康京和(カン・ギョンファ)外交部(省に相当)長官が、世界各国に駐在する大使・総領事らすべての在外公館長に辞表提出を指示したことが21日、確認された。

これは、外交部当局者が「康京和長官は20日、在外公館長約160人に辞表提出を指示した。交代させるべき人は交代させ、留任させるべき人は留任させる再信任手続きが進められることになる」と述べたものだ。

この当局者は「公館長は政府を代表する象徴性のある地位だけに、新政権発足時に慣習的に行われている手続きだ。

今回は(前大統領の弾劾で)大統領業務引き継ぎ委員会の期間がなく、長官指名から就任までの時間が長引いたのに伴い、これまでの新政権発足時に比べてやや遅れて行われた」と説明した。

公館長らの再信任手続き進行と合わせて、米国・中国・日本・ロシアの「4強」周辺国を含む主要国駐在大使の本格的な人選作業も始まるものと見られる。

金真明(キム・ジンミョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/22/2017062200683.html