見知らぬ土地を訪れる時は、その土地の文化や習慣など、様々なことに思いを巡らせるものだ。だが、いくら想像しても訪問して初めて知ることも数多く存在するものであり、実際に訪問して驚くことも少なからず存在するだろう。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を訪れた中国人による手記を掲載し、「日本には思いもよらなかったことが数多くあった」と伝えている。
 
 記事はまず「日本で思いもよらなかったこと」の1つ目として、「京都御所が無料で見学できること」を挙げた。「歴代天皇が居住していた場所でありながら、まさか無料で公開されているなんて」と驚きを示しているが、これは中国人ならば驚くかもしれない。

 中国では観光地や観光施設は入場が有料であるのが一般的だからだ。
 
 続けて、日本の一般家屋が「これほど小さいとは思いもよらなかった」と主張。中国では日本のホテルなどの部屋についても「非常に狭い」という指摘がよく見られるが、一般家屋やマンションの部屋について「これほど狭く、小さいとは思わなかった」と主張。

 一方で、狭いながらも暮らしに必要なものは全部しっかりと揃っていたことも別の意味で驚きだったようだ。
 
 また、日本では「最も高さがあるビルですら高さ300メートルしかない」とし、先進国である日本には世界有数の高層ビルがなかったことも驚きだったようだ。日本は地震が多い国であるため、極端に高い建物は存在しないが、これは技術より安全性を優先しているためだ。

 中国には高さ600メートルを超える建築物もあるため、日本一の高さを持つビルが300メートルというのは「意外」だったという。(編集担当:村山健二)

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