民進党の蓮舫代表は18日の記者会見で、日本国籍と台湾籍の「二重国籍」解消に関し「戸籍は極めて秘匿性の高い情報だ。安易に公開を迫られるものではなく、他者によって強制的に示されるものでもない」と強調した。

 自身の戸籍謄本の一部公開について「前例にしてほしくない。差別を助長してほしくない」とも語った。

 日本国籍と台湾籍の「二重国籍」が昨年秋に発覚していたにもかかわらず、戸籍謄本の一部などの公開が遅れたことについて「子供が未成年だった」と説明した。

 春に子供が20歳となったことから公開に踏み切ったという。公党の代表として「政権に説明責任を求めている立場」であることも考慮したと述べた。

 これまで自身の説明が二転三転したことについて「事実の確認をせずに発言してしまった。一貫していない説明があった。あやふやな説明によって『本当だろうか』と思う人がいた」と述べ、対応の不手際を認めた。

 国政に進出する前のタレント時代に雑誌などで「二重国籍だ」「中国籍だ」などと明言していたことについて「混同して発言した。浅はかな発言だった」と釈明した。

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