0001右大臣・大ちゃん之弼 ★@無断転載は禁止
2017/07/27(木) 10:50:46.63ID:CAP_USER韓国のたばこ代は先進国に比べるとまだ安い方だ。喫煙によってもたらされる害悪は今や説明するまでもないだろう。そのため責任ある政党であれば、たばこ代の値下げを今回のように軽々しく口にすることなどできないはずだ。ところが自由韓国党は単に喫煙者の支持を得るためだけにたばこ代の値下げを目指しているようには見えない。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と政府与党が0.1%の富裕層や大企業に対する増税を掲げ、庶民の人気を得ようとしているため、自由韓国党はこれに対抗し、たばこ税と油類税を引き下げることで庶民に減税の恩恵を与え、支持を集めたいと考えているのだろう。ポピュリズムにはポピュリズムで対抗するということだ。政府はポピュリズム政策に必要な税金も、国民の大多数以外のところから取り立てるポピュリズム的な方法を使おうとしているが、これに対して野党は「それならこちらは庶民が支払う税金を引き下げてやる」と応じたようなものだ。
与野党の双方がポピュリズム的な経済政策を掲げるのは昔からあったことだが、今やそれも行き過ぎた感がある。現政権発足後、与党のポピュリズム政策に必要な資金集めを野党がポピュリズム政策によって妨害する状況となった。このポピュリズム競争は最終的には間違いなく国を破滅に導いてしまうだろう。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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記事入力 : 2017/07/27 09:57