歌や紙芝居、平和への思い 白山で「いしかわピース9フェス」

ラップで政権風刺も

 歌や紙芝居、演奏などで平和への思いを発信する「いしかわピース9フェスティバル」(北陸中日新聞後援)が三十日、白山市美川文化会館であった。

 フェスはステージ、展示の二部門で構成。ステージ部門は地元のフォークグループ「でえげっさあ」がラップ調で安倍政権を風刺する歌を披露。

 在日韓国人二世のシンガー・ソングライター趙博(ちょうばく)さんは平和をテーマに歌った。

 県内で紙芝居の演じ方を教える「のまひょうしぎの会」は、修行中の忍者がユニークな呪文で苦難を乗り越える演目を上演。観客と一緒に「まんまるまんまたんたかたん」と呪文を唱えて笑いを誘った。

 展示部門は県内外で活動する市民団体やNPO法人など十二団体が、原爆が投下された直後の広島、長崎を描いたパネル、原発再稼働に反対するデモの写真を並べた。

 (冨田章午)

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170731/CK2017073102000023.html

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170731/images/PK2017073002100197_size0.jpg
紙芝居を演じる「のまひょうしぎの会」=白山市美川文化会館で