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2017/08/10(木) 20:08:22.76ID:CAP_USER自身の死去後、中国政府が都合の良い後継者を選んでチベット統治に利用する懸念を踏まえた発言とみられる。今後、高僧らによる議論を始めるとし、女性が後継者になることもあり得ると述べた。
チベット仏教では、すべての生き物は輪廻(りんね)転生するという考えに基づき、ダライ・ラマらの「活仏」が死去した後、生まれ変わりの少年を探して後継者にする伝統がある。
ダライ・ラマは講演で「死の前に後継者を選ぶ方が安定的だ。かつては後継をめぐる争いもあった」と述べ、生前譲位の可能性に言及した。
さらに、「(自身が)90歳前後になる時に大事なことを決めたい」とし、「この1、2年でそのための準備的な会議を開いていく」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASK895V1XK89UHBI02N.html
ダライ・ラマ、中印対立は「対話で解決するしかない」
[ニューデリー 9日 ロイター] - チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は9日、ヒマラヤの国境地帯を巡るインドと中国の長年の武力対立について、対話によって解決するしかないと述べた。
また、戦争は双方にとって破壊的な結果となるので可能性は低いとの考えを示した。
6月半ば、ドクラム高原における中国による道路拡張建設をインド軍が阻止しようとし、中国側がこれに反発して退去を要求。双方の協議は進展せず衝突の危険が高まり、7週間余りつばぜり合いが続いている。この地域は中国とブータンが領有権を主張している。
ダライ・ラマは戦争に勝者はいないとし、対話が唯一の選択肢だと指摘。さらに「今世紀は対話の世紀でなければならない。一方が勝って一方が負けるという発想は古い。隣人の破壊は自身の破壊だ。唯一の解決法は対話だ」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/india-china-dalailama-idJPKBN1AQ0Q3
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170809004533_comm.jpg
ダライ・ラマ14世=AFP時事