第六猟兵by富岡6 オチスレ43
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第六猟兵by富岡6 オチスレ41
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VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 二匹はバンバンガラスを叩き「ママをかえせえ!ベビをかえせえ!」と騒ぎますが、突然頭を捕まれ雪に投げ捨てられました
カーテンが閉まったせいかよく見えませんが赤い大きなポケモンがハサミをバチバチしながら二匹を見下ろしています
兄は手を振り回しながら立ち向かいますが、ブチュンという音と共に頭と足が同じ位置にされてしまいました
妹は失禁してM開脚みたいな感じで涙鼻水流しながら震えますが
「はあ、また明日掃除僕なんだろうな」
目が慣れてきたのか見えた姿は赤いハサミでワシワシ頭をかくポケモン
すぐにハサミ迫り意識が飛びました。途絶える瞬間空を飛んだような感じと共に頭の無い自分の体が見えました
巣のパパはもはや虫の息でした
体は動かないのに意識はある。断続的な痛みが気絶すら許してくれません
パパは穴だらけの天井を見つめました。隙間から降りる雪がとても幻想的です
そして陽が上がる頃、痛みと寒さに耐えられずパパは誰にも看取られず息をひきとりました
季節は変わり、家屋解体業者に発見された時は顔を痛みにひきつらせ、見るものに同情をひかせたそうです
焼却処分され、骨は共同墓地に埋葬されたようです。きちんと供養されたのは真面目に生きてきたパパへの賛辞なのかもしれません
雪がとけ新たな命が芽吹く季節。またどこかでタブンネが生まれては死んでいくでしょう
〜GRAND SPECIAL TRUE END〜 今日は子タブンネちゃんの可愛さを引き出す飼い方をお教えしましょう
「ミッミッ!」
無垢で甘えん坊でとっても可愛い子タブンネちゃん、ペットとして飼いたいという方も多いのではないでしょうか?
でも、普通に子タブンネちゃんを飼うとところ構わずウンチやおしっこをしたり、成長して生意気になったりして大変ですよね
そこで今回は子タブンネちゃんの可愛さを苦労せずに存分に楽しめる方法をご紹介します
@子タブンネちゃんを入手
「ミィ?」
今回紹介する飼い方では愛護派ブリーダーさんや里親等で入手したタブンネだと後が面倒な事になってしまいます
なので虐待愛好会の通販や食肉専門店などで入手するのが良いでしょう
巣を見つけることができたら、子育て中の野生タブンネから掠め取るのが最も安上がりです
A子タブンネを家に入れる
「ミッミィーッ!フーッ!フーッ!」
買ってきたり盗ってきたりしたばかりの子タブンネちゃんは環境の急変に戸惑っています
大声で鳴きながら母タブンネを探し回ったり飼い主を叩いたり噛みついたりして大変です
それを直すには大きなケージ(衣装ケースなどでもよい)などに閉じ込め、
押し入れの中など暗い場所に3時間〜半日くらい閉じ込めます
押し入れが満杯だったりした場合は厚手の毛布や布団でケージを覆って暗くしてもokです
十分に時間が経過したら、子タブンネのケージを明るいところへ出してあげましょう
子タブンネが丸まってガタガタ震えていたら成功です
次に、少量の嗜好性の高い餌を子タブンネに手渡しで与えます
熟したオボンの実や甘いお菓子等がベターです
「ミッミッ♪」モソモソモソ…
子タブンネが嬉しそうに食べて頭を撫でさせてくれたら成功です、
これで子タブンネちゃんはあなたを親代わりとして認識してくれました
もし、駄目だった場合は餓死させる覚悟で暗所に閉じ込め直し、また餌付けをし直すと良いでしょう B子タブンネの改造
「ミィ〜?」
さて、この飼い方のミソになるがこの子タブンネの改造です。これによって糞尿の心配が無くなります
A:さいせいりょくタブンネの場合
用意するのは眠り粉と痺れ粉、熱湯で消毒したカッターナイフ、ビニールテープです
まずはねむりごななどを用意して子タブンネを眠らせます
そして下半身全体にしびれごなをかけておきます
次に♂の場合はオチンチンを切り取り、♀の場合は尿道に切れ目を入れ、切断面をテープで穴が塞がるようにくっつけ合わせます
次に、おしりの穴をきれいに洗ったあと、肛門に十字に切れ目を入れ、テープで穴が塞がるようにくっつけ合わせます
子タブンネが目を冷ます頃には傷口が完全に癒着しているはずです
チェックしてみて穴がなくなっていたら成功です
B:その他のタブンネの場合
用意するのは眠りごな、石膏かボンド
眠らせてる間に肛門と尿道に石膏かボンドを流し込みます
さいせいりょくタブンネでも使える方法ですがこまめに取り替える必要があるので手術をしたほうが楽です
くれぐれもさいせいりょく以外の子タブンネに手術を施さないで下さい。ビービーうるさい血と糞尿を撒き散らす生ゴミができてしまいます
失敗したらサクッと包丁で心臓を一突きし、生ゴミの日に捨てましょう
C子タブンネちゃんのごはん
「ミィッ!ミッ、ミィッ!ミィィ!」
ご飯は3日に一度、栄養剤のカプセルを与えましょう
もちろん、子タブンネは足にすがり付いてきて空腹を訴えますが、普通の餌を与えるのは止めましょう
糞の素となったり、大きくなって可愛くなくなる原因にもなります
どうしても餌をあげたい時には、あめ玉を砕いたものを1かけら与えてあげます
きっとその時子タブンネちゃんはあなたに最高の笑顔を見せてくれるでしょう。もちろん与えすぎは禁物ですが
給水はスポイトで行います。
目安は1日に20cc、それ以上与えると尿の元になって子タブンネを膀胱炎で苦しめる事になります
これらの給餌のしかたを守ればうんちやおしっこ、それと成長に回る余分な栄養がなくなり快適な子タブンネとの生活を送ることができます D子タブンネちゃんのお世話
「ミィミィ♪」
飼い主に甘えてくる子タブンネ。とっても可愛いですよね
部屋の中で遊び回ったり遊び疲れて眠ってしまってるのを見ているだけで幸せな気持ちになります
お風呂は自分が入るときに子タブンネも一緒に洗ってあげましょう
その時、子タブンネはお風呂のお湯を飲もうとするので飲ませないよう気を付けましょう
夜になり、子タブンネが寝る時間になったらケージに閉じ込めて厚い布をかけて暗くしておきます
一緒の布団で寝たいという方は両足を輪ゴムで縛っておきましょう
これは真夜中に盗み食いをされるのを防ぐためです
子タブンネを飼育するにあたって知るべきことは以上で終わりです
楽しい子タブンネちゃんとの生活を楽しみましょう
E子タブンネちゃんとのお別れ
「フィィ…」
とっても楽しい子タブンネちゃんとの暮らし、でも悲しきかなすべての生き物には寿命があります
この画期的な飼い方だと子タブンネちゃんの寿命は短く5ヶ月から1年であなたの元から去っていってしまいます
子タブンネの死体は基本的に燃えるゴミでOKです
死ぬと臭くなるので、動けなくなった時点でさっさと道端に捨てるのもいいでしょう
野生のタブンネから盗ってきた場合は巣の周辺に捨てておきましょう
後の始末は母タブンネが全て行ってくれます
子タブンネちゃんがいなくなって悲しくなってしまう人もいると思いますが
その悲しみを癒すには新しい子タブンネを飼うのが一番有効です
タブンネなんかまた取ってくれば良いのですから
これで子タブンネちゃんの飼い方はおしまいです
皆さんも、楽しい子タブンネちゃんライフを満喫しましょう 「いらっしゃいませ〜」
今日も女性アルバイトの元気な接客が木霊する。
店内にはカップルや老夫婦、親子連れに大学生だろうか?5人の若者が、店内の大型テレビに映るラグビーを見ながら料理を食べ、楽しそうに笑っている。
ここはライモンにあるタブンネを扱うレストラン、ミィゼリア。
俺はここの経営を営んでいる。
ここまで来るのも大変だった。
料理学校を卒業した後、タブンネレストランを開こうとしたものの、テナントを借りる金はないし、銀行から借りるような実績もない。
おまけに牧場からタブンネを仕入れるなんて出来る筈もない。
それでも学生時代の先輩が経営する料亭で住み込みで働き、何とかテナント代を貯め、タブンネは野生のものを使ってレストランを開いた。
俺の料理はたちまち口コミで広がり、今やイッシュ一の繁華街、ライモンでも指折りのレストランになった。
カントーでも三ツ星を頂いたこともある。
きっかけは四年前、俺の住んでいたアパートに上がりこみ、我が儘に振る舞うタブンネ親子を制裁したことだ。
赤ちゃんは自分のおしっこに溺れ、子供の一匹はウォーグルに、もう一匹は冷凍庫でカチカチに、そして母親はバルジーナに食べられて死んだ。
この時の冷凍庫で死んだ子供タブンネ(当時はBと読んでいた)だけが死体が残っており、処理に困ったために試しに料理してみたのだ。
とても美味しく、これは商売になる!と思った。
尤も、この後俺は騒音などでアパートを追い出されてしまったのだがw
まぁ今回はウチで特に人気のある料理を紹介したいと思う。
やっぱりまずは前菜から。
ウチでも一番人気の前菜「タブンネベーコンとタブンネエッグの和え物」
タブンネはミィアドレナリンを出す、というのは有名だが、最近それが卵にも効果あることが分かった。
もちろん、黄身と白身の卵を痛め付けるなんて出来ないが、母親などの肉親の悲鳴に本能で危機を感じるのか、卵に変化が怒るのだ。
じゃあ、食材を取りに行こう。
レストランの地下に「タブンネ部屋」がある。
開店前に俺が自ら牧場で仕入れたタブンネ達を入れておくためだ。 「ミッミ♪」「ミッミィ!」「ミミ〜」「ミファ〜♪」「チッチィ!」「チピィ!チピィ!」
中は積み木やブランコといったオモチャや、干し草のベッド、オボンの実がたくさんあり、ここにタブンネたちを入れてある。
オモチャで遊ぶ子供たちや、卵をスリスリと大事そうに抱え暖めるママンネにパパンネ。
そして、ベビンネにミルクを上げるママンネと、それを優しそうに見守るパパンネなど、行動は様々だ。
「ちょっと異常がないか確認するから貸してね」
俺はまだ孵らなさそうな卵を探したして、ママンネに声をかける。
「ミミ?ミーミィ!」
「ちゃんと確かめてね!」という声で俺に卵を差し出すママンネ。
そして「君は手伝ってね」とパパンネに声をかけ、一緒に2階へ上がる。
2階が痛め付けるための部屋なのだ。
「ミゥ!?ミィ〜…」
2階の部屋に入ると大体のパパンネはこんな反応をする。
地下とはいえ明るく平和な場所から、殺風景で薄暗い部屋に連れてこられて戸惑っているのだろう。
「ミィミ?」
不安そうに俺を見つめるパパンネ。
「ミーー!!ミッミーー!!」
そんなパパンネの前で、トンカチで軽く卵を叩いてやると、パパンネは慌てて叫ぶ。
「行け!ルカリオ!!」
俺の昔からの相棒を出し「インファイトだ!!」と指示を出す。
「ビィギーー!!」
パパンネの悲鳴が部屋を包むが、ここは防音完璧。
牧場のタブンネは対戦経験などなく、レベルはそのまま成長したためにほとんどのパパンネはこれ一発で失神してしまう。
その隙にパパンネを四肢を固定して、ふっかつそうを使ってやる。
「ミ"ビィーッ!」
パパンネは起きると同時に悲鳴を上げる。
「ミ"ッ!?ミミィッ!ミッ!」
そしてガタガタと動くが、それも叶わない。
「ミィ…?」
すると「なにするの?」というように、小さく語尾を上げるのだ。
俺としても楽しみたいのだが、生憎お客様を待たせている。
時間はかけられない。
俺は斧を持ち、パパンネの前に立った。
「ミギーッ!ミッミギー!!」
パパンネは俺のやろうとしていることに気付き、大声を出して「止めて!」と泣き叫ぶ。 だが、食材なのだから止める理由はない。
肩の付け根目掛けて思いっきり斧を降り下ろした。
「ブビャーッ!!ビゲーーッ!!ミガッ!」
この世のものとは思えぬ声とともに、ガギンッと音がして、パパンネの右肩は体から切り離された。
本来なら全て紹介したいのだが、時間もないし省略させてほしい。
さて、こうして手足のなくなったパパンネだが、止血などはしていないため、実はすでに死んでいる。
大人になったタブンネの♂は肉が硬くなり、あまり美味しくないのだ。
だから今切り離したパパンネの手足はスープのだしに使い、舌や内臓は別の料理に使う。
そうして空っぽになったパパンネの体は、ビルの屋上に置いとけば鳥ポケモンのエサになる。
さて、卵を割ってみよう。
色が濃くなり、ぷっくりしている。
成功だな。
後はこれを事前に作っておいたベーコンと一緒に炒めれば「タブンネベーコンとタブンネエッグの和え物」完成。
一皿650円でのご提供だ。
そういえば、あの時タブンネ親子に奪われたのもこの料理だったな。
思い出して笑ってしまう。
え?ベーコンはどうやって作ったかって?
それはまた追々説明しよう。
よし、次の料理だ。
次は「タブンネ生ハムのサラダ」を紹介しよう。
若い女性に大変人気で、実は経営者の俺としても一番嬉しい料理だ。
「ミィミッ?ミミィ〜?」
タブンネ部屋に入ると、先ほどのパパンネの妻ママンネが俺に近づきソワソワと小首を傾げる。
「卵どうだった?」と聞いているのだ。
「実はあまり状態がよくないみたい。ちょっと来てくれ」
俺は敢えてそう言う
「ミッ!?ミッ…ミッ…」
よほどショックだったのだろう。
目に涙を溜め、虫の鳴くような声で俺にすがり付く。
パパンネを失ったママンネは速やかに処理するのがポイントだ。
あまり時間をかけると変に思われて面倒になるからね。
尤も、ママンネはパパンネが死んでいることは知らないがw 二階に向かう途中ママンネはずっと俯きながら歩いていた。
ママンネは二階の部屋に入ると「ミーーッ!ミーーン!!」と叫ぶ。
大方パパンネを探しているのだろう。
「ミッ!?ミッミ!?ミッヒィ!」
ママンネは少しパパンネを探して、俺の方に振り返る。
だが俺の横にルカリオがいたことに驚き、震え始めた。
「バレットパンチだ!」
ルカリオは俺の指示を聞くと、凄まじいスピードでママンネの目前に迫り、何発ものパンチを叩き込む。
「ミ"ゥッ!」と小さく鳴き倒れこむママンネ。
「ミ"〜…ミ"〜…」と呻いている。
インファイトと違い抜群ではないし威力も低い。
その上ルカリオ自身も手加減しているので、意識を奪う程ではないが、動きを奪うには十分だ。
そんなママンネを先ほどのパパンネと同じように四肢を固定してやる。
「ミッ!ミッミフーッ!フーッ!!」
ママンネは果敢にも固定された四肢をガタガタ動かし、歯を剥き出しにして威嚇している。
だが俺は、そんなママンネにあるものを見せてやった。
「…、ミ?ビャーーッ!ミ"ーーッ!ミ"ミ"ミ"ィーーッ!!」
ママンネは一瞬ポカンとしたが、直ぐに騒ぎだした。
そう、先程の卵の破片だ。
俺にはポケモンの卵の違いは分からないが、そこは母親。
これが自分の赤ちゃんになるはずのものだったと理解している。
「ミ"ィーーッ!!ミ"フーッ!!」
より一層強く暴れ、俺を敵視するママンネ。
だが、俺はそんなママンネの前面の毛を電動カミソリで刈る作業に移る。
それにママンネは「ミ"ッ!?ミ"ギーっ!」と
抵抗する。
♀だし、恥ずかしいのかな?
そして前面の毛が刈り終わる頃には「ミャゥ〜ン…」と涙を流して悲しそうに泣いていた。
悲しむ暇なんて与えない。
次に俺はカンナを手に取り、ママンネのお腹にあてがった。
「ミッ…?」
ピタッと動くのを止め、変わりにガクガクと震え始める。
そんなママンネにニッコリと微笑みかけ、カンナを引いた。
「ミ"ャゥア"ーーッ!!」
と目をカッと見開き、鬼の形相で叫ぶママンネ。 自覚はあるのかよ
本当に正面から指摘したところで逆ギレかます未来が容易に想像つくしこれ公開説教()するつもりで送っただろ
https://imgur.com/a/7C9bPI4 二枚目、三枚目と、削る旅に「ミ"ギャゥッ!!」「グビャァーーッ!」と叫びを上げる。
これを続けていくと、大体一匹のママンネから20枚程の肉が取れるのだ。
尤も、最後の方になるとその叫びも「ガバッ!ガフッ!!」と、最早声になってもいないのだが。
後はこれを軽く燻製にして、盛った野菜に乗せれば「タブンネ生ハムのサラダ」の出来上がり。
一皿400円と、かなりお得です。
ちなみに、+50円で一枚ハムを追加できる。
「カフーッ…カフーッ…」
おっと、すっかりお腹回りがスッキリしたママンネはまだ生きてるな。
♀は♂よりも頑丈とはいえ、こうなったらもう最期を待つのみだ。
このママンネの耳や顔の肉、背中などはまた別の料理に使えるので保存しておこう。
「ピッピーッ!」
ん?どうしたんだいピクシー。
お、どうやらウチで人気のサービスを注文したお客様がいるようだ。
ついでだからそれも紹介しようかな。
「お待たせしました。」
俺は店の入り口にいる男性に声をかける。
「いえ、とんでもないです。」
「本日はいかがなさいましょう?」
「生きのいい子供を二匹お願いするよ」
「かしこまりました。では、エレベーターで三階に上がってお待ちください。すぐにお持ちします」
そんな会話をし、タブンネ部屋に入る。
「ミッミィ!」「ミピッピィ♪」「ミャゥ!」「ミュ〜ッ♪」
さて、生きのいい子タブンネは…
「ミッミッ!」「ミーッ!」
お、あれがちょうどいい。
先程のママンネ、パパンネの子供だ。
おいかけっこをして遊んでいる。
ちょうど二匹だし、元気一杯だ。
「君たち、ちょっとおいで」
「ミィ?」「ミャゥーッ!」
俺が声をかけると、片方は可愛らしく小首を傾げ、もう片方は遊びを邪魔せれて怒ったのか、膨れっ面で唸った。
そんな二匹を優しく抱き上げて、三階へ連れていく。
早く処理したいからね。 「お待たせいたしました」
三階につくと、部屋の前で椅子に座る男性に声をかける。
「お、その子たちかい?」
「はい。元気一杯の健康なタブンネです」
「ミッ!」「ミミィ♪」
男性を見ると、二匹とも尻尾をパタパタさせて、片手を上げて挨拶をする子タブンネたち。
そして部屋に入る。
「ミ〜ィ…」「ミゥーッ」
殺風景な部屋に入り、子タブンネたちは床や壁などをクンクンと匂いを嗅いでいる。
「ミュウーッ!」「ミッ!?ミィミィ♪」
少しそうして見慣れない部屋に戸惑う子タブンネだが、すぐにまたじゃれあい始めた。
「では、どうぞ」
「ありがとう」
男性は俺に礼を言うと、モンスターボールからポケモンを繰り出した。
「行け!マルノーム!」
「マァルー!」
男性が出したポケモンはマルノーム。
「ミッ!ミィ!」「ミミッ?ミィミッ」
子タブンネたちは初めて見るタブンネ以外のポケモンに興味津々に、観察するようにマルノームの周りをグルグル回っている。
そう、ウチで人気のサービスは、生きたタブンネを手持ちのポケモンに食べさせるものだ。
野生のタブンネはゴミを漁ったりして何を食べているか分からないし、衛生面に問題がある。
そこに目をつけ、ダメ元で始めたサービスが、大人気となったのだ。
「マルノーム、好きにしていいぞ!」
男性の声が飛ぶ。
「ミッミーィ♪」「ミワァ〜」
子タブンネたちは本当に珍しそうにマルノームを見つめているが…
「マ"ァルッ!」
マルノームは目の前にいた子タブンネに毒々を吐きかけた。
「ミュッ!?ミッピャー!!」
それをモロに受けてしまった子タブンネは毒に苦しみ出し、無事だった子タブンネは「ミィ!?」と驚きの声を上げた。
「ミゥッ…ミ"ボッ!」
毒に段々と体力を奪われてゆく子タブンネ。
「ミィミィ!?ミイ!?」
もう片方も、そんな毒ンネを労るように揺するが、生憎ウチで扱うタブンネはみんな再生力なんだ。 「ミ…ミゥ〜…ミャゥ〜ッ」
無事な子タブンネはマルノームに抗議をするように、歯を剥き出しにして唸るが、マルノームは全く相手にしない。
すでに毒ンネはビクンビクンと痙攣している。
「ミギーッ!!」
あ、これがレストランを開いてから知ったこと。
子タブンネはマルノームに向かってタックルを仕掛けた。
普段温厚なタブンネは、一度「ミギーッ!!」と気合いを入れないと攻撃出来ないらしいのだ。
だが、そのタックルは当たることはない。
「マル〜♪」
マルノームはポテポテとタックルしてきた子タブンネを、そのまま口に入れたのだ。
「ミワッ!?ミギー!ミギー!」
中で子タブンネが暴れるのが聞こえる。
「ピィウ…ピミィ……」
毒ンネは何とか這いつくばってこの状況をどうにかしようとするが、そんな方法あるはずもない。
ゴボッ
「ウビギーッ!!」
マルノームの頬?辺りが膨らんだと思ったら、子タブンネの絶叫が響いた。
「ミ"!?」
毒ンネも、その声に驚き弱々しくも叫ぶ。
きっと胃液が口の中の子タブンネを消化し初めたのだろう。
「ミ"ャゥーーッ!ビャッ…ミ"ギュアーッ!!」
しかし凄まじい叫びだな。
生きたまま溶かされる恐怖…俺は考えただけで身震いがしてしまった。
「ピィキ…ピッ…キー」
毒ンネは震えながらもマルノームの体をペチペチと叩く。
「ミ"フーッ!ギピーーッ!!」
だがそれでどうにかなるわけでもない。
モグモグッ
マルノームは口を大きく動かしたと思うと、その口から子タブンネの上半身を出した。
「ピッ?ピヒィ…」
「ミャ…?ミ"ー!」
子タブンネたちはお互いを確認すると、既に残ってはいないだろう力を振り絞って手を伸ばし合う。
口の中の子タブンネはもう毛が剥がれていた。
「ミ"ビッ!!」
「ピャゥッ…」
だがその手も届かない。
これは、マルノームの最後の慈悲だったのだろう。 チュルンッとマルノームは子タブンネをもう一度口にしまう。
「ミ"バァーーン!!」
子タブンネの叫びと同時に、マルノームの喉がゴグリと動く。
子タブンネは完全にマルノームに呑み込まれてしまった。
「ピャ…ピェーッ」
それを見ていた毒ンネも、苦しみながら泣く。
だが、こちらも限界だ。
「ピィー…ピィ…ピッ…」
一度ビクンッと大きく痙攣したあと、力尽きた。
マルノームは毒ンネの死体も丸呑みすると、ゲッポとげっぷをした。
「お疲れ様でした。マルノームくんも満足ですか?」
「いやー、楽しかったよ。マルノームも満足してるし」
「ありがとうございました。またいつでもご来店ください」
そう会話をしてお客様を見送る。
さて、話が脱線してしまったが、これからまた料理に移ろう。
次はいよいよメイン料理。
「孵化前タブンネの炙り焼き」だ。
「ミッミッミッ!」「ミィ〜♪」
タブンネ部屋に入ると、二匹で二つの卵を抱き締めたり、擦ったりして温めている夫婦ンネが目にとまる。
ママンネもパパンネも、早く生まれてきてほしいのだろう。
カタ…カタッ…
俺が夫婦ンネから卵を貸してもらい、耳をつけてみるとそんな音がした。
生まれるには後二、三日といったところか。
これくらいがちょうどいい。
「中々生まれないね。ちょっと検査をしてくるよ」
我ながらワンパターンではあるが、夫婦ンネは「ミ〜ィ♪」とニッコリ笑顔で渡してくれた。
本当に疑うことを知らないお花畑だw
尤も、牧場で甘やかされたタブンネ達にはむりもないが。
さて、実は一番苦労する料理なんだよな。
というのも、卵を優しく割る必要があるからだ。
強く叩いて脳に障害が生まれると、上手くミィアドレナリンが分泌されないし、最悪、死なせてしまうこともある。
難しいのはそこだけだが、神経を使うのだ。
コッ…コッ…
そうして無事に卵を割ると、中からはまだベビンネにも満たないベビンネが出てくる。
大体25cm程、毛はまだまばらであり、耳も目も開いていない。 それでも、自分が生まれたというのは本能で感じるようで、卵から出すと「チャ〜…チィ〜…」ととても小さく産声を上げた。
まだ粘液などでベタベタなベビンネを、まずは水で洗ってやる。
「チャウゥ…」
まだ何も分からないベビンネだが、不快感を露にプルプルと首を降っている。
なるべく優しく洗ってるんだけどな。
「チィ〜…チィ〜…」
洗い終わったベビンネは、タオルの上で疲れはてたようにグテッとしてしまった。
が、別に休ませる必要なんてない。
俺の作った味付けソースをヘラにつけ、ベビンネの体にまんべんなく塗ってやる。
「チャイ〜…チッチ♪」
毛の感触がむず痒いのか、身を捩るベビンネの表情は少し楽しげだ。
だが…
「ヂャァ〜…ヂヂィッ…」
当然顔にも塗ってやる。
まだ閉じた瞼の隙間から、ソースの材料である唐辛子が染みたのだろう。
先程よりも大きなモーションで叫びながら、イヤイヤと首を振るベビンネ。
こうしてソースを塗り終えたら、最後に胡椒を振りかける。
「チチュッ…チッチュン…」
すると小さく愛らしいくしゃみをした。
それが終わると、より味が浸透するように、よく揉んでやる。
「ヂ〜ィ…ヂ〜…」
既にベビンネはクタクタになっていて、止めてという仕草も出来ていない。
後は、これを焼けば完成だ。
「ヂャイ…?ヂャッ…」
俺がベビンネをキャンプで米を炊くようにぶら下げると、その状況に戸惑い始めた。
「ヂヂッ…!」
そして何とか降りようとする。
だが、体が出来上がる前に無理矢理卵から出され、その小さな手足に自らの体重がかかっているのだ。
動けば動く程、負担は大きくなる。
そして、俺はガスバーナーを取りだし、火を付けた。
ゴォーーーッという如何にもな音がする。
ベビンネはそれに気付かず、自分の状況で精一杯だが、そんなベビンネにガスバーナーの火を当てた。
「ヂキュキャーーッ!ヂピィ…!ヂッピィ…!!」
これまでとは違い、まだ見えていないだろう目を思いっきり開いて絶叫する。
その瞳からは涙が滝のようだ。 「ヂブブブッ…ピィキューーッ!」
身を揺らし、懸命に止めてともがくベビンネだが、当然止めるはずはない。
大体一つの部分を5分程炙れば、こんがりといい焼き目になる。
全体が終わるのは20分程だ。
そうして体全体を炙り、最後は顔。
「ヂッ…ヂュ〜…」
驚くのは、顔以外全て焼かれたというのにまだベビンネが生きていること。
さすがはタブンネ。
こんなガキでも生命力は凄まじい。
「ヂッ!?クッ…カカカカカッ!」
その顔に火を当てると、一瞬驚いた声を出す。
その後、炎が当てられているため、息を吸うことが出来ずに苦しそうに息を吐くだけだ。
「カッ…」
その声を最後に、首がガクンと落ちたら「孵化前タブンネの炙り焼き」完成だ。
だが、もうちょっと面白いことがある。
ウチはこれを二つセットで提供している。
そして、敢えて一つずつ料理をするのだ。
もう一つの卵を割ると、最初のベビンネと違いガタガタ震えながら「ヂィーッヂィーッ」と泣き叫ぶ。
卵の中で、先程のベビンネの叫びを聞き、本能的に怯えているのだ。
苦痛の他に恐怖も感じたことで、また違った旨味が出る。
お客様には時間を頂いてるのが難点だが。
とろけるような舌触りと、ベビンネの柔らかい食感、そして俺の特別ソースが絡まった味は絶品だと自負している。
おまけに、体はもちろん、舌や内蔵も食べられてボリュームもたっぷりだ。
値段は2500円と高めだが、それだけの価値はあるので、一度は試してほしい。 もう一つ、人気のあるメイン料理「子タブンネの活け作り」を紹介しよう。
「ミミミッ♪ミッピィ♪」
体長が45cmくらいの、オスの子タブンネだ。
一匹で積み木を重ねて遊んでいる。
「一人じゃ退屈だろう?遊んであげるからこっちおいで」
「ミッミ?ミ〜ィミャ〜ィ♪」
全く疑うことなく、にぱっと可愛い笑顔を見せてくれる子タブンネ。
もちろん、行く場所は決まっている。
子タブンネは、これから自分がどうなるかも分からないでミィミィ鳴きながらよちよちついてくる。
そして二階に着くと、子タブンネは早く遊んでほしいのか「ミッミィ♪ミィ〜♪」と鳴いて俺のズボンを摘まんで見上げてきた。
そんな子タブンネを優しく抱き上げ、高い高いしてやると「ミャミャ〜♪ミッミ♪」と万歳をして喜ぶ。
だが、子タブンネの四肢を固定する台に寝かしてやると「ミゥ?ミ〜ミィ…?」と少し不安そうに鳴いた。
まずは毛を刈る作業。
カミソリで前の毛を反り落とすと、生まれたての雛のような肌が露になった。
「ミッ…!!ミィーッ!!」
子タブンネはもちろん嫌がっていたが、前の毛を反り落とし終わる頃には「ミゥ…ミゥ…」と沈んだ声で呟いた。
次に使うのは大きな鉈。
これでポッチャリした子タブンネのお腹を削ぎ落とす。
「ミ"ッ?ミッミィ…ミ"ーーッ!」
俺が近付くと鉈を怖がり暴れるが、四肢を固定する金具がガチャガチャとするだけだ。
鉈をお腹に宛がうと、子タブンネはピタッと大人しくなる。
「ミィ♪ミミッ?ミーィ♪」
と思ったら媚び始めた。
またか…と俺は心の中で呟き、溜め息を付いたが、そんなことはきに止めず鉈を引いた。
「ゥミ"ビミ"ャーーッ!!」
と凄まじい声で泣き叫ぶ子タブンネ。
「ビャハッ…!ミ"ブゥ!」
肉を切り離すと、子タブンネはもう息も絶え絶えだ。
その表情からは既に生きることを諦め、早くこの痛みから解放されたい、そんな意思が伝わってくる。
だが…
「ミ"!?ミィ〜…ミィーッ」
ここでルカリオが癒しの波動をかけた。
子タブンネは驚き声をあげる。
そして「ミィ…!ミュッ!」とイヤイヤと首を振るのだ。
よほど死にたかったらしいが、死んだら活け作りじゃないからねw 俺はその間に切り取った肉を刺身にする。子タブンネの肉は焼いても旨いが、生だとまた違う味なのだ。
「ミィ…ミ…」
そうして子タブンネの上に切り終えた刺身を乗せると「子タブンネの活け作り」完成。
値段はウチで最も高く、一つ4000円だ。
ちなみに、この料理は食べている最中も中々楽しめるので、今回はその様子もお見せしよう。
子タブンネを四肢を固定したまま、お客様の元へ運ぶ。
お客様も喜び、刺身に橋を伸ばした。
「ミッ!?ミヒィーッ!」
子タブンネは、自分の目の前で自分の体が食べられることにショックを受け、さらに強くイヤイヤする。
お客様はそんな子タブンネを見て喜ぶのだ。
「ミッミィ…ミッミ♪ミッミ♪」
子タブンネはそんなお客様を見て一瞬困惑したものの、すぐに媚び始めた。
自分の状況とお客様が何してるか分からないのか?w
お客様も、そんな子タブンネの媚び声にさらに気分をよくし、箸を進める手を早めた。
「ミャウ…ミ"ィ…」
お客様が自分を気にかけないことに悲しそうな声ですすり泣く。
「なんで助けてくれないの?」とでも言うように。
「ミ"ーッ!ミ"ャーーッ!!」
そしてついにお腹の肉を食べ終わるというとき、子タブンネが大声で喚いた。
実はこの料理には続きがある。
「すいません」
お客様がお腹の肉を全て食べ終え、俺に声をかけた。
「ミミッ…ミィ…」
子タブンネは俺の姿を見るとガタガタ震えて怯えている。
子タブンネはギリギリの所でお腹に肉が残っている。
お客様が刺身を食べ終わったら、これを開いて内蔵も味わうのだ。
「ビィーーッ!ミ"ッ…ミ"ビィ-!!」
俺がメスで内蔵を傷付けないようにお腹を切り開くと、キレイな内蔵が露になり、子タブンネは自分の体の中身を見て泣き叫んだ。
周りの別のお客様も、注目して集まる。
値段も高いため、頼んだお客様は少し優越感も楽しめるのだ。 「ミッ…ミミィ…♪」
子タブンネは集まったお客様に、少ない力を振り絞って媚びる。
だが、周りのお客様はクスクスと笑うだけだ。
俺はガスバーナーで、露になった子タブンネの内臓を焼いた。
「ビィギューーッ!!ミ"ハッ…ミ"ガガガ…」
子タブンネが目を大きく開き絶叫するとともに、店内のあらゆる人からワァッ!と歓声が上がる。
「ミキーーッ!ミィガーーッ!!」
子タブンネは絶叫を上げながらも、首を振り周りの人に助けを求めるよう視線を向けた。
「ミ"ガガガッ!ミ"ャゥアーーッ!!」
最後に心臓を焼くと、ピンクの心臓は茶っぽくなり、ミャッと最後の声とともにその動きを止めた。
俺はここでは使わない子タブンネの頭だけ頂き、焼いた内蔵に香辛料を振りかけた。
これが子タブンネの美味しい食べ方だ。 心理学に触ったならまず読む気にさせる文章か否かの判断くらいしような?
心理描写以前の問題 いよいよ最後はデザート「タブンネの目玉ゼリー」の紹介だ。
「ミッミィ♪」「ミゥ〜…」「ミェーン!」「ミッ!」
今二階にはタブンネが四匹いる。
どれも大人のタブンネだ。
部屋が変わっても変わらずはしゃぐ者、部屋をクンクンとする者、何故か泣いている者、警戒するようにキリッとする者と様々だ。
ちなみに、このデザートは目玉を使うため、オスメス関係なく使える。
まずはルカリオを繰り出す。
「ウォウ!」
「ミミ?」「ミ〜ィ♪」「ミ…ミィ…」「ミフーッ!」
ルカリオを見た反応も、首を傾げたり、相変わらず媚びたり、怖がったり、威嚇したりと、見ていて飽きない。
「ミッ?ミッミ?」
俺はそんなタブンネたちの中から一匹を椅子に座らせて、四肢を固定した。
ルカリオは残りの三匹の見張り役だ。
「ミッミ?」
まだ自分の危機に気付かず「何をするの?」と呑気に聞いてくるタブンネ。
「ミミ〜ィ?」「ミッミ♪」「ミャウ…」
残りの三匹は、そんなタブンネを興味深く見たり、ルカリオに媚びたり、震えている。
最後に、今回はこれまでと違い首を固定した。
「ミッ!?ミィミ!?ミッミィ!?」
ここでようやく異変に気付くタブンネ。
「ミャウ!?」「ミフー!ミッフーッ!!」「ミィ〜…」
見ていた三匹も威嚇したり、さらに縮こまった。
そうして俺は、タブンネのその青い瞳に大き目なスプーンを当てた。
「ミ"ッ!ミ"ィーッ!!」
ここで俺の意図を知り、大声で泣き「止めて」と懇願するタブンネ。
その瞳からは既に涙が溢れている。
そして、俺はそのスプーンをタブンネの目玉と瞼の間に押し込んだ。
「ミ"ッガーーッ!!ゥビィーーッ!!」
その瞬間、壮絶な叫びが部屋を包む。
タブンネは動かない手足、首でどうにか逃げようと暴れるが、無駄な体力を使うだけだ。
「ミッ!?」「ミッヒィ!」「ミフーッ!!ミ"フーッ!!」
残りの三匹も、驚いたりさらに強く震えたり、より一層強く威嚇したりする。 「ミギーッ!」
ここで、威嚇していたタブンネが吠えた。
チラリと見ると前傾姿勢で歯を剥いている。
「ウォウーッ!」
尤も、こんな時のルカリオだ。
タブンネが走り出した瞬間、神速で返り討ちにした。
「ミッギュ…」
情けない声で吹っ飛ぶタブンネ。
まるであの時のようだな。
思い出して少し笑ってしまった。
「ミ…ミィ…ミ…」「ミャウ…ミュゥ〜…」
残りの二匹も、その光景を見て完全に萎縮してしまった。
ある程度奥までスプーンが入ると、こてのように手首を捻ってやる。
すると、タブンネの青い瞳がコロンと飛び出した。
「ゥミ"ビャアーーッ!!ウ"ッギーーッ!!」
また叫ぶタブンネ。
残りの三匹も、耳を押さえて震えている。
「ミ"ゥアーーッ!」
叫ぶタブンネから飛び出す、まだ紐で繋がっている目玉。
この紐を、なるべく目玉に近い位置でハサミで切る。
プチッという音がして、目玉は完全に体から離れた。
「ミ"ミ"ガィーーッ!!」
と叫ぶタブンネは、激痛のあまりお漏らしをしてしまった。
「ミャァイーッ…」
ん?何だ?
残りの三匹の方から声が聞こえた。
振り返ってみると、どうやら一匹が恐怖に駆られ逃げ出そうと、ドアに向かってポテポテとゆっくり走っている。
尤も、タブンネにとってはダッシュなのかもしれないがw
「ミ"ハッ」
だがそれが成功する訳もない。
ルカリオの波動弾が、逃げるタブンネの背中に命中した。
「ミ"ィヤーーッ!!」
足を掴まれて引き摺られながら両手でバタバタするタブンネの姿は実に滑稽だ。
再び元の位置に戻されると、まるで失意のどん底にいるような表情で小さく、ミィと泣いた。
そして、俺はもう片方の目にスプーンを当てる。
「ミ"…?」
タブンネは掠れた声で呟き、ガタガタと震えた。
当然だろう。
両面の視力を失う危機に立たされているのだから。
「ミ"ゥ〜!ミ"ィヤーーッ!」
なんとかそう叫ぶが、既に力はない。
俺は再びタブンネの瞳にスプーンを押し込んだ。 「距離置いていた」を自分のことだと思ったのにわざわざ聞きに行く時点で頭おかしいわ 「ミ"ゥガーーッ!!」
またもやそう叫ぶタブンネ。
まぁ、これは先ほどと同じ展開だから商略しよう。
こうして両目を失ったタブンネだが、まだ生きている。
椅子から降ろしてやると、手探りで「ミ"ィ…」と泣きながら歩き始める。
「ミ"ベッ!」
だが転んでしまった。
「ミ"エーッ…ミ"ャーーン…」
すると今度はうつ伏せのまま大声で泣きじゃくり始めた。
よほどショックだったのだろう、両手足をバタバタさせている。
「ミィ…」「ミッミィ!」「ミッ!!」
そんなタブンネの回りに三匹も集まり、癒しの波動をかけたり、慰めるように背中や頭を撫でている。
「おい」
「ミヒィッ!?」「ミッ…」「ミッミィ♪」
だが、俺が声をかけると、ビクッとした。
しかもその内の一匹はあろうことか、この俺に媚びたのだ。
まぁ、コイツらは全員目玉を取り出すのは決定しているが、反応が面白そうだからこの媚びた奴は最後にしてやろう。
俺は震えるタブンネたちの内、一匹の腕を掴み椅子まで引き摺った。
「ミッ…!ミ…!」
そのタブンネは何とか踏ん張って避けようとしているが、その顔はクリムガンのように真っ赤に染まっていたw
「ミフーッ!!」「ミッフー!!」「ミ"ャゥ!?」
二匹は威嚇し、先に目玉の無くなったタブンネは訳が分からないだろう。
そうしてタブンネを椅子に固定した。
「ミ"ギャーッ!!ミ"ィワーン!!」
そのタブンネはついに鳴き始めてしまう。
「ミギーッ!!」
すると、威嚇していた二匹のうち一匹がそう叫んだ。
「ミギャッ!」
だが案の定、ルカリオのインファイトに吹っ飛ばされた。
タブンネの種族はドイツも学習しない生物だなw
この流れは省略するが、大体同じように両目を取り出した。
タブンネの反応も同じようなものだ。
タブンネを椅子から降ろすと「ミ"ギーーッ!!ミ"ィガーーッ!!」と叫んだ。
これまで見えていたものが見えなくなり、相当ストレスになっているのだろう。 無傷なタブンネ二匹は、目玉のなくなったタブンネをそれぞれ慰めている。
「ミグゥッ!?」
だがここで、今目玉を無くしたタブンネが、自分を慰めていたタブンネに噛みついたのだ。
「ミ"ィ…?」
すっかり失意の中にいる最初のタブンネ。
「ミッ!?」
そして、そちらを慰めていたタブンネは驚き声を上げる。
「ミ"ウーッ!」
噛みついたタブンネは最早狂っているのか、鬼のようの形相だ。
目玉がなくなり、ポッカリと空いた穴も手伝って、その表情はタブンネのくせに中々怖い。
「ミゥビーッ!ミィ〜ン!」
噛まれたタブンネは泣きじゃくっている。
仕方ない、この目玉無しのためにも、次はコイツを使ってやる。
「ミ"バッ!!」
俺は噛みついたタブンネをひっぺがし、蹴りを入れた。
「ミィミミィ♪」
そのタブンネは「助けてくれてありがとう」とでも言うように、俺に向かってお辞儀した。
コイツ、わかってんのか!?w
俺はそんなタブンネを椅子まで引き摺り、椅子に固定する。
「ミャウーーッ!ミィビーーッ!!」
この時のタブンネの顔は、「助けてくれたのに…」という絶望の表情だった。
お前は商品だから、あまり傷ついてほしくないんだよw
同じく省略。
こうして三匹目のタブンネも目玉を取り出した。
椅子から降ろすと、すぐに最後のタブンネが駆け寄る。
「ミィ?ミミィ!」
「大丈夫?元気出して!」
そんな無責任な声だ。
そのタブンネも「ミィ…ミ"ャゥ〜…」と唸り、最初のタブンネに寄り添った。
噛みついたタブンネは随分静かだが…
やられた。
舌を噛み切り死んでいた。
恐らく両目がなくなったことに絶望してだろう。
癒しの波動で痛みはなくなっても、さすがに無くした体までは再生しない。
尤も、今後のことを考えると、コイツが一番賢い選択をしとと言えるかもしれないが。 >>939
最後まで見てたけどいなかったな
ノー窓は相変わらず臆面もなくコメントしてたが そして最後のタブンネだ。
俺がチラリと見ると、タブンネはこちらを向いて「ミッミィ♪」と鳴いた。
最初に媚びられて順番を後回しにしたからだろう。
そうすれば自分は大丈夫だと思うお花畑だ。
「おいで♪」
俺が優しく声をかけると、案の定「ミ〜ィ♪」と甘ったるい声でポテポテと歩いてきた。
当然椅子行きだw
「ビィヤーーッ!!ミ"…ミ"ガーーッ!!」
裏切られた…そんな感じに叫び、助けを求めるタブンネ。
「ミ…ミィミ♪」
そしてスプーンを見ると、また媚びた。
そんなことしても何にもならないのにw
「ミ"ッギュー!!」
スプーンを押し込むと、タブンネは断末魔を上げた。
同じく省略
目を失ったタブンネたちは、うずくまったり、倒れていたり、泣いたりしている。
「ミィ…」「ミ"ャーーン…ミィ〜ン!」「ミ"…ミ"…」
その声も様々だ。
さて、この取り出した目玉をボールに入れ、アロエ果肉くらいまで細かく砕いていく。
いくら何でも、目玉がそのままゼリーになってるなんて嫌でしょう?w
そして細かくなった目玉を、寒天、果物果汁と混ぜて固めれば「タブンネの目玉ゼリー」完成。
一皿200円とリーズナブルで人気のデザートだ。
「ミィ〜ン!」「ミ"…」「ミフーッ!!」
え?あいつらは?
こうなれば部屋にも戻せないし、速やかに別の料理で処理するよ。
これで俺のレストランの紹介を終わろう。
もちろん、ここで紹介した以外にも、耳せんべいやタブンネラーメン、タブンネフライ等多数の料理がある。
正直、可哀想と思うこともあるが、だからこそ美味しく料理するのが俺の義務だ。
レストランは絶好調で、この調子なら年内にイッシュ全土に広がり、来年にはジョウトにも支店を出せるだろう。
シェフも足りないし、忙しいが俺は充実の毎日を送っている。
皆も、ライモンに遊びに来た際は是非立ち寄ってみてくれ。
<終> 可愛い赤ちゃん
テーブルの上に置いた卵がカタカタ揺れ、ひびが入る。
割れた殻の隙間から、ベビンネが顔を覗かせた。
そしてベビンネは殻を押しのけて這い出し、「チィチィ…」と可愛らしい産声を上げた。
「よーしよし、パパですよー。今日からよろしくな」
俺はベビンネを抱き上げ、ぬるま湯を入れた洗面器でベビンネの体を洗ってやる。
そして全身を丁寧に拭い、タオルでおくるみにして抱き上げ、
あらかじめ用意しておいた哺乳瓶を咥えさせた。
「チィチィ…♪」
本能のまま、ベビンネは哺乳瓶からちゅうちゅうとミルクを吸う。
生まれたばかりで目も開いていないが、心なしかうれしそうな表情だ。
その笑顔を見ていると本当に心が和む。目に入れても痛くないとは正にこの事だろう。
しかし大変なのはこれからだ。
生まれたての赤ちゃんには、数時間毎に授乳し、排泄も手伝ってやらなくてはいけない。
異常がないか常に神経も使うし、ゆっくり寝るわけにもいかない。
平日、会社に出勤する前にはポケモンセンターの託児所に預け、帰りに引き取るという繰り返し。
人間も同じようなものだから、育児ノイローゼになる母親がいるのも無理からぬ話だ。
だが俺は苦にならない。ベビンネを卵から孵化させて育てるのは6匹目だから手馴れたものだし、
何より赤ちゃんの無邪気な表情を見れば、育児の苦労など吹き飛んでしまうのだ。
最初はもぞもぞとしか動けないが、1週間もすれば目も開いてハイハイで動き回るようになる。
「チィチィ♪」と声を上げながら部屋中を這い回る姿は、いつまで眺めていても飽きない。
会社なんか休んで、ずっと眺めていたいくらいだ。
そしてハイハイから、ヨチヨチ歩きをするようになり、餌もミルクからオボンの実に変わった。
赤ん坊らしい「チィチィ♪」という声も、いつしか「ミッミッ♪」に変わっている。
生後3ヶ月も過ぎれば身長も40センチを越え、ベビンネ改め子タブンネだ。
成長期なのか、最近はオボン1個では足りず、2個目をせがむようになってきている。
(そろそろ潮時かな…)
自分を見つめる俺の視線に、変化が現れている事に子タブンネは気づいていない。 (そろそろ潮時かな…)
自分を見つめる俺の視線に、変化が現れている事に子タブンネは気づいていない。
そんなある日、俺は子タブンネを連れてドライブに出かけた。
空は晴れ渡り、絶好のドライブ日和だ。俺は気持ちよく車を走らせる。
助手席の子タブンネは近場の散歩ばかりしかしたことがないので、
見るもの全てが珍しいらしく、「ミィミィ♪」とはしゃぎながら窓の外の景色に夢中だ。
やがて海が見えてきた。海沿いの道路の休憩所に停車し、俺は子タブンネを連れて車を降りる。
「ほーら、海だぞー」
俺は子タブンネを抱え上げ、休憩所の崖の側の柵までやってきて、海を覗かせた。
「ミッミッミッ♪」
地平線まで果てしなく続く海原と、崖下の岩に寄せては返す波に、子タブンネはすっかり興奮している。
「じゃあな」
俺は一言言うと、抱きかかえた子タブンネを海に放り投げた。
「ミィーッ!?」
叫び声を残し、子タブンネは10メートルほど下の海面に落下する。
ドボンと沈み、数秒後に浮き上がってきた子タブンネは必死にもがいて俺に助けを求める。
「ミッ、ミィィーッ!ミビィーッ!!」
だがその周辺の波が逆巻き、あちこちから子タブンネ目掛けて水中からいくつもの魚影が迫ってきた。
「ミギャァァーッ!!」
子タブンネの悲鳴が絶叫に変わった。キバニアだ。この辺りはキバニアの生息域なのだ。
数十匹のキバニアに襲われた子タブンネの姿が水中に引きずり込まれる。
「ミィィィィ!!ミヒィィィィィィ!!」
懸命の力で一瞬浮かび上がるが、その姿は既にボロボロで、触覚は食い千切られ、
耳にも顔にも手にも、所狭しとキバニアが食いついている。
「ミイィァァァァ…!!」
どうしてこんな目に遭うのかわからないといった絶望の表情を浮かべたまま、
子タブンネは再び引きずり込まれ、二度と浮かび上がってくることはなかった。
「ふっ」
俺は軽くため息をつく。特に感傷などない。 怖いな…いや何が怖いって、やむ無くリプで聞いてたけど送れてたらDMで聞く気満々だったわけだ
鹿にフォローされてると、迂闊な発言したら俺の悪口言った?ってDMが送られてくる可能性があるって嫌すぎるわ なぜこんなことをするのかといえば、答えは簡単。俺は赤ちゃんは大好きだが、子供は嫌いだからだ。
赤ちゃんは確かに手がかかるし、面倒だ。だが泣くのも愚図るのも全て本能のなせる業。
純真無垢な行動には邪心ひとつない。どんな苦労だって、惜しくはないのだ。
だが子供は違う。成長して余計な知恵がつき、ズルをする事を覚え、わがままになってゆく。
小賢しく汚れた生き物には俺は興味はない。
過去に5匹のベビンネを孵化させ、精魂込めて育ててきたが、ある程度成長してくると愛情が急に冷める。
もはやいらなくなった子タブンネは、こうして始末してきたのだった。
獲物を食い尽くしたキバニアは散っていき、水面は静けさを取り戻した。
俺は車に戻り、本日の2つ目の目的地に向けて出発する。新たな卵を入手するためだ。
海から引き返し元の道を戻る途中、大きな森の側で俺は車を停めた。
この森にはタブンネが多数生息しており、過去の卵は全てここで手に入れたのだ。
車のトランクから金属バットを取り出した俺は、森の中に踏み入ってゆく。
タブンネを警戒させないよう、足音を殺しながら森を探索するうち、タブンネの巣を見つけた。
親の姿は周囲に見当たらず、卵が1個あるだけだ。色つやも大きさも申し分ない。
持ち帰ろうと手を伸ばした時、ガサガサと草むらを掻き分け、1匹のタブンネが姿を現した。
血相を変えて駆け寄り、卵をひったくる。どうやら母親らしい。
卵を獲り損ねた俺は、舌打ちしながらバットをタブンネに向けて突きつけた。
「おい、その卵くれよ。また産めばいいだろ?」
「ミーッ!!ミィィ!!」
タブンネはとんでもないとばかりに首を横に振る。まあ、当然の反応だ。
だが、そう簡単に引き下がる俺ではない。
「そうか、じゃあ少々痛い目を見てもらおうか」
言いながら、俺はバットをタブンネの側頭部目掛けてフルスイングした。
「ミビャァーッ!!」
殴り倒されたタブンネは卵を取り落とした。卵はころりと草むらの上に転がる。
バットを一旦地面に置き、俺が卵を拾おうとすると、タブンネもすがりついてきた。
さっきの一撃で頭から流血しているというのに凄まじい執念だ。母性の成せる業なのだろう。 「放せよ、もう一発くらいたいのか!」
「ミーッ!ミーッ!!」
俺とタブンネは両手で卵を引っ張り合う。タブンネはあきらめる気配がなさそうだ。
こうなったら動けなくなるまで叩きのめしてから奪うしかないと思い、俺は手を放した。
急に手を放され、勢いあまってタブンネは後ろにバッタリ倒れる。
ところがその時、グシャリという嫌な音がした。
卵を引っ張る力が強すぎて、タブンネは自ら卵を抱き潰してしまったのだ。
「ミッ!?………ミ……ミィィ……?」
恐る恐る自分の腹部を見たタブンネが見たのは、卵の破片とその中のベビンネの姿だった。
卵の殻ごと抱き潰され、体が破裂したベビンネは、もちろん血まみれで即死だ。
「ミ……ミヒィィィィィン!!」
産声を上げることすらなくあの世へ行ってしまった我が子の亡骸を抱き締め、タブンネは号泣し始めた。
「バカが、さっさと放していればこんな事にならなかったのに」
俺は吐き捨ててタブンネに背を向け、新たな卵を探してさらに森の奥へ向かった。
しかしいつもならもういくつかは巣と卵が見つかるものだが、今日はどうも見当たらない。
先程のタブンネの悲鳴を聞きつけ、他のタブンネは怯えて逃げたか姿を隠してしまったのかもしれない。
あきらめて引き返そうかと思った時、ちょっと開けた場所が見え、タブンネの親子の姿が目に入った。
父親らしいタブンネが子タブンネと遊んでおり、それを母親タブンネが笑顔で眺めている。
母親タブンネは卵を抱いていた。まあまあの代物だが、今日はあれで妥協するとしよう。
草むらを掻き分けて姿を現した俺に、タブンネ一家は警戒心を露にした。
母タブンネと子タブンネは、怯えた顔で父タブンネの後ろに姿を隠す。
「ミッ!」
父タブンネは両手を広げ、俺を通せんぼする。勇敢といえば勇敢、無謀といえば無謀だ。
卵をよこせ、などと言っても聞く耳を持たなさそうだ。だったら、いきなり実力行使するに限る。
俺はバットを父タブンネの脳天に振り下ろした。
「ミヒィーッ!!」
倒れる父タブンネの頭も背中も手足も、俺は見境なく殴打する。
「ミッ!ミギィ!ミヒィー!ビッ!ギィィィ!!」 なんでそんなワガママかまってちゃんの相手してんだ? 父タブンネの全身はたちまち痣だらけになり、涙を流して『もう許して』と言いたげな悲鳴を上げる。
側では母タブンネが子タブンネを抱きしめて、ガタガタ震えていた。
俺は母と子に見せ付けるかのように、渾身の力を込めてバットを父タブンネの頭に叩きつけた。
一回。「ミギャアアーーーッ!!」
二回。「ギィィィィィィィ……!!!」
そして三回。「ゴバァッ…!!」
三回目で頭蓋骨が陥没し、血が吹き出した。全身をビクンと大きく痙攣させた父タブンネは動かなくなる。
「ミッヒィィーーー!!」「ミィィィィ!!」
その無残な姿に、母子は悲痛な声を上げて号泣する。しかし俺は容赦しない。
母タブンネに歩み寄ると、触覚をぐいっと引っ張った。
「ミヒッ!?」
「卵をよこせ。嫌だといったらこのガキを殺す。そいつよりもっと苦しめてもっと酷いやり方でな」
直接触覚を握って感情を伝えた母親はもちろんのこと、子タブンネにも俺の心が伝わったようだ。
2匹とも真っ青になって、何かの発作でも起きたかのように全身がガタガタ震えている。
母タブンネは滝のような涙を流し、迷っていたようだったが、もはや選択の余地などないことに気づいたようだ。
「ミ、ミィィ……」
震える手で俺に卵を差し出した。俺はニッコリ笑ってそれを受け取る。
卵さえ手に入れば無益な殺生をする気はない。俺はバットの血を、父タブンネの死体の毛皮で拭き取った。
「じゃあな、新しいパパでも見つけて、また卵を産みな」
卵をそっと抱え、立ち去る俺の背中のほうから、泣き声が聞こえてきた。
「ミィィィィ…!」「ミィッ、ミィッ…」
だが俺の心は晴れやかだった。
車に戻った俺は、卵が割れないようバスタオルでくるんで、助手席にそっと置いた。
エンジンをかけ、発車させる。相変わらずいい天気だ。気持ちがいい。
この卵からどんな赤ちゃんが生まれるかと思うと、自然に頬が緩む。
俺は卵が割れたりしないよう、安全運転で車を走らせる。
「一日でも長く赤ちゃんでいてくれよ」などと無理な願いを心の中で呟きながら。
(終わり) _,,,,,,,---シ" │
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゙''-、,,,_ ., .,,,,,―'''" タブンネ虐待オブリビオンまた来たのか
ケルブレからオークやビルシャナが来るからビルシャナの説教を聞きながらオークの触手でアナルを開発してもらえ _,,,,,,,---シ" │
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断る
代わりにお前がそれを受けるよう、取り計らう
お前が女なら触手で子宮から卵巣から全て破壊されれば良い
お前が男なら肛門、大腸、小腸、胃、食道と破壊されると、こちらの心が温まる _,,,,,,,---シ" │
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まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ.
大淫魔サイレーンを召喚、フィールドをニライカナイに変更
転載タブ虐SSをすべて淫魔のエッチなSSに変換
これでお得意の虐待コンボは使えなくなったな
大人しく男触手調教を受け入れろ このスレッドは1000を超えました。
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