料と混ぜてペースト状にします
場所を変えて、孵化室という部屋を覗いてみましょう
大きなトレイに乗せられた卵が棚に何段も重ねられ部屋に一杯置かれています
下の方の卵はバクーダが、上の方の卵はウルガモスがそれぞれまんべんなく温めています
あっ、上の方の卵が孵るようです。タブンネです、ここにある卵は全部タブンネの卵なのです
おとなのタブンネは身長が1メートルほどになりますが、生まれたてのタブンネは25センチくらいです
次から次へと孵り、トレイの中からミッミッというかわいらしい声が聞こえてきましたね
生まれたタブンネ達は係のおじさんがトレイごと台車に乗せて、加工場に連れて行きます

加工場ではマスクとエプロンとゴム手袋をした職人のおじさんやおばさんがタブンネ達を加工をするお仕事をしています
まず、前に紹介したフィラの実のペーストを40センチほどもある大きな注射器のような注入器にたっぷりと詰め
次に、トレイの中で騒いでる小さなタブンネを一匹掴み、台へうつぶせに押さえつけます
そして、注入器でペーストをお尻の穴に注入します
0927名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:25:31.62ID:im5j4d7pd
おしりに注入されたタブンネは「ミッピャァァァァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ガガガガ」と大きな声で鳴きながら手足をじたばたさせてあばれていますね
眼に涙をいっぱい浮かべながらひっくり返って必死で噛みついて抵抗してくるタブンネもいますが、
生まれたてで歯が生えてないのでまったく痛くなくおじさんたちは平気な顔をしていますね
次に、あばれるタブンネを仰向けに押さえつけてして口の方にもペーストを注入します
無理やり喉に注入したら吐き出されるのでは?と思う方もいるでしょうが
生まれたての子タブンネはとてもか弱く、排泄など体内の異物を外に出す事すら満足にできないのです
喉のあたりまでびっしりとペーストが詰められるとタブンネは満足に呼吸ができなくなり、鳴かなくなります
眼に涙をいっぱい浮かべて、魚のように口をパクパクさせながらビクン、ビクンと身体を震わしています
そしてカミソリを持ったおじさんにわたして、尻尾を切り落とした後身体の毛をじょりじょりと全部剃ってしまいます
仕上げに、ガスバーナーで剃り残しが無いようにしっかりと炙ります
この時、タブンネは滝のように涙を流し、声が出ない口で絶叫するように顎が外れそうなほど口を大きく開いています
今度は、ヘラをもったおばちゃんに渡され、全身にあのペーストをこってりと塗ります
体中がヒリヒリするのかタブンネは白眼を剥き口を大きく開けて小さな舌をチロチロと出しながら震えています
最後に、中が棚状になっている大きな蒸し器に入れられ、2時間ほど蒸したら完成となります
蒸し器から出されたタブンネはこの世のものとは思えない形相で固まっています
仕上げにこの汚い首を切り落とし、真空パックされて出荷されます

みなさんわかりましたね、ここは「からしタブンネ」の工場です

おじさん「可哀想だと思うことも多々ありますが、みんなに美味しく食べてもらえればタブンネ達もきっと喜んでくれます
一番難しいのは腹にペーストを詰める所ですね、私も慣れないうちはよく破裂さしてしまいました
からしタブンネは辛い辛いおとなの味ですが、この番組を見ているこども達も将来きっと好きになってくれると思います」

と工場一のベテラン職人は出来たてのからしタブンネを輪切りにしながら熱く語ります
0931名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:28:34.37ID:im5j4d7pd
家の庭にタブンネが巣くっている、駆除しようと鉈を持って巣のある植え込みに行ってみるが生憎の留守だった
鉈でビニールや枯れ草で編んだ巣を壊していくと、何やらチィチィと高い声が
そして中からもぞもぞとタブンネの赤子が這い出してきた
生まれて半月も経たないと思われる目も開いてないとても小さな子タブンネだ
とりあえず見せしめにこいつを駆除するとしよう

バケツに水を張り、赤ちゃんタブンネを掴んで全身が浸かるように仰向けで底にに押さえつける
水の中の赤ちゃんタブンネはポコポコと口から泡を吐き出しながら小さな両手両足で水をくいくいと掻いている
泡がだんだん小さくなり、完全に止まったかと思うと手にビクン!という感触がタブンネを掴む手に伝わった
すると口から白いものをブワワッと吐き出し、バケツの水を白く濁らせていく
この白いのは赤ちゃんタブンネが飲んでいたミルクだろう
それから数秒もしないうちに、赤ちゃんタブンネの体からスーっと力が抜けていった
体から生きた肉の張りがなくなり、ぶよぶよとした感触になる
赤ちゃんタブンネから手を放すと、ふわ〜っとゆっくり水面へと浮かび上がっていく
ふわふわの毛は水に濡れて体に張り付き、まるで痩せ細ったような容姿になり
苦しそうにキュッと目を閉じ、口をカパッと開けて小さな舌をだらんと垂らしている
子タブンネの亡骸を白い水に浮かべたまま、俺は家の中に戻った
そして30分もしないうちに、庭からタブンネの慟哭が聞こえてきた

おしまい
0932名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:29:58.94ID:im5j4d7pd
「いらっしゃいませ〜」

今日も女性アルバイトの元気な接客が木霊する。
店内にはカップルや老夫婦、親子連れに大学生だろうか?5人の若者が、店内の大型テレビに映るラグビーを見ながら料理を食べ、楽しそうに笑っている。

ここはライモンにあるタブンネを扱うレストラン、ミィゼリア。
俺はここの経営を営んでいる。

ここまで来るのも大変だった。
料理学校を卒業した後、タブンネレストランを開こうとしたものの、テナントを借りる金はないし、銀行から借りるような実績もない。
おまけに牧場からタブンネを仕入れるなんて出来る筈もない。

それでも学生時代の先輩が経営する料亭で住み込みで働き、何とかテナント代を貯め、タブンネは野生のものを使ってレストランを開いた。
俺の料理はたちまち口コミで広がり、今やイッシュ一の繁華街、ライモンでも指折りのレストランになった。
カントーでも三ツ星を頂いたこともある。

きっかけは四年前、俺の住んでいたアパートに上がりこみ、我が儘に振る舞うタブンネ親子を制裁したことだ。
赤ちゃんは自分のおしっこに溺れ、子供の一匹はウォーグルに、もう一匹は冷凍庫でカチカチに、そして母親はバルジーナに食べられて死んだ。

この時の冷凍庫で死んだ子供タブンネ(当時はBと読んでいた)だけが死体が残っており、処理に困ったために試しに料理してみたのだ。
とても美味しく、これは商売になる!と思った。

尤も、この後俺は騒音などでアパートを追い出されてしまったのだがw

まぁ今回はウチで特に人気のある料理を紹介したいと思う。
0933名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:31:19.09ID:im5j4d7pd
やっぱりまずは前菜から。
ウチでも一番人気の前菜「タブンネベーコンとタブンネエッグの和え物」

タブンネはミィアドレナリンを出す、というのは有名だが、最近それが卵にも効果あることが分かった。
もちろん、黄身と白身の卵を痛め付けるなんて出来ないが、母親などの肉親の悲鳴に本能で危機を感じるのか、卵に変化が怒るのだ。

じゃあ、食材を取りに行こう。

レストランの地下に「タブンネ部屋」がある。
開店前に俺が自ら牧場で仕入れたタブンネ達を入れておくためだ。

「ミッミ♪」「ミッミィ!」「ミミ〜」「ミファ〜♪」「チッチィ!」「チピィ!チピィ!」
中は積み木やブランコといったオモチャや、干し草のベッド、オボンの実がたくさんあり、ここにタブンネたちを入れてある。

オモチャで遊ぶ子供たちや、卵をスリスリと大事そうに抱え暖めるママンネにパパンネ。
そして、ベビンネにミルクを上げるママンネと、それを優しそうに見守るパパンネなど、行動は様々だ。

「ちょっと異常がないか確認するから貸してね」
俺はまだ孵らなさそうな卵を探したして、ママンネに声をかける。
「ミミ?ミーミィ!」
「ちゃんと確かめてね!」という声で俺に卵を差し出すママンネ。
そして「君は手伝ってね」とパパンネに声をかけ、一緒に2階へ上がる。
2階が痛め付けるための部屋なのだ。

「ミゥ!?ミィ〜…」
2階の部屋に入ると大体のパパンネはこんな反応をする。
地下とはいえ明るく平和な場所から、殺風景で薄暗い部屋に連れてこられて戸惑っているのだろう。

「ミィミ?」
不安そうに俺を見つめるパパンネ。
「ミーー!!ミッミーー!!」
そんなパパンネの前で、トンカチで軽く卵を叩いてやると、パパンネは慌てて叫ぶ。

「行け!ルカリオ!!」
俺の昔からの相棒を出し「インファイトだ!!」と指示を出す。
0934名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:31:49.16ID:im5j4d7pd
「ビィギーー!!」
パパンネの悲鳴が部屋を包むが、ここは防音完璧。
牧場のタブンネは対戦経験などなく、レベルはそのまま成長したためにほとんどのパパンネはこれ一発で失神してしまう。
その隙にパパンネを四肢を固定して、ふっかつそうを使ってやる。

「ミ"ビィーッ!」
パパンネは起きると同時に悲鳴を上げる。
「ミ"ッ!?ミミィッ!ミッ!」
そしてガタガタと動くが、それも叶わない。
「ミィ…?」
すると「なにするの?」というように、小さく語尾を上げるのだ。

俺としても楽しみたいのだが、生憎お客様を待たせている。
時間はかけられない。
俺は斧を持ち、パパンネの前に立った。

「ミギーッ!ミッミギー!!」
パパンネは俺のやろうとしていることに気付き、大声を出して「止めて!」と泣き叫ぶ。

だが、食材なのだから止める理由はない。
肩の付け根目掛けて思いっきり斧を降り下ろした。

「ブビャーッ!!ビゲーーッ!!ミガッ!」
この世のものとは思えぬ声とともに、ガギンッと音がして、パパンネの右肩は体から切り離された。

本来なら全て紹介したいのだが、時間もないし省略させてほしい。

さて、こうして手足のなくなったパパンネだが、止血などはしていないため、実はすでに死んでいる。

大人になったタブンネの♂は肉が硬くなり、あまり美味しくないのだ。
だから今切り離したパパンネの手足はスープのだしに使い、舌や内臓は別の料理に使う。
そうして空っぽになったパパンネの体は、ビルの屋上に置いとけば鳥ポケモンのエサになる。
さて、卵を割ってみよう。

色が濃くなり、ぷっくりしている。
成功だな。
後はこれを事前に作っておいたベーコンと一緒に炒めれば「タブンネベーコンとタブンネエッグの和え物」完成。
一皿650円でのご提供だ。

そういえば、あの時タブンネ親子に奪われたのもこの料理だったな。
思い出して笑ってしまう。
え?ベーコンはどうやって作ったかって?
それはまた追々説明しよう。
0935名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:33:17.05ID:im5j4d7pd
よし、次の料理だ。
次は「タブンネ生ハムのサラダ」を紹介しよう。
若い女性に大変人気で、実は経営者の俺としても一番嬉しい料理だ。

「ミィミッ?ミミィ〜?」
タブンネ部屋に入ると、先ほどのパパンネの妻ママンネが俺に近づきソワソワと小首を傾げる。
「卵どうだった?」と聞いているのだ。
「実はあまり状態がよくないみたい。ちょっと来てくれ」
俺は敢えてそう言う
「ミッ!?ミッ…ミッ…」
よほどショックだったのだろう。
目に涙を溜め、虫の鳴くような声で俺にすがり付く。

パパンネを失ったママンネは速やかに処理するのがポイントだ。
あまり時間をかけると変に思われて面倒になるからね。
尤も、ママンネはパパンネが死んでいることは知らないがw

二階に向かう途中ママンネはずっと俯きながら歩いていた。

ママンネは二階の部屋に入ると「ミーーッ!ミーーン!!」と叫ぶ。
大方パパンネを探しているのだろう。
「ミッ!?ミッミ!?ミッヒィ!」
ママンネは少しパパンネを探して、俺の方に振り返る。
だが俺の横にルカリオがいたことに驚き、震え始めた。

「バレットパンチだ!」
ルカリオは俺の指示を聞くと、凄まじいスピードでママンネの目前に迫り、何発ものパンチを叩き込む。
「ミ"ゥッ!」と小さく鳴き倒れこむママンネ。
「ミ"〜…ミ"〜…」と呻いている。
インファイトと違い抜群ではないし威力も低い。
その上ルカリオ自身も手加減しているので、意識を奪う程ではないが、動きを奪うには十分だ。

そんなママンネを先ほどのパパンネと同じように四肢を固定してやる。
「ミッ!ミッミフーッ!フーッ!!」
ママンネは果敢にも固定された四肢をガタガタ動かし、歯を剥き出しにして威嚇している。
だが俺は、そんなママンネにあるものを見せてやった。

「…、ミ?ビャーーッ!ミ"ーーッ!ミ"ミ"ミ"ィーーッ!!」
ママンネは一瞬ポカンとしたが、直ぐに騒ぎだした。
そう、先程の卵の破片だ。
俺にはポケモンの卵の違いは分からないが、そこは母親。
これが自分の赤ちゃんになるはずのものだったと理解している。
0936名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:33:46.12ID:im5j4d7pd
「ミ"ィーーッ!!ミ"フーッ!!」
より一層強く暴れ、俺を敵視するママンネ。
だが、俺はそんなママンネの前面の毛を電動カミソリで刈る作業に移る。

それにママンネは「ミ"ッ!?ミ"ギーっ!」と
抵抗する。
♀だし、恥ずかしいのかな?

そして前面の毛が刈り終わる頃には「ミャゥ〜ン…」と涙を流して悲しそうに泣いていた。

悲しむ暇なんて与えない。
次に俺はカンナを手に取り、ママンネのお腹にあてがった。

「ミッ…?」
ピタッと動くのを止め、変わりにガクガクと震え始める。

そんなママンネにニッコリと微笑みかけ、カンナを引いた。
「ミ"ャゥア"ーーッ!!」
と目をカッと見開き、鬼の形相で叫ぶママンネ。

二枚目、三枚目と、削る旅に「ミ"ギャゥッ!!」「グビャァーーッ!」と叫びを上げる。

これを続けていくと、大体一匹のママンネから20枚程の肉が取れるのだ。
尤も、最後の方になるとその叫びも「ガバッ!ガフッ!!」と、最早声になってもいないのだが。

後はこれを軽く燻製にして、盛った野菜に乗せれば「タブンネ生ハムのサラダ」の出来上がり。
一皿400円と、かなりお得です。
ちなみに、+50円で一枚ハムを追加できる。

「カフーッ…カフーッ…」
おっと、すっかりお腹回りがスッキリしたママンネはまだ生きてるな。
♀は♂よりも頑丈とはいえ、こうなったらもう最期を待つのみだ。

このママンネの耳や顔の肉、背中などはまた別の料理に使えるので保存しておこう。
0938名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:34:22.49ID:im5j4d7pd
「ピッピーッ!」
ん?どうしたんだいピクシー。
お、どうやらウチで人気のサービスを注文したお客様がいるようだ。
ついでだからそれも紹介しようかな。

「お待たせしました。」
俺は店の入り口にいる男性に声をかける。
「いえ、とんでもないです。」
「本日はいかがなさいましょう?」
「生きのいい子供を二匹お願いするよ」
「かしこまりました。では、エレベーターで三階に上がってお待ちください。すぐにお持ちします」
そんな会話をし、タブンネ部屋に入る。

「ミッミィ!」「ミピッピィ♪」「ミャゥ!」「ミュ〜ッ♪」
さて、生きのいい子タブンネは…
「ミッミッ!」「ミーッ!」
お、あれがちょうどいい。

先程のママンネ、パパンネの子供だ。
おいかけっこをして遊んでいる。
ちょうど二匹だし、元気一杯だ。

「君たち、ちょっとおいで」
「ミィ?」「ミャゥーッ!」
俺が声をかけると、片方は可愛らしく小首を傾げ、もう片方は遊びを邪魔せれて怒ったのか、膨れっ面で唸った。

そんな二匹を優しく抱き上げて、三階へ連れていく。
早く処理したいからね。

「お待たせいたしました」
三階につくと、部屋の前で椅子に座る男性に声をかける。
「お、その子たちかい?」
「はい。元気一杯の健康なタブンネです」

「ミッ!」「ミミィ♪」
男性を見ると、二匹とも尻尾をパタパタさせて、片手を上げて挨拶をする子タブンネたち。
そして部屋に入る。

「ミ〜ィ…」「ミゥーッ」
殺風景な部屋に入り、子タブンネたちは床や壁などをクンクンと匂いを嗅いでいる。
「ミュウーッ!」「ミッ!?ミィミィ♪」
少しそうして見慣れない部屋に戸惑う子タブンネだが、すぐにまたじゃれあい始めた。

「では、どうぞ」
「ありがとう」
男性は俺に礼を言うと、モンスターボールからポケモンを繰り出した。
0941名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スップ Sd1f-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:35:19.34ID:tA8uAEDpd
「行け!マルノーム!」
「マァルー!」
男性が出したポケモンはマルノーム。
「ミッ!ミィ!」「ミミッ?ミィミッ」
子タブンネたちは初めて見るタブンネ以外のポケモンに興味津々に、観察するようにマルノームの周りをグルグル回っている。

そう、ウチで人気のサービスは、生きたタブンネを手持ちのポケモンに食べさせるものだ。
野生のタブンネはゴミを漁ったりして何を食べているか分からないし、衛生面に問題がある。
そこに目をつけ、ダメ元で始めたサービスが、大人気となったのだ。

「マルノーム、好きにしていいぞ!」
男性の声が飛ぶ。
「ミッミーィ♪」「ミワァ〜」
子タブンネたちは本当に珍しそうにマルノームを見つめているが…
「マ"ァルッ!」
マルノームは目の前にいた子タブンネに毒々を吐きかけた。
「ミュッ!?ミッピャー!!」
それをモロに受けてしまった子タブンネは毒に苦しみ出し、無事だった子タブンネは「ミィ!?」と驚きの声を上げた。

「ミゥッ…ミ"ボッ!」
毒に段々と体力を奪われてゆく子タブンネ。
「ミィミィ!?ミイ!?」
もう片方も、そんな毒ンネを労るように揺するが、生憎ウチで扱うタブンネはみんな再生力なんだ。

「ミ…ミゥ〜…ミャゥ〜ッ」
無事な子タブンネはマルノームに抗議をするように、歯を剥き出しにして唸るが、マルノームは全く相手にしない。
すでに毒ンネはビクンビクンと痙攣している。

「ミギーッ!!」
あ、これがレストランを開いてから知ったこと。
子タブンネはマルノームに向かってタックルを仕掛けた。
普段温厚なタブンネは、一度「ミギーッ!!」と気合いを入れないと攻撃出来ないらしいのだ。

だが、そのタックルは当たることはない。
「マル〜♪」
マルノームはポテポテとタックルしてきた子タブンネを、そのまま口に入れたのだ。

「ミワッ!?ミギー!ミギー!」
中で子タブンネが暴れるのが聞こえる。
「ピィウ…ピミィ……」
毒ンネは何とか這いつくばってこの状況をどうにかしようとするが、そんな方法あるはずもない。
0943名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:36:12.99ID:RDhddzMod
ゴボッ
「ウビギーッ!!」
マルノームの頬?辺りが膨らんだと思ったら、子タブンネの絶叫が響いた。
「ミ"!?」
毒ンネも、その声に驚き弱々しくも叫ぶ。

きっと胃液が口の中の子タブンネを消化し初めたのだろう。
「ミ"ャゥーーッ!ビャッ…ミ"ギュアーッ!!」
しかし凄まじい叫びだな。
生きたまま溶かされる恐怖…俺は考えただけで身震いがしてしまった。

「ピィキ…ピッ…キー」
毒ンネは震えながらもマルノームの体をペチペチと叩く。
「ミ"フーッ!ギピーーッ!!」
だがそれでどうにかなるわけでもない。

モグモグッ
マルノームは口を大きく動かしたと思うと、その口から子タブンネの上半身を出した。

「ピッ?ピヒィ…」
「ミャ…?ミ"ー!」
子タブンネたちはお互いを確認すると、既に残ってはいないだろう力を振り絞って手を伸ばし合う。
口の中の子タブンネはもう毛が剥がれていた。

「ミ"ビッ!!」
「ピャゥッ…」
だがその手も届かない。
これは、マルノームの最後の慈悲だったのだろう。

チュルンッとマルノームは子タブンネをもう一度口にしまう。
「ミ"バァーーン!!」
子タブンネの叫びと同時に、マルノームの喉がゴグリと動く。
子タブンネは完全にマルノームに呑み込まれてしまった。

「ピャ…ピェーッ」
それを見ていた毒ンネも、苦しみながら泣く。
だが、こちらも限界だ。
「ピィー…ピィ…ピッ…」
一度ビクンッと大きく痙攣したあと、力尽きた。

マルノームは毒ンネの死体も丸呑みすると、ゲッポとげっぷをした。

「お疲れ様でした。マルノームくんも満足ですか?」
「いやー、楽しかったよ。マルノームも満足してるし」
「ありがとうございました。またいつでもご来店ください」
そう会話をしてお客様を見送る。

さて、話が脱線してしまったが、これからまた料理に移ろう。
0945名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:36:52.45ID:RDhddzMod
次はいよいよメイン料理。
「孵化前タブンネの炙り焼き」だ。

「ミッミッミッ!」「ミィ〜♪」
タブンネ部屋に入ると、二匹で二つの卵を抱き締めたり、擦ったりして温めている夫婦ンネが目にとまる。
ママンネもパパンネも、早く生まれてきてほしいのだろう。

カタ…カタッ…
俺が夫婦ンネから卵を貸してもらい、耳をつけてみるとそんな音がした。
生まれるには後二、三日といったところか。
これくらいがちょうどいい。

「中々生まれないね。ちょっと検査をしてくるよ」
我ながらワンパターンではあるが、夫婦ンネは「ミ〜ィ♪」とニッコリ笑顔で渡してくれた。

本当に疑うことを知らないお花畑だw
尤も、牧場で甘やかされたタブンネ達にはむりもないが。

さて、実は一番苦労する料理なんだよな。
というのも、卵を優しく割る必要があるからだ。
強く叩いて脳に障害が生まれると、上手くミィアドレナリンが分泌されないし、最悪、死なせてしまうこともある。
難しいのはそこだけだが、神経を使うのだ。

コッ…コッ…
そうして無事に卵を割ると、中からはまだベビンネにも満たないベビンネが出てくる。
大体25cm程、毛はまだまばらであり、耳も目も開いていない。

それでも、自分が生まれたというのは本能で感じるようで、卵から出すと「チャ〜…チィ〜…」ととても小さく産声を上げた。

まだ粘液などでベタベタなベビンネを、まずは水で洗ってやる。
「チャウゥ…」
まだ何も分からないベビンネだが、不快感を露にプルプルと首を降っている。
なるべく優しく洗ってるんだけどな。

「チィ〜…チィ〜…」
洗い終わったベビンネは、タオルの上で疲れはてたようにグテッとしてしまった。
が、別に休ませる必要なんてない。

俺の作った味付けソースをヘラにつけ、ベビンネの体にまんべんなく塗ってやる。
「チャイ〜…チッチ♪」
毛の感触がむず痒いのか、身を捩るベビンネの表情は少し楽しげだ。
だが…

「ヂャァ〜…ヂヂィッ…」
当然顔にも塗ってやる。
まだ閉じた瞼の隙間から、ソースの材料である唐辛子が染みたのだろう。
先程よりも大きなモーションで叫びながら、イヤイヤと首を振るベビンネ。
0946名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:37:15.20ID:RDhddzMod
こうしてソースを塗り終えたら、最後に胡椒を振りかける。
「チチュッ…チッチュン…」
すると小さく愛らしいくしゃみをした。

それが終わると、より味が浸透するように、よく揉んでやる。
「ヂ〜ィ…ヂ〜…」
既にベビンネはクタクタになっていて、止めてという仕草も出来ていない。
後は、これを焼けば完成だ。

「ヂャイ…?ヂャッ…」
俺がベビンネをキャンプで米を炊くようにぶら下げると、その状況に戸惑い始めた。
「ヂヂッ…!」
そして何とか降りようとする。
だが、体が出来上がる前に無理矢理卵から出され、その小さな手足に自らの体重がかかっているのだ。
動けば動く程、負担は大きくなる。
そして、俺はガスバーナーを取りだし、火を付けた。

ゴォーーーッという如何にもな音がする。
ベビンネはそれに気付かず、自分の状況で精一杯だが、そんなベビンネにガスバーナーの火を当てた。

「ヂキュキャーーッ!ヂピィ…!ヂッピィ…!!」
これまでとは違い、まだ見えていないだろう目を思いっきり開いて絶叫する。
その瞳からは涙が滝のようだ。

「ヂブブブッ…ピィキューーッ!」
身を揺らし、懸命に止めてともがくベビンネだが、当然止めるはずはない。

大体一つの部分を5分程炙れば、こんがりといい焼き目になる。
全体が終わるのは20分程だ。

そうして体全体を炙り、最後は顔。
「ヂッ…ヂュ〜…」
驚くのは、顔以外全て焼かれたというのにまだベビンネが生きていること。
さすがはタブンネ。
こんなガキでも生命力は凄まじい。

「ヂッ!?クッ…カカカカカッ!」
その顔に火を当てると、一瞬驚いた声を出す。
その後、炎が当てられているため、息を吸うことが出来ずに苦しそうに息を吐くだけだ。

「カッ…」
その声を最後に、首がガクンと落ちたら「孵化前タブンネの炙り焼き」完成だ。
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2018/08/08(水) 20:38:00.14ID:RDhddzMod
だが、もうちょっと面白いことがある。
ウチはこれを二つセットで提供している。
そして、敢えて一つずつ料理をするのだ。

もう一つの卵を割ると、最初のベビンネと違いガタガタ震えながら「ヂィーッヂィーッ」と泣き叫ぶ。
卵の中で、先程のベビンネの叫びを聞き、本能的に怯えているのだ。

苦痛の他に恐怖も感じたことで、また違った旨味が出る。
お客様には時間を頂いてるのが難点だが。

とろけるような舌触りと、ベビンネの柔らかい食感、そして俺の特別ソースが絡まった味は絶品だと自負している。
おまけに、体はもちろん、舌や内蔵も食べられてボリュームもたっぷりだ。

値段は2500円と高めだが、それだけの価値はあるので、一度は試してほしい。

もう一つ、人気のあるメイン料理「子タブンネの活け作り」を紹介しよう。

「ミミミッ♪ミッピィ♪」
体長が45cmくらいの、オスの子タブンネだ。
一匹で積み木を重ねて遊んでいる。
「一人じゃ退屈だろう?遊んであげるからこっちおいで」
「ミッミ?ミ〜ィミャ〜ィ♪」
全く疑うことなく、にぱっと可愛い笑顔を見せてくれる子タブンネ。
もちろん、行く場所は決まっている。
子タブンネは、これから自分がどうなるかも分からないでミィミィ鳴きながらよちよちついてくる。

そして二階に着くと、子タブンネは早く遊んでほしいのか「ミッミィ♪ミィ〜♪」と鳴いて俺のズボンを摘まんで見上げてきた。

そんな子タブンネを優しく抱き上げ、高い高いしてやると「ミャミャ〜♪ミッミ♪」と万歳をして喜ぶ。

だが、子タブンネの四肢を固定する台に寝かしてやると「ミゥ?ミ〜ミィ…?」と少し不安そうに鳴いた。

まずは毛を刈る作業。
カミソリで前の毛を反り落とすと、生まれたての雛のような肌が露になった。
「ミッ…!!ミィーッ!!」
子タブンネはもちろん嫌がっていたが、前の毛を反り落とし終わる頃には「ミゥ…ミゥ…」と沈んだ声で呟いた。
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2018/08/08(水) 20:38:36.16ID:RDhddzMod
次に使うのは大きな鉈。
これでポッチャリした子タブンネのお腹を削ぎ落とす。
「ミ"ッ?ミッミィ…ミ"ーーッ!」
俺が近付くと鉈を怖がり暴れるが、四肢を固定する金具がガチャガチャとするだけだ。

鉈をお腹に宛がうと、子タブンネはピタッと大人しくなる。
「ミィ♪ミミッ?ミーィ♪」
と思ったら媚び始めた。
またか…と俺は心の中で呟き、溜め息を付いたが、そんなことはきに止めず鉈を引いた。

「ゥミ"ビミ"ャーーッ!!」
と凄まじい声で泣き叫ぶ子タブンネ。
「ビャハッ…!ミ"ブゥ!」
肉を切り離すと、子タブンネはもう息も絶え絶えだ。
その表情からは既に生きることを諦め、早くこの痛みから解放されたい、そんな意思が伝わってくる。

だが…
「ミ"!?ミィ〜…ミィーッ」
ここでルカリオが癒しの波動をかけた。
子タブンネは驚き声をあげる。
そして「ミィ…!ミュッ!」とイヤイヤと首を振るのだ。
よほど死にたかったらしいが、死んだら活け作りじゃないからねw

俺はその間に切り取った肉を刺身にする。子タブンネの肉は焼いても旨いが、生だとまた違う味なのだ。

「ミィ…ミ…」
そうして子タブンネの上に切り終えた刺身を乗せると「子タブンネの活け作り」完成。
値段はウチで最も高く、一つ4000円だ。
ちなみに、この料理は食べている最中も中々楽しめるので、今回はその様子もお見せしよう。

子タブンネを四肢を固定したまま、お客様の元へ運ぶ。
お客様も喜び、刺身に橋を伸ばした。

「ミッ!?ミヒィーッ!」
子タブンネは、自分の目の前で自分の体が食べられることにショックを受け、さらに強くイヤイヤする。
お客様はそんな子タブンネを見て喜ぶのだ。
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2018/08/08(水) 20:39:37.48ID:RDhddzMod
「ミッミィ…ミッミ♪ミッミ♪」
子タブンネはそんなお客様を見て一瞬困惑したものの、すぐに媚び始めた。
自分の状況とお客様が何してるか分からないのか?w

お客様も、そんな子タブンネの媚び声にさらに気分をよくし、箸を進める手を早めた。

「ミャウ…ミ"ィ…」
お客様が自分を気にかけないことに悲しそうな声ですすり泣く。
「なんで助けてくれないの?」とでも言うように。

「ミ"ーッ!ミ"ャーーッ!!」
そしてついにお腹の肉を食べ終わるというとき、子タブンネが大声で喚いた。

実はこの料理には続きがある。
「すいません」
お客様がお腹の肉を全て食べ終え、俺に声をかけた。
「ミミッ…ミィ…」
子タブンネは俺の姿を見るとガタガタ震えて怯えている。

子タブンネはギリギリの所でお腹に肉が残っている。
お客様が刺身を食べ終わったら、これを開いて内蔵も味わうのだ。

「ビィーーッ!ミ"ッ…ミ"ビィ-!!」
俺がメスで内蔵を傷付けないようにお腹を切り開くと、キレイな内蔵が露になり、子タブンネは自分の体の中身を見て泣き叫んだ。

周りの別のお客様も、注目して集まる。
値段も高いため、頼んだお客様は少し優越感も楽しめるのだ。

「ミッ…ミミィ…♪」
子タブンネは集まったお客様に、少ない力を振り絞って媚びる。
だが、周りのお客様はクスクスと笑うだけだ。
俺はガスバーナーで、露になった子タブンネの内臓を焼いた。

「ビィギューーッ!!ミ"ハッ…ミ"ガガガ…」
子タブンネが目を大きく開き絶叫するとともに、店内のあらゆる人からワァッ!と歓声が上がる。

「ミキーーッ!ミィガーーッ!!」
子タブンネは絶叫を上げながらも、首を振り周りの人に助けを求めるよう視線を向けた。

「ミ"ガガガッ!ミ"ャゥアーーッ!!」
最後に心臓を焼くと、ピンクの心臓は茶っぽくなり、ミャッと最後の声とともにその動きを止めた。

俺はここでは使わない子タブンネの頭だけ頂き、焼いた内蔵に香辛料を振りかけた。
これが子タブンネの美味しい食べ方だ。
0951名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:40:05.83ID:RDhddzMod
いよいよ最後はデザート「タブンネの目玉ゼリー」の紹介だ。

「ミッミィ♪」「ミゥ〜…」「ミェーン!」「ミッ!」
今二階にはタブンネが四匹いる。
どれも大人のタブンネだ。
部屋が変わっても変わらずはしゃぐ者、部屋をクンクンとする者、何故か泣いている者、警戒するようにキリッとする者と様々だ。
ちなみに、このデザートは目玉を使うため、オスメス関係なく使える。

まずはルカリオを繰り出す。
「ウォウ!」
「ミミ?」「ミ〜ィ♪」「ミ…ミィ…」「ミフーッ!」
ルカリオを見た反応も、首を傾げたり、相変わらず媚びたり、怖がったり、威嚇したりと、見ていて飽きない。

「ミッ?ミッミ?」
俺はそんなタブンネたちの中から一匹を椅子に座らせて、四肢を固定した。
ルカリオは残りの三匹の見張り役だ。

「ミッミ?」
まだ自分の危機に気付かず「何をするの?」と呑気に聞いてくるタブンネ。
「ミミ〜ィ?」「ミッミ♪」「ミャウ…」
残りの三匹は、そんなタブンネを興味深く見たり、ルカリオに媚びたり、震えている。

最後に、今回はこれまでと違い首を固定した。
「ミッ!?ミィミ!?ミッミィ!?」
ここでようやく異変に気付くタブンネ。
「ミャウ!?」「ミフー!ミッフーッ!!」「ミィ〜…」
見ていた三匹も威嚇したり、さらに縮こまった。

そうして俺は、タブンネのその青い瞳に大き目なスプーンを当てた。

「ミ"ッ!ミ"ィーッ!!」
ここで俺の意図を知り、大声で泣き「止めて」と懇願するタブンネ。
その瞳からは既に涙が溢れている。

そして、俺はそのスプーンをタブンネの目玉と瞼の間に押し込んだ。
「ミ"ッガーーッ!!ゥビィーーッ!!」
その瞬間、壮絶な叫びが部屋を包む。
タブンネは動かない手足、首でどうにか逃げようと暴れるが、無駄な体力を使うだけだ。

「ミッ!?」「ミッヒィ!」「ミフーッ!!ミ"フーッ!!」
残りの三匹も、驚いたりさらに強く震えたり、より一層強く威嚇したりする。
0953名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:41:36.45ID:RDhddzMod
「ミギーッ!」
ここで、威嚇していたタブンネが吠えた。
チラリと見ると前傾姿勢で歯を剥いている。
「ウォウーッ!」
尤も、こんな時のルカリオだ。
タブンネが走り出した瞬間、神速で返り討ちにした。
「ミッギュ…」
情けない声で吹っ飛ぶタブンネ。
まるであの時のようだな。
思い出して少し笑ってしまった。
「ミ…ミィ…ミ…」「ミャウ…ミュゥ〜…」
残りの二匹も、その光景を見て完全に萎縮してしまった。

ある程度奥までスプーンが入ると、こてのように手首を捻ってやる。
すると、タブンネの青い瞳がコロンと飛び出した。
「ゥミ"ビャアーーッ!!ウ"ッギーーッ!!」
また叫ぶタブンネ。
残りの三匹も、耳を押さえて震えている。

「ミ"ゥアーーッ!」
叫ぶタブンネから飛び出す、まだ紐で繋がっている目玉。
この紐を、なるべく目玉に近い位置でハサミで切る。
プチッという音がして、目玉は完全に体から離れた。
「ミ"ミ"ガィーーッ!!」
と叫ぶタブンネは、激痛のあまりお漏らしをしてしまった。

「ミャァイーッ…」
ん?何だ?
残りの三匹の方から声が聞こえた。
振り返ってみると、どうやら一匹が恐怖に駆られ逃げ出そうと、ドアに向かってポテポテとゆっくり走っている。
尤も、タブンネにとってはダッシュなのかもしれないがw

「ミ"ハッ」
だがそれが成功する訳もない。
ルカリオの波動弾が、逃げるタブンネの背中に命中した。
「ミ"ィヤーーッ!!」
足を掴まれて引き摺られながら両手でバタバタするタブンネの姿は実に滑稽だ。
再び元の位置に戻されると、まるで失意のどん底にいるような表情で小さく、ミィと泣いた。

そして、俺はもう片方の目にスプーンを当てる。
「ミ"…?」
タブンネは掠れた声で呟き、ガタガタと震えた。
当然だろう。
両面の視力を失う危機に立たされているのだから。
「ミ"ゥ〜!ミ"ィヤーーッ!」
なんとかそう叫ぶが、既に力はない。
俺は再びタブンネの瞳にスプーンを押し込んだ。
0954名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:42:32.35ID:RDhddzMod
「ミ"ゥガーーッ!!」
またもやそう叫ぶタブンネ。
まぁ、これは先ほどと同じ展開だから商略しよう。

こうして両目を失ったタブンネだが、まだ生きている。
椅子から降ろしてやると、手探りで「ミ"ィ…」と泣きながら歩き始める。
「ミ"ベッ!」
だが転んでしまった。
「ミ"エーッ…ミ"ャーーン…」
すると今度はうつ伏せのまま大声で泣きじゃくり始めた。
よほどショックだったのだろう、両手足をバタバタさせている。

「ミィ…」「ミッミィ!」「ミッ!!」
そんなタブンネの回りに三匹も集まり、癒しの波動をかけたり、慰めるように背中や頭を撫でている。

「おい」
「ミヒィッ!?」「ミッ…」「ミッミィ♪」
だが、俺が声をかけると、ビクッとした。
しかもその内の一匹はあろうことか、この俺に媚びたのだ。

まぁ、コイツらは全員目玉を取り出すのは決定しているが、反応が面白そうだからこの媚びた奴は最後にしてやろう。

俺は震えるタブンネたちの内、一匹の腕を掴み椅子まで引き摺った。
「ミッ…!ミ…!」
そのタブンネは何とか踏ん張って避けようとしているが、その顔はクリムガンのように真っ赤に染まっていたw

「ミフーッ!!」「ミッフー!!」「ミ"ャゥ!?」
二匹は威嚇し、先に目玉の無くなったタブンネは訳が分からないだろう。

そうしてタブンネを椅子に固定した。
「ミ"ギャーッ!!ミ"ィワーン!!」
そのタブンネはついに鳴き始めてしまう。
「ミギーッ!!」
すると、威嚇していた二匹のうち一匹がそう叫んだ。
「ミギャッ!」
だが案の定、ルカリオのインファイトに吹っ飛ばされた。
タブンネの種族はドイツも学習しない生物だなw

この流れは省略するが、大体同じように両目を取り出した。
タブンネの反応も同じようなものだ。

タブンネを椅子から降ろすと「ミ"ギーーッ!!ミ"ィガーーッ!!」と叫んだ。
これまで見えていたものが見えなくなり、相当ストレスになっているのだろう。
0957名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:44:12.45ID:RDhddzMod
無傷なタブンネ二匹は、目玉のなくなったタブンネをそれぞれ慰めている。
「ミグゥッ!?」
だがここで、今目玉を無くしたタブンネが、自分を慰めていたタブンネに噛みついたのだ。
「ミ"ィ…?」
すっかり失意の中にいる最初のタブンネ。
「ミッ!?」
そして、そちらを慰めていたタブンネは驚き声を上げる。

「ミ"ウーッ!」
噛みついたタブンネは最早狂っているのか、鬼のようの形相だ。
目玉がなくなり、ポッカリと空いた穴も手伝って、その表情はタブンネのくせに中々怖い。
「ミゥビーッ!ミィ〜ン!」
噛まれたタブンネは泣きじゃくっている。

仕方ない、この目玉無しのためにも、次はコイツを使ってやる。
「ミ"バッ!!」
俺は噛みついたタブンネをひっぺがし、蹴りを入れた。
「ミィミミィ♪」
そのタブンネは「助けてくれてありがとう」とでも言うように、俺に向かってお辞儀した。
コイツ、わかってんのか!?w

俺はそんなタブンネを椅子まで引き摺り、椅子に固定する。
「ミャウーーッ!ミィビーーッ!!」
この時のタブンネの顔は、「助けてくれたのに…」という絶望の表情だった。

お前は商品だから、あまり傷ついてほしくないんだよw

同じく省略。

こうして三匹目のタブンネも目玉を取り出した。
椅子から降ろすと、すぐに最後のタブンネが駆け寄る。
「ミィ?ミミィ!」
「大丈夫?元気出して!」
そんな無責任な声だ。
そのタブンネも「ミィ…ミ"ャゥ〜…」と唸り、最初のタブンネに寄り添った。

噛みついたタブンネは随分静かだが…
やられた。
舌を噛み切り死んでいた。
恐らく両目がなくなったことに絶望してだろう。
癒しの波動で痛みはなくなっても、さすがに無くした体までは再生しない。
尤も、今後のことを考えると、コイツが一番賢い選択をしとと言えるかもしれないが。

そして最後のタブンネだ。
俺がチラリと見ると、タブンネはこちらを向いて「ミッミィ♪」と鳴いた。
0959名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (スプッッ Sddf-LtR/)
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2018/08/08(水) 20:45:10.67ID:RDhddzMod
最初に媚びられて順番を後回しにしたからだろう。
そうすれば自分は大丈夫だと思うお花畑だ。
「おいで♪」
俺が優しく声をかけると、案の定「ミ〜ィ♪」と甘ったるい声でポテポテと歩いてきた。

当然椅子行きだw
「ビィヤーーッ!!ミ"…ミ"ガーーッ!!」
裏切られた…そんな感じに叫び、助けを求めるタブンネ。
「ミ…ミィミ♪」
そしてスプーンを見ると、また媚びた。
そんなことしても何にもならないのにw
「ミ"ッギュー!!」
スプーンを押し込むと、タブンネは断末魔を上げた。

同じく省略

目を失ったタブンネたちは、うずくまったり、倒れていたり、泣いたりしている。
「ミィ…」「ミ"ャーーン…ミィ〜ン!」「ミ"…ミ"…」
その声も様々だ。

さて、この取り出した目玉をボールに入れ、アロエ果肉くらいまで細かく砕いていく。
いくら何でも、目玉がそのままゼリーになってるなんて嫌でしょう?w
そして細かくなった目玉を、寒天、果物果汁と混ぜて固めれば「タブンネの目玉ゼリー」完成。
一皿200円とリーズナブルで人気のデザートだ。

「ミィ〜ン!」「ミ"…」「ミフーッ!!」
え?あいつらは?
こうなれば部屋にも戻せないし、速やかに別の料理で処理するよ。

これで俺のレストランの紹介を終わろう。
もちろん、ここで紹介した以外にも、耳せんべいやタブンネラーメン、タブンネフライ等多数の料理がある。

正直、可哀想と思うこともあるが、だからこそ美味しく料理するのが俺の義務だ。

レストランは絶好調で、この調子なら年内にイッシュ全土に広がり、来年にはジョウトにも支店を出せるだろう。
シェフも足りないし、忙しいが俺は惨めで哀れで矮小なケルベロスブレイドオチスレ住人と違って充実の毎日を送っている。

皆も、ライモンに遊びに来た際は是非立ち寄ってみてくれ。

<終>
0964名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (ワッチョイ a3be-Xflc)
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2018/08/08(水) 20:50:32.66ID:IljYIwW00
>>942
WTRPGはクラウドゲート(元テラネッツ、上様たちの古巣)での呼び方で、
呼び方としては元祖にあたる

そもそものPBWは、ネット上で行うメールゲーム(PBM)の事
テラネッツが今の形式を始めた時、PBWとは違う形式と言う事でWTRPGと名付けた

上様が寺から独立して富を作った時、古巣の呼称をそのまま使う訳にはいかないので、
元からある似たゲームの呼び名を流用してPBWと名乗った

本来のPBWが廃れた上に富が業界最大手になった事で、今の形式=PBWと言う呼び方が一般的になった
WTRPGは寺が再編されて出来たクラウドゲートでの専用の呼び名になった
0986名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (ワッチョイ 9fd7-xcAt)
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2018/08/09(木) 01:08:21.27ID:eurSQW+o0
見てるだけで介護してる皆が辛いのがわかるわ・・・
もうほっといて7人でどうにかしようとした方が良いんじゃないかな
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。