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2017/07/27(木) 21:33:15.03ID:CAP_USER協定締結日に合わせ、弾道ミサイル発射の可能性がささやかれているのに加え、日本海では潜水艦が10日近くという異例の長期間、活動を続けているのだ。日本の守りは大丈夫なのか。
過去にも北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定締結日近くに、ミサイル発射に踏み切ったことがある。ちょうど3年前の2014年7月26日、短距離弾道ミサイル1発が日本海に向けて発射されたのだ。
それだけに、今回の発射も現実味を増しているといえる。準備を進めている弾道ミサイルの種類は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)または中距離弾道ミサイルとみられている。
陸地での動きに加え、不気味なのが日本海での北朝鮮潜水艦の航行だ。韓国・聯合ニュースは25日、北朝鮮のディーゼル式の「ロメオ級潜水艦」(排水量約1800トン)が日本海で「10日近くも活動する異例の動きを見せている」と報じた。記事では、ロメオ級潜水艦がこれほど長期、本国から遠い海域で活動するのは異例としている。
核やミサイルに比べると、あまりなじみのない北朝鮮の潜水艦だが、その能力は日本の脅威となり得るのか。ジャーナリストの恵谷治氏は「小型潜水艦のほうが主流で、そこそこの能力を持っているといってもいい。ただ、日本にとっては、何の脅威にもならない」と指摘する。
小型潜水艦が多いことは、航続力の点で韓国にとっては脅威になっているという。実際、韓国海軍の哨戒艦「天安」が2010年3月、黄海で北朝鮮の魚雷攻撃によって撃沈され、乗組員46人が犠牲となった。魚雷は小型潜水艦から発射されたと結論づけられており、「決して侮れない」(恵谷氏)。
日本にとって気がかりなのは、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発も進めていることだ。米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は20日、6月30日に撮影された商業衛星写真を解析し、北朝鮮東部の造船所で潜水艦の艦橋付近に置かれていた機器が撤去されており、メンテナンス作業が終わったとみられるとも指摘した。
さらに、前出の聯合ニュースの記事は、北朝鮮潜水艦の日本海での行動目的に関し、韓国政府関係者の話として「SLBMを試射するための水中情報収集などが目的の可能性もあり、綿密に監視している」と伝えた。
北朝鮮のSLBMについて、恵谷氏は「SLBM発射用の潜水艦を新たに造ったと思われる。まだ確実な証拠はないが、専用の潜水艦から発射できる能力を持っているのではないか」と話す。
SLBMが発射が強行された場合、日本は対応できるのか。恵谷氏は「イージス艦で迎撃、撃ち漏らしたら、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で対応するという現状のミサイル防衛システムで対応できると思う」と語った。
現状は対応可能のようだが、北朝鮮の動きが不気味さを増しているのもたしかだ。
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170727/soc1707270012-n1.html
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170727/soc1707270012-n2.html
http://www.zakzak.co.jp/images/news/170727/soc1707270012-p1.jpg
金正恩氏(ロイター)