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2017/07/25(火) 21:14:17.59ID:CAP_USERフィリピンのドゥテルテ大統領が南シナ海問題を棚上げにし、親中姿勢を明確にした昨年10月の訪中について、王氏は「2国間を覆っていた暗雲を晴らした」と評価。当事国の間で南シナ海問題解決に向けた取り組みが順調に進んでいるとアピールし、日米など域外国をけん制した。
カエタノ氏は会談の冒頭、南シナ海問題を巡る中国とフィリピンの2国間協議メカニズムを「両国当局間の懸け橋になっている」とした上で「王氏が表現したように、今は両国関係の黄金時代だ」と述べた。
王氏は会見で、南シナ海での平和と安定を維持するには中比関係の改善が重要だと指摘した。(共同)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170725/dly1707250025-n1.html
【緊迫・南シナ海】王毅外相がマニラ訪問 外相会談、南部の過激派対策で比支援 ASEAN会議へ地ならし
【シンガポール=吉村英輝】中国の王毅外相は25日、訪問先のフィリピンでカエタノ外相と会談後に記者会見し、両国が2国間協議を再開した南シナ海問題について「適切な解決方法を探る正常軌道に戻っている」と述べた。
8月上旬に迫ったマニラでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に向け、議長国フィリピンの取り込みを固め、南シナ海問題が主要議題とならないよう、地ならしを進めた格好だ。
王氏は会談が「兄弟のような会話で行われた」と述べ、両国の良好な関係を強調。
中国の南シナ海での主権主張を退けたハーグ仲裁裁定の「棚上げ」に応じて親中姿勢を明確にしたドゥテルテ大統領について「外交姿勢を評価する」とし、同盟国の米国との間にくさびを打ち込んだ。
王氏は、フィリピンに対して行うインフラ建設や農業・漁業支援などを並べ、麻薬対策や南部ミンダナオ島での過激派対策への協力も表明した。
カエタノ氏は、ドゥテルテ氏が南シナ海で中国との共同資源開発に意欲を見せていることについて「(関係が良い)両首脳が英知を出し合えば実現は可能だ」とした。
http://www.sankei.com/world/news/170725/wor1707250032-n1.html
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25日、マニラで記者会見するフィリピンのカエタノ外相(右)と中国の王毅外相(共同)