サムスン・LGなどの韓国勢に押されていたソニーが、プレミアムテレビ市場で急速に存在感を増している。

11日、市場調査企業HISによると、1台当たり1500ドル(約16万5000円)以上の「プレミアムテレビ市場」の1−3月期のメーカー別占有率を調査した結果、ソニーが39.0%で前期(17.5%)の倍以上を記録して首位に立った。

同じ期間、LGエレクトロニクスは前期比8%ポイント下落した35.8%、サムスン電子は7%ポイント下落した13.2%にとどまり3位に落ちた。

1台当たり1500ドル以上の値段がつくプレミアムテレビ市場は、昨年同月期の時点ではサムスン電子が39.5%という圧倒的シェアで1位を記録していた。

当時、LGエレクトロニクス(17.7%)とソニー(17.5%)がサムスンの後につけていたが、1年でその状況は大きく逆転した。

ソニーが躍進した背景には、大型液晶表示装置(LCD)の技術力と最近発売した有機発光ダイオード(OLED)テレビを前面に出したプレミアム戦略が挙げられる。

米国消費者メディア「コンシューマー・レポート」の「推奨テレビリスト」(5つ)には、これまでサムスンとLG製品が占めていたが、先月のリストにはソニーの製品が2つ入り、は徐々に復活の兆しを示している。

http://japanese.joins.com/article/066/230066.html

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サムスン電子のQLED TV(写真=サムスン電子)