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寄生虫の卵 感染、ラッキーかも=猪飼順 /東京 (毎日新聞)

鍋物の季節がやってきた。我が家の定番はキムチ鍋。
冷蔵庫にあったキムチは、寄生虫の卵が検出されたと話題の某国製だったが、
炒めたキムチを使うのがおいしさのコツというから、卵があっても問題ないだろう。

子どものころ、野菜を洗っていて「虫がいる」と大騒ぎして怒られたことを思い出した。
行商に来る農家から買っていた野菜は、虫食い跡は当たり前。
菜っ葉類を洗うと、必ずといっていいほど、元気な虫に遭遇したものだ。
慣れてしまえば、「虫がつくほどおいしい」と思えてきた。

寄生虫に感染するとアレルギー反応を抑制できるという学説を唱える
藤田紘一郎・東京医科歯科大名誉教授は、自らもサナダムシを
体内に共生させていたことで有名だ。花粉症が抑えられる上に、
いくら食べても太らないなどと聞くと、魅力的とすら思う。

とはいえ、さすがに自分から卵を飲む勇気はない。
「キムチで感染したら、ラッキーかもしれない」と頭をかすめ、深夜に鍋を平らげた。
感染よりも、まず食べ過ぎに注意すべきかもしれない。