中国上海市の造船所で28日、最新鋭大型ミサイル駆逐艦の1番艦の進水式が行われた。

 中国海軍の駆逐艦としては最大の1万トン級で、完全な自主開発という。国営通信、新華社など中国メディアが伝えた。

 中国は東・南シナ海の領有権を巡り日本を含む近隣国と対立する中、初の国産空母を4月に進水させるなど海軍力の強化を推し進めている。

 中国メディアによると、進水したのは「055型」と呼ばれるミサイル駆逐艦で、遠洋での作戦能力を有している。空母艦隊に加わるとの見方も出ている。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/170628/wor1706280046-n1.html

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花火が打ち上げられる中で行われた055型ミサイル駆逐艦の進水式=28日、上海(ロイター)