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2017/08/04(金) 08:35:09.49ID:CAP_USER五輪組織委員会、文化体育観光部(省に相当)、江原道(カンウォンド)と五輪主催者すべてが共同開催し、全国民の関心が集まるきっかけづくりも兼ねていたが、逆に失望を招きかねない不祥事が生じていた。
江原道が公式フェイスブックで花火大会をPRした画像に盗用疑惑が浮上し、同道が画像のデザイン会社に謝罪した。ところが、正式な謝罪文の掲載に関しては拒否をし、物議を醸しているという。韓国のネットユーザーは「すっかり平昌五輪に不正のイメージがついてしまった」などと書き込んだ。
韓国KBS(電子版)が7月18日に報じた。問題の画像は、2つの山の間から都市の夜景を描き、夜空には多数の星がちりばめられている。フレーズをジグザクに配置したデザインも酷似している。告知文字を左上に配置したことまでそっくりなのだ。
デザイン会社は7月18日、2014年に製作した公演ポスターのデザインと江原道の花火PRポスターが酷似していることに代表の知人を通じて気付き、インスタグラムに2つの画像をアップするとともに「どうしてなのでしょうか。江原道庁は説明をお願いします」と書き込み、盗用疑惑が発覚した。
代表は、学生や公演側が作品をコピーした場合は目をつぶることが多かったというが、「江原道庁が盗用したことは考察が必要な問題」とし、電話で江原道庁に抗議。すると、同道は謝罪し、画像を削除したという。
江原道広報室はデザイン会社の投稿があった後、公式ツイッターで「広告代理店の誤った判断で、江原道の名誉とデザイン会社代表をはじめとする関係者の方々に大きな被害をかけてしまった」とし、著作権を侵害して被害を及ぼしたことを謝罪。さらに「徹底した管理監督と指導で再発防止を約束したい」と非を認めた。
ところが、デザイン会社の代表は、この返信は私的なもので謝罪文ではないと指摘。「ホームページやソーシャルメディアなどのチャンネルを介し公式謝罪文を上げていただきたい」と要請した。問題を深刻化させたくない道側はこの要請に応じず、公式な謝罪文は掲載されていないという。
朴槿恵前大統領の親友、崔順実被告一族が五輪利権を獲得しようとした疑惑によって、国民にしらけムードが蔓延したが、6月時点で国民の平昌五輪への関心は40.3%と低迷したまま。五輪成功のためには国民の関心を高めることが重要課題に挙げられており、この花火大会を起爆剤と見据えていたようだ。
江原道知事は花火大会前に「世界最高水準の冬季五輪をつくるため、これまで熱心に準備をしてきたことを今回の花火大会を介して表そうと思う」と意図を語り、期待感をにじませた。
その意図を今回の不祥事はすっかり水を差す格好になった。
http://www.sankei.com/premium/news/170804/prm1708040004-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170804/prm1708040004-n2.html
http://www.sankei.com/images/news/170804/prm1708040004-p1.jpg
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http://www.sankei.com/images/news/170804/prm1708040004-p3.jpg
7月22日に平昌五輪の地元、江原道は花火大会を開催して盛り上げを図ったが、PR画像に盗用疑惑が発覚(ロイター)
http://www.sankei.com/images/news/170804/prm1708040004-p4.jpg
平昌五輪を盛り上げるマスコット、スホラン(左端)とバンダビ(右端)も不祥事続出に気勢が上がらない?(AP)