インド訪問中の自民党の茂木敏充政調会長は26日午後(日本時間夜)、スワラジ外相とインド外務省で会談し、安全保障と経済両分野での協力を進めることで一致した。弾道ミサイル発射を続ける北朝鮮への圧力強化についても確認した。

 安倍晋三首相による「訪問を楽しみにしている」とのモディ首相宛てのメッセージを伝達した。

 茂木氏のインド訪問は9月で調整する安倍首相の同国訪問に向けた地ならしの意味合いがある。

 茂木氏は、北朝鮮対応を巡り「インドと連携したい。拉致問題への理解と協力を期待する」と表明。スワラジ氏は「全く同意する」と述べた。

 日本の新幹線方式が導入されるインドの高速鉄道計画を巡っては「両国協力のシンボルだ」とも語った。(ニューデリー 共同)

http://www.sankei.com/politics/news/170727/plt1707270006-n1.html